突入前夜
お待たせしました。
セラフィーブリンガースの演習が終わった後、総隊長の凛は聖女たち、シンとエドまで呼びた。
「お二人ご苦労さまでした。」
いつもの会議室で、今夜の話は凛のその言葉により始まった。
「うん。」
でも剣成とカミトは冷たい。え?疲れたのか?
「これで安心できる。剣成、あとは任せた。」
いきなりなんの話だか?
「明日突入する。」
え?いきなりすぎるじゃない?
「明日は聖女の力が一番強い時、俺とエドが通過できる穴を維持するには最適の状況だ。」
「でもエドはともかく、あなたはさっきまでそんな激烈な演習をしたばっかり、休まないの?」
シンと一緒に来たクロエがカミトに聞いた。
「グラムの操縦はダイブだから、意識が動かしていても肉体は動かない。長時間の作戦だったら、体は少し硬くになってしまう。」
「カミト、お任せた。」
剣成が何を言うですか?
「それは突入失敗したら、剣成はエクスカリバーの力で強引にその裂隙を封じる事。」
デゥカラガン様は僕に説明した。
いつのまにかその戦略が立てたの?
「初めまして、カノン帝国選帝侯ロティヴァンだ。こちらは妻のファランディナです。」
ふっとまた見覚えがある人がカミトたちに自己紹介している。
どっちもその大会議に参加した人だ。
「初めまして、カノン帝国大公爵であるファランディナ・サンタルシアです。」
「カミトアカギだ。」
「剣成時雨。」
あの二人が返事した。そう言えばカミトの漢字は何だろ、シンは神だから漢字を使わない事が知っている。
「私にも紹介させてよ。カノン帝国遊撃侯爵、ファランシスナ・サンタルシアだ。」
弓を背負って自己紹介している人が大きなテールの髪をしている、でもカミトと剣成は天井を見ている。
そしてカミトは手銃まで構えて天井を狙っている、誰かがそこにいるのか?
「すみません、隠すつもりはない、でも影でお姉様たちを守るのは私の責任ですから。」
ランクレッドの二人が放ったプレジャーが強すぎるかな、一人の女の子が天井から落ちてきた。しかしその女の子がそうやって言っても、剣成は依然その女の子を睨んでいる、カミトは視線でサンタルシアの二人に確認している。
「この子はサンタルシア末妹のファランセナだ。正式な爵位はないが、一応先鋒伯爵の待遇を持つ事だ。」
エドが代わって紹介してくれた。他の国の貴族とも知り合いなのか?
そう思いながらレッド・ギルヘッドがファランディナに敬礼するを見た。
「シンインは元気か?」
「はい、お母様は王都で休み中です。」
「ファランディナ様はシンインお母様の友人であった同時に邪悪神ニンザスを倒した功臣の一人です。」
レカーライヴズ女王のリズが説明してくれた。
そのお母様はエドの妻である事を知った、つまり私的場合女王は本当にエドをお父さんとして見ることだな。
「お姉様。」
「シルベリアも来たの?シルベリアの姉であるシェルフィーよ、よろしくな。」
シルベリアと違う、そのシェルフィーは淡い金色の髪をもつ、長さはシルベリアのより少し短い。失礼な言葉だが、僕から見ると、シルベリアは遥かそのお姉様を超えている美しい。
そしてそのシェルフィーは聖女と神龍たちに挨拶した、自己紹介はセラフィーブリンガースのみんなへの。
それはシルベリアの外見は作られたからかな?
「初めまして、シルベリアです。」
そのシルベリアは剣成に挨拶しに行った。
「剣成・時雨だ。」
「もしよろしければ、一緒に飲ませて頂けないでしょうか?」
「今日はカミトとエドの番だ。」
剣成は自然にカミトとエドの方向に酒で敬拝した。
「その勇気、実に勉強にする価値がある。」
「どう言う意味ですか?」
シルベリアは剣成に聞きたい顔を出している。
「正直、帰らないかもしれん。」
「え?」
僕も驚いた。
危険だと知っているが、てっきり万全の準備があると思っているが、そうじゃないようだ。
「カミト…」
えりなはとても心配している顔でカミトを見ている。
多分行かなきゃだめ?の意味で。
僕の浅い考えが、家庭を持つカミトではない、剣成の方が行くべきだと思う。
あ、剣心がいるな。
「剣成とエクスカリバーがいるこそ、俺が失敗しても心配の必要がない。」
そう言えば最初からそう言った。剣成のエクスカリバーでその裂隙を強引に封じる事が出来る。でもそれは完全に問題を解決できないから、あくまで突入失敗の選択肢だけだ。
でもこの二人が失敗する事は考えられないが、そして僕は穂花さんから二人にお守りを渡したことを見た。
てっきり和歌奈様もお守りを渡すと思ったが、そうじゃないようだ。
「お二人に勝利を。」
和歌奈様は僕をあの二人の前に抱き上げた。
僕の名前はこう言う場合に使うのは違わないが、シンが相手だったらもっといい。
カミトは僕を撫でた、エドはただ和歌奈様に敬礼した。
「では行ってくる。」
おい、隣に遊ぶような口調はどう言う事かよ?
凛が始め、セラフィーブリンガースの誰もカミトに敬礼している。それもそうだろ。
「聖女様、そろそろ時間です。」
そう言えば聖女の力で道を開けると言ったな。
和歌奈様たちが頷いた、自分の聖堂に帰った。
「みんな、準備はいい?」
凛は自分のAIで聞いた。
「いつでも。」
「いつでもいい。」
答えは全部同じだけど、その決心を感じた。
「シン、真正面からのは聖殿騎士団に頼みたい。」
「了解。」
どう言う事?
今デゥカラガン様は和歌奈様と一緒に聖堂に行った。シンは僕を凛に預けた。
それも仕方ない、もう誰もいないから。
「もしできれば、全艦で突入すればいいのに、聖女たちが開ける穴は戦艦の大きさまでには届かない、だからこうやってしかない。」
もう誰もいない室で凛が一人で呟いた。
なるほど、これも仕方ない。
「突入口を開く瞬間、異種は沢山現れるはず、火力が一番強いグラムがなく以上、それは桜とロックオンの表現にかかっている。」
あの二人なら大丈夫だと思う。
だってあの二人はカミトの得意弟子だもん。
多分僕の目が読まれた。
「それもそうだな。」
凛は僕を少し撫でてから立った。
「では行こう、この戦を終わらせるにしよう。」
「ワーッ!」
凛は僕を抱き上げた。
フランセナの爵位は候爵から伯爵に修正しました




