表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
213/216

シンの戦い

お待たせしました

わかっている……あの方は和歌奈お嬢様ではなく、星の王者ギルガメッシュの妻、和奏妃殿下である。


 しかし理性がわかっていても、その顔を見るたびに、俺はどうしてもお嬢様を思い出せずにいられない。


 このアルスに来て、同じ顔の和奏妃殿下を見て、俺はようやく自分の気持ちを確認できた。そうか、いつのまにか、俺はお嬢様を……!


 「うぐ!」


 「変な事ばっかりを考えてるから、こんな簡単な技も避けられないのか!?」


 王は足払いで俺を倒させられて、そのまま俺の右腕をアームロックに入った。


 俺の体重は一般人より重くのは筋肉の量だけではなく、骨まで金属化改造された違法改造人だから。


 しかしそんな俺でも王に軽く転倒させられた。さっきも見たけど、この世界の英雄は一体ーーーー


 「どうやら関節技は違う世界でも通用できるな」


 王のアームロックを徐々に力が増えて、俺の手の限界に近づいている。これはまずい!


 「同じ構造の人類種ですから。でも父上陛下なら、なんでも関節技は通用できるのよ」


 チャルスは冷静に評価した、瑛はドヤ顔でギルガメッシュを讃えた。


 「根から完全違うって事か」


 「陛下唯一の弱点と言えば、それはどんな鍛治技術と材料で作ったもの、なにも陛下に追いつけられない事よ」


 「追いつけられない……本当に規格外の奴だ……」


 「王のことを奴で呼ぶ貴様もね」




 「このままきさまの手を断つのも悪くないが、流石に歯応えが無さすぎ。こんな無様でも(うぃ)の手伝いをできると言えるのか?」


 あと少し俺の手が折るところに、王は失望したような言葉を口にした。


 「さ、させるかーー!」


 王の本気の殺気を本能で感じてしまったから、俺は一か八か、全身全ての力を振って、アームロックされたままの状態で王を高く上げて、思い切り重く叩こうとした。


 「やっとやる気を出たか?」


 ギルガメッシュはニヤった同時に、アームロックを解除し、シンの両手を同時に封鎖して、そのまま回そうとさせた。


 「あれはスピンダブルアームと言う技か!?」


 普通に有った技だが、ギルガメッシュの方は力が溢れるほど感じられる。歴戦のエーカーも滅多にこの技を見た事がなかった。


 「シンの重さでも軽く回転できるとは……!?」


 シンは改造人である事、ロディヴァンはよく知っているから驚いた。


 何回の急速回転した後、ギルガメッシュはシンを空に投げ出した。


 そして高く跳んで、膝をシンの首に当たった。


 「きさまの祈望、思い、そして恋心,ここで断たせてもらおう!」


 「あれはーーー!」


 王の技を見た、和奏は声を上げてしまった。


 「王者(レックス)審判(ジャジメント)!」


 王は手でシンの手と足を変な関節技で封鎖して、膝がシンの首を当たってまま落下する。



=======================




 なにその変な技!?しかし変だけど、あのままだとシンが死ぬよね!?


 「陛下は一体なにを……!?申し訳ありません、ヴィクちゃん。私もまさか陛下はいきなりあの技を放った事を思いませんでした」


 でもあの技は一体……?


 「王の力が強すぎて、どの武器も王の力に耐えられることができないって、ヴィクちゃんはもうご存知してますよね」


 それはもちろん……


 「ですから王は創世の女神様たちから神剣を貰ったまで、唯一依頼できるのは己の肉体しかありませんでした。あの技は何千年前からずっと鍛えてきた王の決め手の一つである」


 ならその大技を食らったらシンはーーー!


 「普通の人類であれば、100%死ぬに違いません」


 シンーーーーーー!


 呑気に怖い言葉を口にした和奏妃殿下に、僕はシンの名前を大きく咆哮した。


 「ですが、私たちは知っています。ヴィクちゃんの主である彼は、普通の人類ではありません」


 あ!


 そして僕がシンの呟きを聞こえた。


 『重力……反転』


 シンの体に淡い紫の光が閃いて、王の降下態勢が急停止させられた。 


 そしてシンの首は王の膝から逃げられて、それをきっかけに王の封鎖を解除できて、無事に着地出来た。


==============



 「きさまはその剣の力で飛べる滲み出すものを撃墜したのは知ってたとは言え、まさかこの俺様の技も反転させられたとはな」


 「今回だけは……あのバカ犬に感謝しないとな……」


 王の大技から逃げられたが、シンが既にダメージを受けたのは変わらない事実だ。


 「今回だけは讃えよう」


 再び構えたギルガメッシュに、シンはゲッカビジンを手にして構えている。


 「やめろ!シン!エーカーの剣ですら陛下に届けなかったのに、お前は無理だ!」


 タイマーはそんなシンを見て、叫んだ。


 「もうわかっている……拳であれば、俺は万が一の勝算ですらない。しかしお嬢様の信頼の証であるゲッカビジンがあればーー」


 「浅い考えだな」


 シンが反応できないうちに、ギルガメッシュはシンの極近距離まで入った。そこまで近つかれたら、さすがに剣を使うまい。


 「まずーーーー」


 シンは急いで距離を取りたいけど、腹は既にギルガメッシュの拳に当たられた。しかも一撃だけではなく、ギルガメッシュは連続の重い拳を打った。その攻撃を受けてしまったシンは、体が浮くほどになっている。


 「陛下!」


 おそらくギルガメッシュの殺気を感じられてしまったから、和奏はギルガメッシュを呼び止めさせた。


 「何か?」


 「どうか彼にご容赦を!」


 和奏の予想外の行動に、ギルガメッシュは少々意外な顔になった。


 「まさかきさまは俺様を裏切ったのか?」


 この瞬間、ギルガメッシュの殺気は倍以上増えた。


 「断じて違います!私は何かあっても、陛下の妻であります!しかし、どうかあの子の面子で!」


 「あの子……?」


 「そうか。あのちびっ子も何処かでこっちを見ているってわけか」


 他の誰も訳がわからない顔になっているのに、ロディヴァンだけは何かわかったように頷いた。


 「ま、まさか……!?しかしなんて……?」


 ギルガメッシュの進攻は停止したが、片手でシンの首を握って引き上げている。


 和奏の口から言い出した言葉に、シンも驚いた。


 「ならばこの技で最後の審判を決めよう」


 ギルガメッシュはもう一度シンを高く投げ出す、そして跳んでシンの足を固めた。


 「じゅ、重力はんーーー」


 「この俺様は同じ逃げ手をさせると思うか?」


 ギルガメッシュは自分の足でシンの足を固め続く、手をシンの口と顎を握って、シンの言語能力と頭を封鎖した。


 「あ、あれはーーーー!」


 今回一番先に声を上げたのは瑛だった。




 山河震動業火辰星(ヴィーバアルス)




 おそらく今のアルスには王を除いたら、この技を実際見た存在はいないだろ。


 英雄の血縁が強いのは基本能力から他の存在よりずっと強いだけではなく、その血が持っている記憶も当然のように子孫まで伝承している。


 だから瑛にとって、あれは誰よりも知っている技である。


 星の数のようにいた英雄の中でも、ギルガメッシュと素手でやり合える存在はただ一人だった。


 ギルガメッシュの王者(レックス)審判(ジャジメント)と対抗できるため、そしてアルスの未来のために祈りを込めて、エンキドゥはこの技を会得した。


 そう、それは瑛の父、エンキドゥの技であった。


 「有罪か無罪か、ここで決めさせてもらおう」


 技の落下速度は更に一段増えて、ギルガメッシュはどうしてもシンを殺したいのような勢いで落ちて行く。


 このままだとシンは必ず死ぬ、この場にいる誰でもそう思っている時、奇妙な声が響いた。


 『もちろん無罪だろ(でございます)』


 「え?」


 「光……?」


 訳がわからない光が王とシンを包まれ、その落下の勢いを止めさせた。


 「うぅ、うぅうぅ!(こ、この声は!)」


 王は依然シンの口を封じ込んでいるから、シンはうまく言葉にできない。


 『父上陛下!お客さんになにをするんです!?』


 「こ、この声は、エ、エミリー殿下!?」


 ジェナーダは信じられない顔を出した。


 『王よ、ここは器量を示すべきですよ』


 ……


 光が二人を地面にゆっくり降ろした後、巨大な人形に化けて、はっきりした姿が現れた。


 「そうか。これはきさまの神剣か?」


 ギルガメッシュはシンを解放し、立ってその巨大な人形を睨んでいる。


 『俺/私、二人で一人の神剣使いであるらしいが、今はまだ慣れてねぇ(ません)』


 「なにその変な口調かよ……」


 エーカーは無気力のようだが、ツッコミをした。


 「父上陛下!」


 人形の手のひらに、光が集中して、エミリー王女になった。そしてエミリーは手のひらから降下して、ギルガメッシュを頬を膨らんでじっと見ている。


 「きさまらがここにいるって事は、(うぃ)からの課題に結果が有ったと言うのか?いや、単に今我が娘の目だけで、十分成長したと言えるだろ」


 「父上陛下!どうして客たちにこんな酷い事を!」


 ギルガメッシュが讃えるにも関わらず、エミリーはギルガメッシュを強く質問している。


 「おい、骨野郎と眼鏡野郎、いつまでそんな高さで見下ろすつもりか?」


 ギルガメッシュはエミリーの問題を無視して、目線は人形の頭に向いて、少し不満のようだ。


 「陛下を謁見します」


光がエドになって、ギルガメッシュに少し頭を低くして敬礼する。


 「って?」


 エドが降りたから、人形の外見も変わって、貫雷魔剣(グラム)の様子になった。変形が完了した後、カミトもコックピットから降り降りて来た。


 「どうやらこの俺様より、我が娘はよっぽどきさまらの言葉を聞き入れそうじゃねぇか?ならば今我が娘の質問もきさまらに任せようと思ったが」


 「おいおい、父親はお前だろ?嫉妬にもほどがあるでしょう。妻ならともかく、せめて娘は大目にしようよ」


 お前で呼ばれたから、一瞬だけで、ギルガメッシュの顔は不快か閃いたが、すぐいつもの威厳があるポーカーフェースに帰った。


 「さっきまでこっちにいなかったのに、本当にわかっているの?」


 エミリーは疑い目でカミトを見た。


 「なに、簡単な話だ。簡単に言うと、王は自分の妻を愛しすぎて、シンを許せないだけだろ?」


 カミトの口調はあまりにも軽すぎるから、エミリーは信じられないのようだ。


 「なんて?」


 だからエミリーは頭を横に傾く。


 「失礼な話になりますが、シンがアースにいる時、仕えた主ー綾崎和歌奈様、その外見だけではなく、雰囲気や仕草も妃殿下とまるで同一人物だと考えずにいられないほど似てます故、シンが自分の気持ちを抑えられなくなってしまうかと」


 カミトの説明を補足するため、エドは少し詳しく説明した。


 「私のそっくりさんもいるから、母上殿下のそっくりさんがいるのも怪しくないけど、そんなにですか?」


 「はい。実は、我が星ザッドには事情があって、和歌奈様を聖女として召喚した事がありました。その時から、和歌奈様は我が星ザッドの紫の聖女を担当することになります」


 「だからエドまであの和歌奈さんに敬意を持つわけですね」


 「はい。和歌奈様の信頼のお陰で、私は再び人の世に戻れました。今カミトが持っている「神龍剣ー月の制裁」もあの時和歌奈様より賜われたものです」


 「母上殿下も似たような事をしたね」


 「え?」


 「なんの話?」


 「この前、母上殿下はエンキドゥに拉致された事を話したよね?」


 「はい?」


 「最強の英雄二人の戦い、母上殿下でも波及されてしまった。重傷の母上殿下を治療する為に、父上陛下は神剣を母上殿下の体内に封して、その力で母上殿下を治った」


 少し止まって、エミリーは語り続いた。


 「そして父上陛下は深く寝るようにした」


 「何千年ぶりの休みですから。しかしそんな時に、滲み出すものの氾濫が始まったので、母上殿下は父上陛下を見つけ出して、神剣の力を帰還したって、私たちにはよく聞いていた話です」


 瑛とエミリーの説明で、チャルスは理解したと頷いた。


 「そんな古い話はよい、きさまらの母親を見ろ」


 ギルガメッシュは娘二人の会話を中断した。みんなはギルガメッシュの言う通り和奏を見た時、和奏は既に頬がとても赤くなっている。


 「うぅうぅ……」


 「とりあえず、だ。この一戦で色々な事をケジメを付けさせたかったが、きさま二人のせいで流れてしまったな」


 「申し訳ございません」


 エドはギルガメッシュに頭を下げて謝った。


 「どんなケジメは知ることじゃねぇか、この試合は間違いなくこいつの敗北だろ」


 カミトは親指でシンを指して言った。


 「おい!カミト!」


 シンはカミトの発言に不満がありそうだ。


 「お前は王を勝てる機会万が一もないだろ?さっきも劣勢ばっかりで、俺とエドでなかったら、今のお前はもうただの死体になっているぞ」


 カミトの冷静かつ無情な分析で、シンはまた何かを言いたいのようだが、なにも言い出せなかった。


 「きさまは本当にわかっているのか?」


 ギルガメッシュはカミトに厳しい口調の質問を送った。


 「たまたま敗北の意味を知っているから」


 「……さすが狙撃兵と言えるのか?」


 ギルガメッシュは悔しそうにカミトの話を同意した。まさかこうあっさりに見破られたとは、さすがのギルガメッシュでも少々驚いた。


 「それ、どう言う事?」


 カミトとは違って、シンはまだ知らないのようだ。


 「これからきさまに任せるのは失敗を許せない事だ。もしきさまはそんな生半可な気持ちだったら、こちらは困る」


 「俺とエーカーはともかく、君とカミトは?」


 「俺と彼は色んな失敗が有ったから今はここに立てる。しかし和歌奈様の話によると、シンがその力を手に入れたから、失敗と言える失敗は有ったが、敗北とは言えない。おそらく王もあの子からそれを知っただろ」


 「さっきから言っているあの子って一体……?」


 「シンと関係ある事から考えれば、あの犬と言う生物しか無いな」


 「犬はそんなに稀有な生物ではないと思うけど」


 「そうか、この世界はアースと同じだそうだ。けど俺がいた世界、ザッドは犬と言う狼の進化はなかった」


 「そして俺とエーカーの世界は熊がいないぞ」


 「え?そうなの?てっきりーー」


 「つまりあの子って、犬なの?」


 「ああ、アースでポメラニアンと呼ばれる種類だ」


 「まあ、きっと可愛いですね」


 どうやら瑛にはポメラニアンの知識がありそうだ。


 「あ、もしかしてこの前、母上殿下はそのポメラニアンと交信したの?そこで私の事を教えたって」


 「あ」


 瑛の質問に対して、和奏はただ無言のまましか出来なかった。


 ドン!


 突然、さっきまで晴れた空はいつの間に暗くなった。そして強烈な雷撃が王宮の一番高いところを命中してしまった。


 「到底間に合わなかったか」


 ギルガメッシュはこれはまずいって顔になったから、周りも余計に緊張をしてしまう。


 「俺とエドはしばらく別行動になるが、今こいつらは王の部下として働けるだろ」


 「おい!カミト!」


 カミトの発言で、シンはまた何かを言いたいのようだ。


 「お前たちは王に負けたから、この一戦、王の指令を従えばいい、では」


 「おい、例の時はわかるよな」


 カミトとエドの行動に、ギルガメッシュでも驚いた。念の為、ギルガメッシュは確認しに声をかけた。


 「御意」


 ギルガメッシュのわけがわからない言葉に、エドは敬礼した。


 「ではこれから(うぃ)の采配に従ってもらおう。エミリー!きさまは衛士の野郎たちと共に王宮人員の避難を!」


 エドとカミトの返事をもらったから、ギルガメッシュはすぐ色んな命令を下した。


 「はっ!」


 「瑛と槍の野郎、そしてジェナーダと魔法野郎、きさまらはゲイトの警備を!」


 「御意!」


 「太刀野郎は謁見庁での迎撃だ。そしてきさまはーー」


 ギルガメッシュはシンに示した方向に、明らかに怪しい蒼い光が閃いている。


 「えっと……」


 「さっさと行け!」


 シンはまた反応してない時、ギルガメッシュは強烈なキックでシンを飛ばせた。


 「ですから乱暴は駄目ですって」


 「それは悪かった。だが今は一刻の猶予も許されない状況になった。月光(ムーンライト)はいつまで保てる?」


 「正直に申すと、あまり長く無いです」


 王の真剣を感じたから、和奏も真剣に真実を答えた。


 「これは俺様のせいだったな。なら俺様の側に離れぬように」


 「御意」


====================


 さすがカミトとエド様だ!


 「ヴィクちゃん、本当に申し訳ありませんでした」


 え?この水は……ひ、妃殿下!?泣いてるの!?


 「だって、大切な人が消えそう恐怖、私はヴィクちゃんに感じさせてしまったから……」


 いえいえ、どんでもない事!結局誰も無事でいいよ。しかしさっき見たあの雷撃は何かの信号かな?


 「あれは……世界の核から氾濫してきた悪意は既に王宮に集中している信号です」


 えええええええええええ!?


 「元々王宮はそう言うデザインにしたのですから。忘れあるまい、王も神剣の担い手です」


 あ、つまり光子を追いかける特性を利用したって事?


 「やっぱりご存知ですね」


 これでも熾炎天使(セラフィーブリーンガース)と一緒に長くいたからね。それより、これからどうしよう?


 妃殿下は少しどう説明する事を考えた後。


 「みんな、頑張って!」


 ……わーん!わーん!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ