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襲撃

お待たせしました。

ワーッ!


これ、美味しい!


美味い物を食べながら声が上がったの僕であった。


「よかった、みんなの口にも合っているようだ」


今は食事をしている、これを準備したのはレイコさん。支援兵科だから、これも職務範囲内のようだ。


「あなたが料理したわけじゃないよね」


「はい、私はただ指示を出て、プロに任せただけです。食も大事な任務ですから、三つ星ほどではないが間違いなく腕利きですよ」


レイコに褒めてくれたかもしれない、シェフが微笑んでいる。


「私たちが学校での模擬戦の時はえりなが担当していたのよ」


奈美さんが何かを思い出したようだ。


「学校?」


「はい、軍士訓練学校です。私たちは凛と同じクラスだった」


「カミトたちは?」


「彼らはランクレッドだから、別の訓練基地で厳しい訓練を受けた」


つまり訓練内容は違うことね。


「具体的な内容は?」


「私たちは専門と学識科目且つ体力訓練の感じで、彼らは殆ど戦技科目だった。確か,格闘、射撃、潜行、爆破、空降、水下戦闘、PAWS戦闘、戦闘器械の操縦訓練何と無茶苦茶な科目でした。カミトは狙撃とマークスマン工作まで訓練を受けた」


えりなからの説明でわかった。


これ、一般の特戦兵を遥か超えているのよな。


「緊急警報!不明物四つが接近中、敵と判断し、各員、ご準備を」


「敵!?」


一人の聖女が怖っている。


「まあ、想定内の事ね。星間軌道は星辰龍を避けられる道だから、自然に他の物も利用している。さらに私たちは聖剣と魔剣の光子エネルギーを利用しているから、奴らに狙わないわけがない」


凛が冷静に説明しながら同時に剣成とカミトにウインクを送った。それを見た二人とえりなはすぐ行動した。


「切り札なのに、最初から使うの?」


玲さんは僕の疑問を凛に聞いた。


「私たちは任務完了までみんなの安全を守らないといけないので、勝率が一番高い行動を取るだけ」


「でもそれも他の人の経験を奪ったになったじゃない?いくらあの二人は無敵だとしても、いつか退役になるに違いない」


「それはあの二人の判断だ。あくまで彼らは兵科長だから、下はどうやって教育し維持するのは彼ら自らの判断で、私は干渉しない」


それもそうだな。あの二人はただの兵士ではない、兵科長だ。だから凛の命令はあの二人に出す、あとはあの二人の判断だ。


よく周りを見ると、食事をする人が減っている。


「じゃあなたは指揮を取らなくて大丈夫か?」


「本当に厳しいなら、指揮室は既に私を呼ぶになるはずよ。でも今まで連絡はない、つまり、現場の判断で対処できることだ」


流石に戦いのスペシャリスト、中国語の臨危不乱ってこう言う事だよね。


え?なんて僕がこんな難しい言葉を知ってる?それはシンが読んだ本から見たから。


安心した同時に、大きな震動があった。


「何かあった?」


何人の聖女様が驚いたが、凛は依然冷静に状況を確認している。でもその前にえりなからの連絡が来た。


「凛、新種の機龍だ」


えりなからの連絡で凛のAIが戦闘画面を映んでいた。


「先頭の黒い奴に重甲機龍型、後ろにいる三機に光線機龍型を仮に名つけた」


その名の理由すぐわかった。こちらからの攻撃は全てあの重甲機龍型が引き受けている、後ろの光線機龍型が凄い威力の光線で射撃している。


「剣成、カミト、行けるか?」


「問題ない」


二人から簡単に答えた。


それだけであの二人が負ける気がしない。


「えりな、バックアップをお願い」


「はい」


えりなの方から信じられない速さでキーボードに資料建てているの音が聞こえる。


「近接戦なら、剣成が負けるわけがない。射撃戦なら、カミトが負けるわけがない。こちの戦い方をコーピーだけで私たちに勝てるわけがないだろうか!」


珍しい凛から強烈な感情を流れている。


「やりなさい」


そして冷徹な声で命令を出した。


それから剣成の機体が重甲機龍型に近接戦を挑んだ。


「貴様らに見せてやろう、守護聖剣(エクスカリバー)の力をな」


貫雷魔剣(グラム)を舐めるなよ」


あれは聖剣と魔剣の正式な名前なの?


量産機の短剣式ショートソードと比べると、かなり強そうな名前だな。


速い、聖剣の動きを見た誰もそれしか言えない。


あれは機械の動きに思えないほどの速さだ。


瞬間、重甲機龍型が圧倒された。


「反応時間が0.1秒だけだと…!」


シンはモニターを見て信じられない言葉を吐けた。


それを聞いた凛は何の反応もない。


僕には分からないが、それは時雨剣成の限界ではない気がする。でももう0。1秒になったぞ、人間がこれ以上の反応速度がないはず。


剣成が重甲機龍型を圧倒している同時に、カミトが凄い射撃火力を発揚している。


三機の光線機龍型は総合6つの光線砲があるが、グラムが一機でそれを圧倒した。


グラムの肩装甲は無駄に大きくしていると思ったが、それも武器であった。射撃攻撃ができる子機が分離して攻撃している。


「よし、トドメを刺す」


カミトの声と共に、グラムの両手が胸から伸びている砲口の弾道になった。


それを見た剣成はすぐ退けた。


そして、実際見ても信じられない強烈な光が発射した。


「光に消せ!」


カミトの吶喊と共に四機の機龍がその光に呑まされて消えた。


かっこいいな。


「残り反応なし、状況終了」


えりなからの通信、聖女たちが安心したようだ。


何かのフラッグになってしまうと思ったが、そのような事は無かった。


「剣成、カミト、しばらく警戒したら帰還するように」


「了解」


凛が命令を下したから食堂から離れた。


あの二人さすがエースど言うだな。


「多分私たちはあの機龍に敵わない」


デゥカラガンが呟いた、その近くの神龍も同意した。


「その連続射撃できる光線の攻撃力を耐えられないからな」


一匹の柴犬が喋った。


「最高の防御力を持つお前も耐えられないなら、俺らは言うまでもないな」


ドーベルマンが喋った。


「一番目が高いあなたはそう言ったのは珍しいな」


「俺は普段傲慢だとしても、事実は変わらないから」


「あの柴犬は震地龍、ドーベルマンは融蝕龍。地の聖女と蝕の聖女に従っている神龍である」


「そうですか」


僕はわかった。神龍は自分の性格と似てるこの世界の生物に化けて聖女たちと生活する。

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