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少しの休み

「あら、ヴィクちゃんも来たの?」


和歌奈お嬢様は医務室に入った。彼女を案内しているのはレイコ。


「ワーッ」


「よしよし。」


お嬢様は僕を撫でた。


「和歌奈様から始めか。」


「身体検査は当然なこと、それは理解できています。」


「感謝します。レイコ、始めようか。」


「はい、和歌奈様、こちらへ。」


「あの、様付けはやめてほしいな…あなたは私より年上だよね。」


「それもそうですね、お兄さんが三十五、私も三十三になっていた。うう。時間は残酷だな。」


「い、いえ、私はそのつもりではない…それに、赤城さんは全然そんな年に見えない。」


荒いて解釈しているお嬢様が可愛い。


「ありがとう、わかっていますよ、では、口を開けてください。」


「あー」


「喉が大丈夫、歯も綺麗ですね。」


「続きは心音で、少し服を脱いてね。」


「はい!」


「私より大きい、かな。」


「赤城さん!どこを見ているですか!」


「やっばりレイコっていいよ、赤城さんを呼んだら、なんかお兄さんが変態ぽっい。」


「あ、はい。」


確かに、先の会話では、カミトが変態に誤解されたのも問題ないだな。


「よし、続きはこちらへ。」


「遅い。」


もう一人が入った。


それは音の聖女,遠藤玲。


「ここは医務室だよね、なんてここに犬か?」


「ワーッ!」


「ヴィク!」


「この子はもう検疫合格し消毒もう完了。しばらくなら大丈夫。」


「北上さん,あなたは世界でも名を馳せている有名な医者,あなたの判断なら、わたくしには文句がない。」


「ありがとうございます。」


世界?ガーディアンスは名を知らないはずじゃ?


「私は特例です。私の先生である龍田医師はガーディアンスの伝説外科医だ。彼は弟子求めから、世の中で回っている。私はまた普通の外科医の時,先生と出会った。」


多分僕とシンの目線を感じたから、北上は自分のことを語る始めた。


「そして彼はあなたを弟子にした、そうじゃない?」


「それは縁ってことだ。」


「普通の外科医?」


レイコの声が出ていた,そして少し笑っているような気がする。


「北上先生はその前に既に有名な医者だったよ。」


「レイコ?」


なんて北上まで疑問符?


「龍田先生から教えたよ、龍田先生と北上先生が出会った時のこと。」


「なぜ先生はそんなこと…」


「北上先生とお兄さんの名のおかげて、私は龍田先生の下で勉強できるようになった、その時で教えられたよ。」


「う…」


あれは恥ずかしい思いか?北上はとても恥ずかしい顔が出ている。


「あなたはカミトの妹さん?」


多分お兄さんと聞いたから、玲はレイコの名札を見て聞いた。


「そうですよ。はじめまして、赤城レイコです。」


「カミトと全然似てませんな。」


「よくそう言われていますよ。」


「そうですか、わたくしは遠藤玲よ、よろしく。」


「はい、お兄さんから聞いたことがありますよ。」


「彼はどんな風にわたくしを描くのか?」


「はい、わがままお嬢様な人って。」


「やっばり…」


玲さん,あなたはそんな感覚だから、当然な評価だと思うよ、


失礼だけど、僕は心でカミトに賛成した。


「北上先生、大丈夫?」


「う、少し昔のことを思い出した。レイコ、私は補給のチェックしに行く、ここは任せた」


「はい!」


「補給?」


「はい」


「なんて医師はそんなことを?薬のことか?」


「北上先生の執務は支援兵科長よ。だから全ての補給は彼が管理していますよ」


「医師だけではないか?それより、支援兵科は?」


「部隊の運営するために必要なこと全てする、それは支援兵科よ」


「てっきりカミトのような人ばっかりと思った」


「お兄さんと剣成さんのように最前線で敵と殴り合うのはほんの少しだけです。セラフィーブリンガースのメンバーは三百人超えが、戦闘兵科は三十人,狙撃兵科も五人だけよ」


「十分の一か、少なすぎると思わない?」


「仕方ない、少数精鋭で戦うのガーディアンスにとって、これは必要なことです。確かにトワイライトレイヴンも同じですよね」


「確かに,指揮官と支援官と他のバックアップメンバーは百人以上いるけど、実戦は俺たち七人だけ」


「つまりこの少数精鋭の人たちは一騎当千の強者ってことだな」


「お兄さんと剣成さんはセラフィーブリンガースの八割以上の任務をこなしていたんですよ」


「あの二人は強すぎか?他の人が駄目すぎか?」


「遠藤さんはもうエクスカリバーとグラムのことを知っていますよね。ならば答えは一つですよ」


「強すぎるよな、あの二人は」


「でもロックオンぐんと桜ちゃんもいい戦士になっていた」


あの二人のことね。確かに強い。あんな突発状況でも冷静で戦えていた。カミトのようなデタラメではないが、確実な実力を持っている。


「北上先生の専門は外科、あなたも外科か?」


「いえ、私は内科,そして理学療法士です。兄さんはグラムがあるから、外科は必要がない」


「だから肉体のメンテナンスを主にするのか?」


「はい、その通りです。私はえりなお姉さんのようになれないから、今の執務を選んだ」


「あの通信兵科長か?そう言えば、なんて通信兵科は独立しているか?連絡事項だけではないか?」


「いえ、技工兵科はハードウェアを管理すると言ったら、通信兵科はソフトウェアを管理する兵科です。そして戦場での情報支援も通信兵科の任務です。さらにハッカーも任務の範囲になっています。えりなお姉さんなら、アメリカの機密情報一分もかかっていないで取れたのよ」


え、あの優しいお姉さんがそんなに強い?


正直,カミトより無茶苦茶。


多分玲も僕のように考えているから、小さい声でツッコミしている。


「今ガーディアンスの対異種用光子コードはえりなお姉さんが建てたのよ。それにお兄さんと剣成さんを支援できるのもえりなお姉さんだけですよ、他の通信兵科はあの二人の反応速度に及ばない」


僕はあの二人とシンのことを思い出した。


シンが攻撃する前に、時雨は迎撃態勢になった。そしてそれを感じたカミトはシンの拳が出る前に手銃を出した。


それは反応早いって説明できないほどの反応速度。あの二人はレッドと言う者を知っているけど、そんな動作は怪しすぎる。


僕はプロじゃないけど、それくらいは分かっている。


「そう言えば、レッド一体何?」


「それ,私も知りたい」


和歌奈お嬢様は戻ってきた。


「和歌奈さん,もう完成した?」


「はい、よろしくお願いします。」


「レッドは最高級戦闘兵の通称です」


「それはもう教えられたわよ、私たちが知りたいのは、そのレッドの真実」


レッドの真実?


「一言言えば,弱き者の盾です。レッド自体は兵のレベルなものだけだから、具体的には描く難い。同じレッドでも大きな個体差がある。基本的には独立作戦のエリート。」


「そうですか」


どうやらレイコからもうこれ以上の情報はない。


「玲さんの番です」


「面白いわね」


「はい?」


「あの凛はあなたたちは信じてくださいと言ったけど、私たちが知りたい情報は一つもない、それはどうやって信頼関係を築くの?」


「それはあなたは間違い相手に聞くからだ、玲様よ」


「兄さん?なんてここに?」


カミトが医務室に入った、そして多分玲の愚痴を聞いたから、そのまま答えた。シンはカミトを見た瞬間立った。どうやらまだ認めていないようだ。


「ならあなたが答えられるでしょう」


玲はとても険しい表情でカミトを見ている。


「それはあなた様の検察完了からのことだ」


「はいはい」


玲様はレイコに付いて行った。


「私から聞いてもいいですか?」


和歌奈様は玲様が消えた後すぐにカミトに聞いた。


カミトは頷いた。


「あなたの射撃能力はレッドの普通レベルですか?」


「あの,和歌奈様,俺と剣成は特別なこと、既に凛から聞いたと思うが」


自分が特別だと言う人本当にいるなんてと思うけど、カミトがやった事から考えば納得し得ない。


「それもそうでした。では改めて聞きます。あなたはどうやって照準しますの?」


なんてお嬢様はそれを聞きたいの?


「想像」


「想像ですか?」


和歌奈お嬢様の声は少し驚いたようだけど,ほっとした気がする。


「そうだ、銃から目標までの弾道をイメージして、そしたら自然に命中できる」


やっばり無茶苦茶な、この人は。でもその説明誰か分かれるか?


「やっばりそういうことですね」


ええええ?お嬢様は理解できますか?先の説明を?


「私は弓道をやっている時も時々そんな景色を見えるようになっている」


「俺も和歌奈様は弓道の名手と聞いたことあります」


「いえ,カミトさんと比べたらなにもならないですから。カミトさんの弓も銃と同様素晴らしいと聞いてます」


「いえいえ,俺の弓なんては目に入れないものですよ」


この二人はいつまでお互い謙遜するの?


「あなたは他の男に興味があるのは初めて見たわ」


どうやら、玲様も検査完成した。


「そう、揶揄わないてよ、玲さん!」


「でも気持ちはわかる」


「え?」


「わたくしもお兄様以外の人と音楽の話をする時、特に退屈になっている。あなたの弓は同じ年の人と比べたらかなり上と聞いた。だからわたくしはあなたの気持ちを理解できる」


え?玲様が兄を持つなの?


「多分あなたの言う通りかもしれない。ごめんなさい、カミトさん、私も熱すぎて、迷惑かけちゃったすみません」


「いえいえ、俺も」


「お兄さんと同じ高度で射撃のことを話せれるのは本当に珍しいよ」


いつの間にレイコも帰った。


「射撃の話もう良いか?」


「はい、私と同じ世界を見ている人がいると聞いたら少し安心できた」


和歌奈お嬢様はほっとしていた。


「じゃ、わたくしからの問題だ、あなたたちレッドは何人いるの?」


「全部は四十人、今ここにいるのは三人」


「あなたと時雨…もう一人は?」


「ロックオンもレッドだ」


桜と一緒に戦ったあの兄さんか?


おそらくシンも同じ事を考えた。顔はわかりやすい。


「あの人はあなたと時雨のように見えないわ」


「だから言ったはずだが、俺と剣成は特別だ、何しろ俺らは十年以上実戦経験を持つレッドだ」


「十年以上のレッドは少ないですか?」


「レッドの任務はいつも最も激しいかつ危険な戦場へ行くからだ」


今はなに?ロックオンが医務室が入った。タイミング丁度良すき。彼が着ている服はあの日の戦闘服じゃない、カミトと同じ赤い制服だ。


「何かあった?」


「いえ、教官はなかなか帰って来なかったからマミはここにいる可能性があると言って、探しに来た」


「で?」


「はい、狙撃兵科の物資はもう運び完了」


「それくらいAIで連絡していいじゃないか?」


「いえ、そうもいけません、これをサインしてください、確認の書類です」


ロックオンは一つタブレットをカミトに出した。


「わかった」


「レッドはいつも最前線で戦っている、だから死亡率は高い、今のレッド、十年以上働いたのは手で数える程です」


カミトはすぐサインした。てっきりロックオンはそのまま帰ると思ったが、まさかそのまま会話に加えている。


「ならあなたもそうだか?」


「はい、教官と共にあらゆる戦場に参った」


「ロックオンは一人でも任務を行けるぞ」


僕たちにロックオンを舐めしないようにカミトがフォローした。


「教官というのは?」


「レイコと北上さんの関係と同じ、ロックオンは俺の弟子だ」


「その師弟は普通なの?」


「多くないけど、少なくないぞ。力ある者を有望者を指導して、続きの力ある者をさせるの正常だろう」


「それもそうですね」


和歌奈お嬢様は同意して頷いている。


「才能なし奴はいくら教えても無駄よ」


「それは同意だね」


まさかカミトは玲の悪口を答えた。


「え?」


和歌奈お嬢様は驚いたようだ。


「確かに才能なし者は先俺と和歌奈様の会話のように周りが理解できないようになってしまっているから、少し弟子選んだ。ロックオンは俺が選んだ弟子だ、空間認識能力は俺以上かもしれない」


「教官、射撃であなたを超えられる人は存在しない」


「ここで満足することはない、もっと前に進めなければ、それは死と同じだ」


「はい!ご教示、ありがとうございます!俺は教官を目標として、もっと頑張ります」


「仕事に帰ろう」


「はい!」


「仕事って、あなたは?」


「狙撃兵科は五人だけから俺の仕事はあまり多くないから。それに先の紹介会議で答えられなかったことは全て俺に委任した」


そうか、そう言う事か。


「先から聞きたいけど、なぜ狙撃兵科は五人だけでも兵科に建てられる?」


「簡単から言うと、俺たち狙撃兵科はハンターだ」


「ハンター?」


「戦場を観察しながら、戦友を援護し敵を殲滅するは主な任務だから、それを上手くできる人はあまりいない、だから精鋭揃い主義になった。そして潜入任務も狙撃兵科の範囲だ」


「何となくわかりますね」


和歌奈お嬢様は同感したような頷いた。


「だから人が少ないのか?」


「そう言うこと」


「ねえねえ、なんてここに止めているの?検査は?」


多分もう待てない、他の聖女たちも医務室を入った。ところで、この医務室は広過ぎだろう、聖女十二人とシンとカミトとレイコまで凄い余裕がある。


「みんなごめんね、カミトと話してからつい時間が忘れちゃった」


「じゃ、続きは私!」


星野さんが手を挙げていた。


「こちらへどうぞ」


レイコは星野さんを案内している。


「何か話しているか?」


森井さんが興味深い目で私たちを見ている。


「俺のこと」


そうだけど、色々省略すぎて変な話になったじゃねえか!


ほら、やっぱり森井さんは変なのって顔でこちを見ている!


「あたしもPAWSを乗りたい、できるかな?」


でも言っていることは完全別の事。


「実際で動くことは無理だけど、コックピットで模擬操縦するのは可能だ」


「やった!じゃお願いしますよ」


「わかった、他もしたい人がいるか?」


まさか和歌奈様まで手を挙げている。


「シンからPAWSの話があったから、少し興味があるようになってきました」


「お嬢様!」


シンはやっと声を出した。


「ならば安全についてはお前にお任せた。PAWSの操縦資格を持つと言うなら、できるだろ」


カミトは簡単で無視した。


「そもそもPAWSはそんなに簡単で俺たちに乗れるものか!」


「許可を得ている。凛はもし聖女たちはその気があったら構わないっと言った」


流石総隊長さん,ここまで予想している。


「お願いします」


穂花さんもカミトに願っていた。


多分PAWSに乗るはとても特別な経験だから,玲様まで試したい気がしている。


「ではまた問題あるのか?今のうちだぞ」


「あなたとあの通信兵科長は夫婦と聞いた。どちらから告白の?」


まさか玲さんはそんな問題を聞いた。


「俺からだ」


そしてカミトもあっさり答えた。


「喧嘩したことある?」


「ない」


「うそ!」


うん、夫婦は喧嘩したことないは素晴らしい。


「それは本当よ」


いつのまにか出たレイコが答えた。


え?


「それは相性ぱっちりと言うことかな、お兄さんとお姉さんはもう言葉がなくても通信できるようになっている。」


「私の話ですか?」


うわ!出た!


話の主役えりながここに来た。


「どうした?」


「もうすぐ出発するから、多分ここはあなたのせいで混んでいるから、私は協力しに来たわよ」


全くその通りですよ、えりなさん。


「とりあえず、まだ検査してない聖女さまたちはレイコについてください。レイコ、任せた」


「はい!」


カミトは無言のままだから、えりなはここの指揮を執った。レイコも彼女に従っている。これはあの総隊長に次カリスマだ!


「まあ、えりなはこの部隊にとっては副隊長みたいだし,そしていつも俺と剣成を命令することが慣れているから,これも当然なこと」


僕の目をわかるような、カミトは説明した。


「あなたが呑気すぎるから、私は頑張らないと」


「ありがとうな。じゃ、もし問題ないなら、俺はハンガーに行くぞ」


カミトは聖女たちを見回ってから、誰も問題ないを確認したから離れた。


そしてその前にえりなとキスした。


僕と聖女たちはしばらく何も見えなかった。


「ハンガーは何かあった?」


ようやく視力回復できた、玲様はえりなに聞いた。


「会議で言った通り、この船の動力源はエクスカリバーとグラムの光子エネルギー、だからカミトと剣成は機体を操縦しなければならない。星間軌道に乗ったまで二人はそこに居なければならない」


「レイコさんから聞いた、あなたは一分もかからないアメリカの機密情報を取った?」


「そんな昔のこと…」


「本当のことか?」


「はい、あれはあるテロリストの情報を掴むため、私はアメリカの国防資料庫を侵入した」


本当に無茶苦茶な人だな。


「そのテロリストの資料ガーディアンスにはないか?」


「特に取っていない、あの時私とカミトは中東地域である任務を行っていた、けどある国の姫は拉致された、私はその姫と同じ飛行機にいたから、カミトに連絡して、アスカロンで救援行動をした」


「アスカロンは何?」


「ガーディアンスの飛行機に変形できるPAWSです,私は当地のクラウゼ隊経由してアメリカの資料を取ってカミトを支援した。最後カミトは姫を助けた」


「よかったね」


『全艦、私はセラフィーブリンガースの総隊長、大和凛です、本艦は間も無くザッド世界に向かう、みんなは自分の勤務を最終チェックを行ってください』


凛の声が空で響いている。


「いよいよだね」


えりなは立っていた。


「はい」


レイコも答えている。


「あなたたち本当に勝算があるの?」


玲さんは心配しそうな顔。


「正直わからない、でもどんなに低いでも、カミトと剣成はそれを百パーセントに成せられるよ」


「自信満々だね。」


「Save this world作戦の時カミトはそう言った、そして彼はそれを実現できた。だから私は戦友として、妻として彼を信じています」


「ラブラブですね」


「シン、あなたも聞きたいことがある?」


和歌奈様が羨ましいの顔、玲様はシンの顔を見て聞いた。


「何てあなたたちはそんなにお互い信頼している?そんな過去があったのに」


「レイコが言ったの?私たちはお互い誓ったから、それに私は一番カミトを理解している、カミトは私を一番理解している、彼は私と一緒に居たい、私は彼と一緒に居たい、それだけのことです」


「話もそろそろです。私は指揮室に行きます、レイコ、聖女たちの案内がお願い」


「はい!」


えりなさんは離れた。


「初彼女じゃないのに、何てそんなに余裕がある?」


「それも仕方ない、えりなお姉さんとお兄さんは私が生まれた前からもう幼馴染だから、それにあの二人はずっと同じ景色を見ている。私は狙撃兵科として頑張ったのも、あの二人と同じ景色を見たい。けど、到底はできなかった。そしてあの二人今は桜ちゃんを通って血が繋がってる。」


「何てあなたは嬉しそうなのか?」


「だって、私はえりなお姉さんも大好きだから」


「えりなさん、恐るべし」


玲様が低い声言ったけど、聞いてないことにしよう。


「ではこれからみんなの専用部屋まで案内します!」


聖女たちの検査完了から、レイコが言った。


「もしそんなに昔から幼馴染だったら、なぜカミトの初彼女はえりなじゃない?」


玲さんは諦めずにレイコに聞いた。


「シンさんに言ったから、後でシンさんに聞いていいです、今は発艦の準備を」


「はい、ありがとうございます」


和歌奈お嬢様は玲さんの代わりに答えた。

少し遅れてしまった。

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