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水無月学園生徒会は、どんな世界でも最強なのです!  作者: 葉月 都
第二章 水無月学園生徒会は、ステータスその他も色々チートでした
15/68

15,マスター=私?!

通常より少し短いです


『ねぇねぇ!』



皆と離れて市場を一人で探索していると、突然後ろから声をかけられた。


え?誰?!


びっくりして振り返ると、



「え…………?」



でも、そこには誰もいなかった。

ま、まあ、市場で買い物する人はたくさんいたけどね!


あれ、おっかしいなぁ………


と思いつつ前を向いた私は、再び素っ頓狂な声を上げる破目になった。



「よ、よぉせいぃぃぃぃ!?」





ーーーーーーーーーー



「へぇ…………で、なんでここに水精霊ウィンディーネ光精霊ライテイリアがいるわけ?」



シノのひんやりとした目が私を射抜く。


そんなこと、私に言われても知らないよ。聞くならGMさんにでも言ってください!

黙ったまま、ぷくぅとふくれっ面でそっぽを向いていると、横でひらひらと舞う妖精さんが口を開いた。



『この子は悪くないですよ?わたしたちが勝手に来たんですから。シノ、あまりマスターをいじめるのならば、バレッタに報告しますよ?』

『そぉそぉ、バレッタは怒ったら怖いんだよ?特にマスターは精霊姫なんだからね!』



順に言うと、一番最初が水色の髪の子で次が金色の髪の子だよ。

っていうか、この子達ダレ?

あと、バレッタ?精霊姫?イミワカラン??


だけど、よく分からない単語のうち一つは、確実にシノにダメージを与えたみたい。

ぷぷぷ………ちょっとだけざまあみろ………


すると、私の少し前の心の内を読み取ったかのように、水色の髪の妖精さんは私のほうを見て言った。



『こんにちは、マスター。わたしは水精霊ウィンディーネ、プレイヤーヒマリの契約精霊です。』

『同じく、プレイヤーヒマリの契約精霊、光精霊ライテイリアだよ!』

『『よろしくお願いします!』』



キラキラと光る二人の声がぴったりとそろい、私は思わず拍手をしてしまった。

すると、二人は照れたように小さく微笑む。


……………え?



「ちょちょちょ、ちょっと待って?私の契約精霊って、どういうこと?!」

「は?分からずに言ってたのオタンコナス。」



もう私は気にしません。

さすがに十何年も付き合ってきてたら、あんたの氷塊なんて慣れっこです。


私は見事に復活したシノの言葉をスルーして二人に聞いた。



「契約精霊ってもしかして、私が精霊術師だからかな?」

『そうだよ!精霊術師には、タッグとNPCの精霊との契約っていう二種類があるんだ。』




ちょっぴり光精霊ライテイリアちゃんの説明が長かったので簡潔に言うね。


精霊術師と妖術師には、タッグっていうのと精霊契約がある。

まず精霊契約は、NPCの精霊や妖精と契約する方法。


だが、このファンツリでは、もう一つの"タッグ"という方法をとる人が多い。


タッグとは、精霊術師・妖術師が妖精族のプレイヤーと"契約"することを言い、タッグマッチやタッグプレイヤー達専用のクエストがあるし、それもあるからこっちが多いんだって。




「……………それって、強制的に決まるの?」



私が少し不安げに聞くと、今度は水色髪の子がぶんぶんと首を振って言った。



『いえいえ!本人が決めるんですよ。チュートリアル終了後魔法ギルドへ行って決定するんです。』

「…………………え?でも、私はそんな指示受けなかったよ?」

『はい!だって、』

『フィラが言ってた精霊姫に会えないなんてひどすぎるもん!』



ふぃら………フィラ………フィラ?

ああー、もしかして、



「フィラメント、のこと?」

『そうだよ!フィラメントは花精霊フラウィアで、精霊仲間なの!』



にっこりと微笑む彼女(?)を見て、私の思考が止まる。


え?…………花精霊フラウィアって………確か精霊種族の一つだよ…ね………ってことは、



「ふぃ、フィラメントは、本物の精霊って、こと?」

『?そうだよ。トップマスターの設定したチュートリアル場所がちょうどフィラの監視区域だったから、ついでに頼んだんじゃない?』

「え…………………」



て、適当か!

だけど、私は新たなことに気が付いた。



「っていうことは、フィラメントとはこっちでも会える、ってこと!?」

『ええ。会おうと思えば会えると思いますよ。』



やったぁ!

フィラメントとはもう一度お話したかったもん。

あの時、最後になんて言ったのかも気になるしね。


にこにこと笑顔でいると、突然金髪少女精霊が口を開いた。



『あのマスター、それで本題に戻るけど、私達と契約、してくれる……………?』




サブタイトルが変わっていなかったことに気が付かなかったという笑

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