14,市場なう!
いやぁ、八月が始まりましたね!
今回は、後書きに翔の自己紹介を載せておきます。
ヨーシツギハミネトトヒロクンノステータスヲミルゾー(棒)
私は半分石化しつつも、今度はミネトとヒロ君のステータスを検索した。
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◇ ◇ ◇
ミネト Lv17
種族 エルフ・闇精霊
職業 弓術師
属性 闇・光
HP 240
MP 190
ATK 280
DEF 270
INT 180
DEX 210
AGL 190
SP 130
称号 弓に愛された者
スキル 飛行 光陰弓 実体描能力 幻影
◇ ◇ ◇
◇ ◇ ◇
ヒロ Lv1
種族 龍神・炎精霊
職業 槍術師
属性 炎・光
HP 150
MP 150
ATK 160
DEF 200
INT 200
DEX 210
AGL 150
SP 100
称号 龍神王
スキル 炎光槍 炎の神の加護 未来予知 炎操作
◇ ◇ ◇
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私、もう知らない。
ナイトに後から聞いたけど、通常のLv1のプレイヤーのステータスは、
HP 150
MP 150
ATK 160
DEF 200
INT 100~人それぞれ
DEX 100~職業・人それぞれ
AGL 150~職業・人それぞれ
SP 100
ここからLvごとに上がっていく数値が決まってるんだけど省略。
で、MAX(限界突破、Lv100以降)が
HP 1500で固定
MP 900~1000間で固定
ATK 1400~2500
DEF ~1000でMAX
INT 300がMAX
DEX 1000がMAX
AGL 1600がMAX
SP 300がMAX
になるらしい。
後、特殊スキル。
激レア種族【精霊】になると、操作系統の特殊スキル〈通常のスキルと違い、コマンドなしで発動できる攻撃や効果のこと。〉がもらえるんだって。
その特殊スキルとやらは、スキルと一緒の場所に表示されるらしい。
(ってナイトのお仲間が言ってたんだって。)
………………………でさぁ、
Lv25でDEFMAX値を超えているシノと
精霊族じゃないのに炎操作を持っているリョウ先輩と
Lv81~99間のDEF値を超えて、限界突破の方まで行ってるナイトと
錬金術師じゃあないのに錬金のスキル持ってるヒナタ君と
こっちもDEF値が21~30の範囲から上にいるエン先輩、
…………………ミネトは、特にないか。
それで、天使族じゃないのに加護を持ってるヒロ君。
この生徒会、ある意味ひどい。
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そして、私はステータスを見てうんざりしてしまったので、前聞いたことのある掲示板に入っていると、シノに声をかけられた。
「ヒマリ、行くぞ。」
「………………?どこへ?」
掲示板を閉じて、目の前に立つシノを見上げると、横からヒナタ君がひょっこりと顔を出した。
「今からギルドに行くんだよ?ヒマリちゃんのテイル加入の手続きにね。と言っても、テイルマスターのリョウ先輩とサブマスターのエン先輩がいればいいから、僕達は市場に行くだけだけどね!」
「ここでゆっくりしてたいけど。」
はあーとぼやくシノ。
へぇ、市場かぁ。面白そう!
思えば私、始めて少ししか経ってないし、いった場所と言えばここと噴水のあったあの広場だけだしな。
「私、行きたい!」
「………………言うと思った。」
「貴様ら、外へ出ろ。」
私が元気よくシノに言ったところで、リョウ先輩がタイミングよく私達に声をかけた。
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「ぉおおおおお!」
「ヒマリさん、声が大きい。」
リョウ先輩とエン先輩を送った後、私はナイトの案内の元、市場へやってきていた。
市場は、まるでフリーマーケットのように屋台が並んでいて、たくさんのプレイヤーが物を買ったり売ったりしてとてもにぎわっていた。
「始まりの国の市場は、チュートリアル後の初心者プレイヤーばかりだから、NPCの商人やプレイヤーの商人の商売が盛んなんだ。装備や道具を売買するのにね。」
「ふうん………………」
ミネトはにこにこと笑いながら、紺色フードの下の薄紫色の瞳を細める。
正直言って、私は湊は少し苦手。
たらしなんて、好きになった人が可哀想だもん。
「ていうか、なんで皆変装してるの?」
そう。
ずっと私は気になっていた。
ミネトとシノとヒナタ君はフード被ってるし、ナイトとヒロ君は眼鏡かけてるし。
すると、ヒロ君がにこりと笑っていった。
「なんでも、騒がれるのが嫌らしいですよ?」
「あ…………あぁー」
幻想騎士団ね。
あはは、と私は苦笑い。
そういや出る前にナイトに渡されたこのつばの広い麦わら帽子はそういうことなのね。
篠塚翔 中等部二年
日葵の幼馴染で、天邪鬼な性格をしている
絶対結界創造能力を持っていて、好きな時に創造することができ、時には一睨みするだけで結界を創ることもできる。
日葵と同じクラスで副生徒会長。
女子並みの器用さとフリーランニングで鍛えられた身軽さが特徴。
水樹や連、毎日からまれて(?)いる。




