難しいが深みのある作品多かった2026年冬アニメ23作品の紹介と感想
2026年冬アニメが終わりました!
私は普段なろう系・異世界物のアニメを中心に楽しんでいます。皆さんはいかがでしょう?
なろうエッセイをお借りし、紹介と感想をまとめました(ネタバレはなるべく抑えます)
個人的な満足度という形で点数付けもします。私の中では50点いまいち、60点まあまあ、70点良作レベル、80点名作レベルで満足したというイメージです。
(評価基準についてはどくアニというアニメレビューサイトに大きく影響受けています。さらにいうと視聴前再生ボタンを押す際、どのくらい楽しみでテンション上がるかを1つの基準にしています)
個人的に作画よりストーリーが合うか重視する傾向があるため、私が個人的に楽しんだ度合いについては個人的満足度、作画やアニメの演出が良く、配信人気等も含めより多くの視聴者に薦められると思った度合いについてはおススメ度と、2つの基準で評価する方式を取ります。
※23作品紹介するため相当な長文になってます。最後に総括もまとめているので飛ばしつつ最後まで読んで頂けると幸いです。
冬アニメで小説家になろうで連載している、あるいは連載していた作品は全11作品でした。その内「勇者パーティにかわいい子がいたので」「穏やか貴族の休暇のすすめ」「転生したらドラゴンの卵だった」「悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される」を除いた7作品を最後まで視聴したのでまずはそちらを五十音順に紹介します。
※他に姉妹サイトのムーンライトノベルスから「異世界の沙汰は社畜次第」がアニメ化
・エリスの聖杯
個人的満足度 60点 おススメ度 ☆3.5
誠実だけが取り柄の地味な子爵令嬢、コンスタンス・グレイルは、婚約者の浮気相手の策略に嵌められてしまい窮地に立たされていた。 断罪が行われようとする最中、コニーは助けを求めて周りを見渡すも、自身を庇う者はおろか真実を知る者にすら見放されてしまう。 しかし突然、絶望するコニーの耳元で「助けてあげる」とささやく声が。 その声の主は、10年前に処刑された公爵令嬢で、稀代の悪女、スカーレット・カスティエルであった。
1話冒頭は典型的な安っぽい追放ざまあが展開されおいおい(^^;と心配しましたがすぐに面白くなるためのチュートリアルと知って安心しました。コンスタンスの変貌に驚かされ怒涛の畳みかけが面白い1話。死者とのバディ物ということで、遊戯王を彷彿とさせます。遊戯王ってカードバトルが有名ですが序盤は復讐物でしたし。
その後エリスの聖杯とは何なのか!?権謀術数交わるミステリーが展開されます。
遊戯王みたいな作品を期待した割にはコンスタンスの変貌や変化後の無双が少なく序盤の期待には届かなかった感じ。皇太子妃のセシリアは私的に刺さる魅力的なキャラでしたがキャラ数多い作品で活躍の場が限られるのが惜しい。スカーレットの死の原因になった人物とか、意外性ある部分はあるのですがミステリー特有のすかっとする展開が少ないんですね。例えば前半中盤後半で3つの事件とかあれば1つくらいそういう展開盛り込めますが基本1つの事件を追う作品ですし。
スカーレット憑依後のコンスタンスの声も市ノ瀬伽耶さんがするので市ノ瀬さんが鈴代紗弓さんの演技にどこまで近づけるかも本作の見所と思う。なので2人の話聞きたかったですが鈴代さん忙しすぎたのか体調崩しABEMA特番の出演が変更になったのも声優含め楽しむ私には痛かった。
特にめちゃ面白いと感じた決め回が見つからなかったこと、キャラ数多く人間関係も複雑で1回の視聴では分かりにくい部分が多かったので満足度は低めですが根が正統派のミステリーだし複数回の視聴で面白さが増す作品だと思います。最終話は遊戯王の終盤に通じる部分あったし締まっていた感。カードバトルで続編をするわけにはいかないだろうか(笑)
・お気楽領主の楽しい領地防衛
個人的満足度 70点(中盤まで60~65点) おススメ度 ☆3.5
侯爵家の四男として異世界に転生したヴァンは、幼いころから神童と呼ばれ将来を期待されていた。 だが8歳の時に授かった力は、その世界で“役立たず”とされている「生産系魔術」だった! そのせいでヴァンは貴族に相応しくないと父親により失格の烙印を押され生家を追放。名もなき辺境の村の領主として赴任することに。 しかしハズレ適性と呼ばれていた生産系魔術は、材料さえあれば何でも生産できる規格外の可能性を秘めていて……。
主人公の能力がチートで制限ないのでばんばん気楽に解決する緩い作品。私は緊張感ある作品の方が好きなので刺さらないこと多いですが、2023年春アニメ「転生貴族の異世界冒険録」の時は全面的にギャグになって楽しく見れたことがあります。
一方本作はお気楽なはずが、ギャグが弱く中途半端にシリアスになっているので中盤まではぴんときませんでした。作画頑張って丁寧に作っており見れる作品ではあり、配信では大人気だったんですけどね。9話だけは例外で、領地の発展にびっくりする王様とかギャグが効いて面白かった!
でも盛り込んでいたシリアスが終盤の戦争編で結実し活きた印象。追放したヴァンの父親ですが根が悪人でも無能でもなくヴァンとは別方向の人物ということが描かれ良かった。今まで登場してきたキャラ達も活躍しますし。
中盤まで凡作と感じても最後まで見届けることで良作と感じた作品でした。
・「お前ごときが魔王に勝てると思うな」と勇者パーティを追放されたので、王都で気ままに暮らしたい
個人的満足度 60点 おススメ度 ☆2.5
能力値ゼロという身でありながら、神のお告げにより勇者パーティに選ばれてしまったフラム。 唯一持っているのは“反転"という未だ詳細が分からないスキルだけ。 案の定、戦闘では全く役に立たなかったが、それでもめげずにパーティのためにと健気に働く。 そんな彼女を、天才として名高い賢者のジーンは疎ましく思い、ことあるごとにいびり続け、ついには強引に奴隷商へ売り払ってしまう。 そこでも無能として虐げられるフラムは、挙げ句に余興としてモンスターの餌食になろうとしていた。
略称「おまごと」クオリティは今期でもかなり下。しかし量産系の作品で終わるまいと色々攻めてる感はある。同制作会社の暴食のベルセルクに通じるものがあります。
(しばらく前の作品なのに本作のCMで登場。CMってそんなつながりで出るパターンもあるのでカットせずどんなCMが来るか注目して視聴するのも面白いです)
追放物ですが女性主人公なのは新鮮な上、再生能力いいことに体もげるはグロし放題。
人は選ぶんだけど、独自の味はありリョナや百合、ハード路線やダークさある異世界物楽しめそうな人は見る価値ある作品だなと。
EDは1枚絵が多く手抜きと思ってたらどんどん変化して驚いた。終盤のそして誰もいなくなった演出はやばい( ゜Д゜)最終話は超ダイジェストでやはり低予算なろうの典型とは感じてしまいましたが、豊作シーズンの中でしっかり足跡残した作品。
女性キャラ多い中、男性悪役陣も存在感強く本作を面白くしてると感じる。ディンは典型的悪役だけど仲間のために涙したり悪党なりの考えを持ったキャラだったのも新鮮でした。
・貴族転生
個人的満足度 70点 おススメ度 ☆3.5
皇帝の十三番目の子供という恵まれた地位、生まれつきレベル上限∞、従えた他人の能力を自分の能力にプラスできるチートスキルをもった世界最強の6歳・ノア。 転生によって貴族に生まれ変わり、優れた教育と豊富な資源に支えられた環境で自分の才能を開花させていく。だが、華やかな貴族社会の裏側には陰謀や権力争いが渦巻いていた。
同じ三木なずな先生の没落貴族はあまり楽しめなかったけどこちらは楽しめた!まず1話の掴みが良かった。OPから力入ってたし時代劇のような言い回し。なろうテンプレは時代劇の面白さがあるという説は昔から言われており、なろうテンプレの良さを理解した1話だったなと。
その後これでもかというくらい主人公礼賛ラッシュ。「さすがだのノア」「すごいぞノア」と連呼でちまたでは「さすノア」「すごノア」と言われるそうです。その尺を使いストーリー進めた方がいいのではと当初は感じてましたが中途半端でなく徹底しており、一見量産的なろうの本作の特徴にしっかりなっている。ヒロイン達だけでなく井上和彦さん達ベテラン男性声優まで「さすノア」を総出で言うのがちょっと面白いというか、謎の高揚感を産む作品に仕上がっているなと。
序盤は幼児だった主人公が大人に成長するということで先が気になり、昔途中で止まってた漫画版も買って読みました。ほぼ漫画通りというか、アニメならではの展開は少ないけど貴族の権謀術数など雰囲気を楽しめる作品。新しいものを求める人には薦められないけど年代高い人中心に時代劇好きな人とかにも薦められる作品です。
・ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~
個人的満足度 85点 おススメ度 ☆4
「終わらないゲームにあなたを招待します。」 35歳独身彼女なしのサラリーマン・山田健一。 ヌルゲーを嫌い、10年以上やりこめるゲームを探していた彼は、 ある日、地球から姿を消した……。 偶然見つけた名前の無いネットゲームを 最高難易度「ヘルモード」でプレーしようとしていた健一は、 異世界の農奴の少年・アレンに転生してしまう!!
当初はOPで同監督の聖者無双と全く同じ構図が登場し、どんだけ低予算の作品なんだ?大丈夫か心配しましたが今期1めちゃくちゃ面白かった!
聖者無双は作画悪いというか独特というか手放しで褒められる作品ではなかったですがポップかつ非常に真面目に作られていた印象。その監督の作風はダークな世界設定ながらどこかポップなヘルモードと見事にマッチしていたと感じます。スタッフの相性って大事で良い出会いだったなと。
昔なろう版を読んだとき無職転生のコピー的な印象を受け序盤で読むのをやめてましたが今回原作も気になって続きをかなり読み進めた結果、今は印象変わってます。終末的要素は「ニートだけどハロワにいったら異世界につれてかれた」に近いかもしれない。そしてハードな世界観に攻略を楽しみたい主人公のポップな要素が融合してるのが本作独自のものだなと。序盤だけ読んでた身としては書籍やコミカライズのポップなイラストはシリアス展開とミスマッチと感じてましたが今は悪くないデザインだなと。
内容は序盤は農奴という被差別階級から始まるんですが弱者として描かれず税に苦しみながらも上の階級を出し抜こうとひたむきに生きる、それが自然と描かれることにリアリティを感じます。6話ラストの別れの演出には思わず涙しました。コミカライズでは1巻で終わる内容を丁寧に6話かけてやることで別れの演出にも重みが出る、素晴らしい前半構成だなと。
今期FATEを筆頭に設定が凝りまくり難しい作品が多かったですがヘルモードは分かりやすかった!白竜山脈の設定とか説明が入ったし主人公がしゃべりまくって説明してくれる。なろうアニメって基本冒頭は主人公しかいないのでめちゃしゃべりまくり、ラジオで声優がぼやくのが定例と化してますが(笑)本作ほど最後までしゃべりまくる作品はないのでは!?田村睦心さんほんとお疲れ様です。主人公が不快になると面白さ激減する作品なので、田村さんの力はほんと大きい。少年ボイスで代表格の方ですが、冒険して新人声優に任せず安定を選んだのは本作については英断。公式ラジオも聞き、前世込みだとアレンと歳が近いからやりやすいと話されてたのが印象的でした。
おススメ度ですがクオリティ高いとは言えず低めにする予定でしたがエックス等で評判見るに私に限らず異世界物楽しめる人には概ね評判良い印象で☆4を付けます。毎回安定で面白くどんどん評価上がっていった印象です。
・魔術師クノンは見えている
個人的満足度 80点(終盤65点それまで85点) おススメ度 ☆3.5
目の見えない少年クノンの目標は、水魔術で新たな目を作ること。魔術を習い始めて僅か五ヵ月で教師の実力を追い越したクノンは、その史上初の挑戦の中でさらに才能を開花! 魔力で周囲の色を感知したり、水魔術の応用で懐炉や湿布を作ったり、初級魔術だけで猫を再現したり――。 その技術と発想は王宮魔術師も舌を巻くほどで、クノンは実力を買われ、最高の腕を持つ魔技師の弟子になることに!?
クオリティは今期でもかなり低い。しかしそれを吹き飛ばすくらいめちゃくちゃ面白かった!
そもそも盲目主人公の葛藤という他のなろう作品と明らかに違う導入で新鮮味がありましたがそこからジェットコースターのように空気が変わりコメディ路線に移行したのは大変驚いたし痛快!キャラが会話するだけでもう面白く、掛け合いの面白さ・楽しさはわたなれに匹敵する。5話とかやばかった。テンプレ主人公が氾濫する中クノンは尖るに尖がったナンパな主人公。普通の人間がそれすると不快になりかねず、目が見えないハンデがちゃんと活かされている!目が見えないことでクノンが他キャラに接近し距離感も近くなるのも〇。
早見沙織さんの力も大きく、ヒロイン声の評価高い声優ですが少年声も素晴らしい。そしてクノンだけでなく他キャラも魅力的。特にメイドのイコはクノンに尽くしつつ自身の結婚やセカンドライフを考える非常に人間味あるキャラ。他にも序盤シリアス担当ジュニエ先生や婚約者ミリカなどキャラ1人1人が能動的に動くので世界が生きている感が出ます。
後半も聖女に金策で接近したり、11話までずっと面白かったけど12話と最終話だけは面白さが落ちた気がする。前半少数精鋭だったキャラが学園編になって増えすぎて元々低かったクオリティがさらに悪くなったこと、クノンの破天荒さが周囲に迷惑に見えてしまったなと。あくまでクノンの面白さは少数による掛け合いにあると感じます。とはいえ今まで女性を振り回しっぱなしだったクノンに女性の心を持つ男性への接し方という新たな課題を突き付けた、テーマ性はあった最終話でした。
あとはメインテーマの音楽が良く作画の力不足を埋めていました。
同作者のニア・リストンが10月アニメ放送とのことで楽しみにしています。制作はコナミが関わっているとのことで、話が面白いなら予算が付けばさらに面白くなるはず!
・勇者パーティを追い出された器用貧乏
個人的満足度 65点 おススメ度 ☆3.5
もう『器用貧乏』なんて言わせない! いつか『万能者』と言われる探索者になってやる! ある日のこと…… 所属している「勇者パーティ」のリーダーであり、幼なじみのオリヴァーから実力不足を理由に追放を言い渡されたオルン・ドゥーラ。 パーティのために【剣士】から【付与術士】へとコンバートし、独自に開発した魔術で仲間をサポートしてきたオルンにとっては到底、納得のいくものではなかった。 しかし、苦楽を共にしてきたはずの仲間からも『器用貧乏』だとバカにされ、すでに後任者も決まっているという。 失意のなか、「勇者パーティ」に別れを告げたオルンは探索者としての決意を新たに、ソロ活動を始めるのだが……。
SAOの後継を連想させるくらいOPは超絶カッコいい。分かりやすい内容が支持されたか今期の配信ランキングもトップを争ってました。
不満点は多かった作品。テンプレを凝縮したような内容な上、セリフ回しが同日放送のクノンと比べ普通すぎるなと。言い方悪いけどAIが考えたとしてもおかしくないくらい、驚きの少ない予想通りのセリフが多かった。
あとはタイトルに反し全然器用貧乏ではない。オリジナル技を駆使できるなら天才剣士、天才付与術士とかでしょう。(まあ公式も分かってるのかキービジュで もう器用貧乏とは呼ばせない!目指すは万能者とうたってはいますが^^;)
作画は安定しており、魔竜戦とかSAOの二刀流解禁回を彷彿とさせ頑張ってたけどさすがにSAOには劣る。何よりSAOの様な特徴的な音楽がないのも痛いなと。
部分的には良い所も多かった。追い出されたという風評被害をいかに乗り切るか主人公が悩む所はリアルだったり、後半明かされるキャロラインの出自が壮絶だったり、基本女の子可愛いので日常回が良かったり。2期が発表されましたが敵なのかヒロインなのか謎に包まれたシオンとか特徴的なキャラも出てきたので掘り下げを期待します。
幼なじみ勇者のオリヴァ―の声優で3月に結婚を発表された中島ヨシキさんはAランクパーティのサイモンも演じていますが立ち位置がそっくり!サイモン枠という言葉が一部で流行してるらしい?検証動画が面白かった。
https://www.youtube.com/watch?v=y8vn-tKEIpA
テンプレ作品もいつものやつという評価で終わらせず、視聴者側で工夫し変わった楽しみ方見つけるのは建設的で良いと感じます。
以上が小説家になろうに掲載された作品です。この後はそれ以外に見た16作品を五十音順に取り上げます。
・悪魔くん
個人的満足度 75点 おススメ度 ☆4
千年王国研究所――そこは、奇怪な依頼が舞いこむ相談所。 研究所の主である《悪魔くん》こと埋れ木一郎は、1万年にひとりの天才少年。だが彼は本当の家族を知らない。そんな《悪魔くん》が、相棒・メフィスト3世と共に、不可思議な事件に挑みながら自らの出自の謎を追う。
2023年にネトフリで放送されたアニメが今回地上波で放送。ほぼ忘れてますが旧版のアニメも見たことあります。過去作との繋がりは匂わせ程度でなくがっつり先代悪魔くんも出てきて旧版アニメを知ってるとより楽しめる感じ。未視聴者でも楽しめるけど気になったら序盤くらい見てみるのも手です。EDの百目とこうもり男の掛け合いも楽しい。
内容は全然違い、旧版が配信で上がって最終話見ましたが12使徒と共に世界を救う正統派子供アニメ感。一方本作はデスノートのLみたいな甘党主人公が事件を解決していく形式。クオリティ良かったしダークな話も展開されます。1番良かったのは先代と主人公、メフィスト2世と3世の2つの親子の物語が後半描かれたこと。あとは旧版の声優も大事にしていてベテラン声優の円熟した声が聞けるのも見物。古川登志夫さんの2世3世両方の熱演は素晴らしい。こうもり男の難波圭一さんは旧版ダイの大冒険のポップを演じられた方で、俳優業中心なのか最近アニメで聞かなかったですが変わらない声が聞け良かったです。
敵のストロファイアは同じ下野紘さんの、はたらく魔王さまのルシフェルに見た目もそっくりなのが少し面白かった。ルシフェルは最初悪役だったのにすっかり牙を抜かれニートに成り果てましたがもし悪役を貫いてたらこうなった感。
旧版の方向性と全く違い女性向きに寄った感と、最終話が強引さがあったことが気になりました。12使徒も出番限定的だったし2期を睨んでいたのかも。とはいえ旧版要素を絡めた新作という難しい題材を仕上げ、ネトフリアニメの凄みを感じる作品でした。
悪魔くんは水木しげる先生の原作漫画も読んだことありますが、これは旧版とも本作とも全然違うストーリー。メフィスト2世も3世も出ず1世が活躍。人類に反旗を翻すダーク展開で旧版とは真逆ともいえます。おすすめです。
・推しの子 第3期
個人的満足度 80点(最終話90点) おススメ度 ☆5
物語は新たなステージへ── 『POP IN 2』のリリースから半年。 MEMちょの尽力の甲斐もあり、今やB小町はブレイク寸前。 アクアはマルチタレント、あかねは実力派女優の道を順調に歩んでいる。 一方で、かなは以前の明るさを失っていた。 そして、アイとゴローの死の真相を追い求め、 ルビーは芸能界を駆け上がる。 ────嘘を、武器にして。
2期のラストに闇落ちしたルビーが暴れまくる他、かなも気落ちした姿が描かれ3期はほぼダークストーリーだったなと。原作はスキャンダル編でみやこさんがコミカルに異性関係を指導したり、もう少し明るいシーンが多かった気がするけどダークでやるなら徹底するということでしょう。今まで味わえた分かりやすい面白さは少なかったけど1期2期とはまた違った空気が味わえました。こういうのを名作と言うのでは。原作が賛否あったり出来良いドラマ版も映画の興行収入が伸び悩んだり色々あった推しの子ですが、跳ね返すものをスタッフは作ったと感じます。
最終話は1時間スペシャル。これは過去1クラスで良かった!アクアとルビーの関係性が大きく変わる大事な話。闇落ちルビーに光の要素が入ることで、今までのダークストーリーが大きく変化、1期のコメディ感が帰ってくるのは良い構成だっただと。
3期でだいぶ話が進んだのであとは映画で締めると予想してましたがファイナルシーズンが決定!尺できたし賛否あった原作から大幅な追加や改変が期待できるのでは!?楽しみにしています。
(私は原作終盤もヤンマガでチェックした後単行本で読み返した際没入感得られたので評価してますが、そもそも原作があれだけ賛否ある展開だったのは元々アニメで別展開を盛り込む予定があったからと勝手に予想してます)
・機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ テレビエディション
個人的満足度 70点 おススメ度 ☆4
U.C.0105。腐敗した地球連邦政府高官を暗殺する、反地球連邦政府運動・マフティー。そのリーダーである「マフティー・ナビーユ・エリン」ことハサウェイ・ノアの運命は、連邦軍大佐のケネスと、謎の美少女・ギギとの出会いにより、大きく変わっていく。
2021年に公開された映画が第2弾の映画に合わせテレビエディションで復活。逆襲のシャアの正統続編とのこと。逆襲のシャアは昔ビデオで見て印象に残っている作品ですし、ハサウェイも気になっていましたが映画行けてなかったのでこの機会に視聴。
感じたのはガンダムの中でも正統派というより特に尖がった作品ということ。なんたって主人公がテロリストですからね。冒頭はむしろかっこよくテロに立ち向かう場面が描かれたので感情移入でき楽しかったのですが、中盤からは考えに共感できず難しかった。ヒロインのギギも相当尖がった子。感情移入はあきらめ客観視点で感じ取る作品だなと。割り切れば独自性あるし楽しめる作品。宇宙世紀の世界観丁寧に描かれてるしキャラでなく世界を楽しむべきだなと。
第2弾のキルケ―の魔女は映画館で見てきました。第1弾以上に感情移入し辛い作品でしたが終盤は正に逆襲のシャアのオマージュ満載で良かった。完結も映画館で見届ける予定です。原作は結末が衝撃的と聞いてますが新訳ゼータのように結末を変える例もあるしどうなるか。
・グノーシア 2クール目
個人的満足度 80点 おススメ度 ☆5
物語の舞台は漂流する宇宙船。 “人間に化けて人間を襲う未知の敵”─── 「グノーシア」が船内に紛れこんだことを受けて、乗員たちは疑心暗鬼の中、毎日1人ずつ疑わしい者を投票で選び、コールドスリープさせることを決める。 グノーシアを全てコールドスリープさせることができれば人間の勝利。 逆にグノーシアを当てられなければ、乗員たちは襲われてしまう。 正しい選択が求められる中、なんと主人公・ユーリは、どのような選択をしても、最初の1日目にループする事態に。
1クール目は満足度70点と書きましたが大幅上昇!この世界でしか味わえない独自性にも優れ、アニメファンは抑えるべき後世に残せるアニメになったなと。
後半クールでキャラをとことん掘り下げ特にラキオとSQは素晴らしい名脇役。序盤はただの色物キャラと思って申し訳ない(笑)
謎はある程度残っていますが投げっぱなしでなく十分既存の内容で考察でき、閉鎖空間の物語という意味では歴史的名作ADG Ever17に通じるなと。
終盤は人狼的ゲーム要素減りましたが、ラストはゲーム的な締め方。ボドゲサークルに所属し人狼系ゲームやりこんでた身としては非常にポイント高かったです。
・死亡遊戯で飯を食う。
個人的満足度 75点(1話85点) おススメ度 ☆3.5
これは、とあるいかれた世界の話。 少女たちが挑むのは、死が隣り合わせのゲーム。 生還すれば賞金を得るが、万全を尽くしても命を落とすことがある。 そんな世界で、生きていく。 この世にはそういう人間たちが確かにいる。 プレイヤーネーム・幽鬼。 職業・殺人ゲームのプロフェッショナル。 彼女は今日も、死亡遊戯で飯を食う。
スニーカー文庫公式youtuberすにちゃんの感想会で原作1巻はチェックしたこと、好きな盾の勇者のOPEDのMADKIDのLINさんと藤川千愛さんが本作のOPEDやるということで、放送前から期待してました。
1話は1時間スペシャルで期待を大幅に上回る凄まじい絶望感と演出の数々に唸らされた!1話だけで成立しているので視聴予定ない方も1話だけは見てほしい。水瀬いのりさんの金子も可愛く思わずゲスト回のラジオも聞きました。
制作がそこまで作り込まないスタジオディーンなのもあってか2話以降はクオリティやや下がりましたが独自性ある世界観と演出はそのままでした。反面分かりにくい作品でかなり批判意見も多かったですがその辺は原作読むなり考察するなり視聴側も感じ取る努力をすればいいなと。分かりやすい作品が求められる中でこういうスタッフの反骨心は応援したい。あとちきちきチャンネルさんがディーンは低予算作品がほとんどな中、ごまかすためにああいう演出を取ったのでは的な動画を出されていてなるほどなと。
https://www.youtube.com/watch?v=BYM_Wu3eaDU
私が本作でやや不満だったのがむしろ原作側の問題で、デスゲームならではの頭脳戦要素が少ないこと。同じ藤川千愛さんEDの無能なナナなんか頭脳戦満載のデスゲーム物だったので同路線期待してたら違うなと。(糞ったれな世界という意味では共通点はあり)
あとは主人公幽鬼がやや無理に作っているような声で作品に没入し辛かった。最近芸歴10年くらいで下積み長かった声優に記念に?主人公やヒロインやってもらう作品が増えているけどそういう大人の事情適用には幽鬼はあまりに難しいキャラ。それこそ現実主義勇者で普段やらない方向性の役を見事演じていた水瀬いのりさんやクノンの面白さに一役買っていた早見沙織さんのような中堅実力者にやらせるべきだったなと。主演の三浦さんもスタッフと調整した上で悲しみを内包した難しい演技をしたと思うけど、ダイの大冒険でクロコダインをワニの声に近づけようと無理な声出したと批判浴びた前野さんと似た状況になってる。あっちは所詮脇役なので攻めた演技はありだし8クールなので修正する時間があった。1クールで主演がやるには冒険しすぎた演技だったなと。
最終話も力入っており、わたなれの紫陽花さんに似たほんわかな見た目なのに殺人鬼という、ネットではデス紫陽花さんと呼ばれるキャラが登場(笑)
私はアニメを見る最大の理由が日常では得られない刺激であってそれは得られた作品。Ave Mujicaの終盤みたいに1回の視聴では分かりにくいが複数回見ることで味が分かる作品だなと。原作通りに徹した守りに入った作品が多い中、こうした演出で攻めた作品がもっと増えてほしい。OPも攻めに攻めてました。
原作と違うとネットでは中傷的な批判多く見たけどOPED歌手同じ盾の勇者2期もそんな批判多かったなあ。原作を完コピした完璧なアニメなら逆に原作を買う意味がなくなるわけで、違いを楽しむ余裕も持とう、むしろ原作を売り込むチャンスと言いたい。中傷的な批判でなく建設的な批判なら受け入れるんですけどね。例えばコードギアスならニコ動に上がってる「ギアス こんなクライマックス妄想してた」あれは原作終盤の展開を遠回しに批判しつつ理想のギアス像を掲げファンも楽しめるという究極の建設的批判でした。
https://www.nicovideo.jp/watch/nm5086499
今はAIもあるし同人でもいいので理想の作品やシナリオ提示するとか手はあるなと。
アニメジャパンでまさかの続編映画化が発表で楽しみ。頭脳戦要素とかあったらいいな。ED曲も良かったので4月に藤川千愛さんのライブ久しぶりに行ってきます。
・葬送のフリーレン 第2期
個人的満足度 75点 おススメ度 ☆4.5
勇者ヒンメル一行によって魔王が倒された世界。ヒンメルらと共に平和をもたらした千年以上生きるエルフの魔法使い・フリーレンは、寿命を迎えたヒンメルの死を受けての涙とその想いから、“人の心を知る旅”に出る。道中に出会った、かつての仲間ハイターに育てられた魔法使いフェルン、同じく仲間のアイゼンの弟子である戦士シュタルクと共に、魂の眠る地を目指す。
相変わらず凄まじいクオリティ!音楽も素晴らしい作品。
それを敢えて辛口で評すと、1期に比べ大して話が進展しなかったなと。2期通してキャラの関係性がたいして変わらず、ぶっちゃけ3期放送されても2期飛ばし視聴することも可能。
ただしそもそも長寿のエルフであるフリーレンのゆっくりの旅路が描かれる作品であって作品性が損なわれているわけではない。最近のアニメが急かしすぎると一石を投じているという見方もあります。要は好みの問題。
私自身はサンデー漫画自体に良い印象はなく距離を置いてますが引き伸ばし漫画の常連という印象があるためです。(1番好きなサンデー漫画は編集と揉め引き伸ばさず早期に完結した金色のガッシュ)なのでフリーレンの話が進まなくなったのは賛同できず満足度は90点からだいぶ落ちてます。
ただし世界でおそらく私しかやらない楽しみ方というのがあって、昔「卵王子カイルロッドの苦難」というラノベがありました。その作品普通に人が主人公ですがタイトル名から卵が意思持ち活躍する作品と勘違いされてたそうです(^^; フリーレンのキャラって丸顔で、卵に目が付いてヅラ被って動いてるように見るとちょっと面白いなと(笑)
・地獄先生ぬ~べ~ 第2クール
個人的満足度 75点 おススメ度 ☆4
不可解な怪奇現象が多発している童守町。 子どもたちを守るため、童守小学校に一人の教師が赴任してきた。 5年3組担任の鵺野鳴介、通称ぬ~べ~。 普段は優しく、ちょっと抜けている彼には、日本でただ一人の霊能力教師という、もう一つの顔があった。 その左手には鬼が宿るという噂も!? 生徒たちを襲う学園七不思議、妖怪や悪霊に、地獄からきた正義の使者が立ち向かう!
1クール目で満足度65点と書きましたが大幅上昇!1クール目で切った人はぜひ再開してほしい。それだけ面白いです。
1クール目は座敷童回とか神回こそありましたが主要人物を登場させるため原作で微妙な回も放送する必要があり、どうしても面白さにむらがありました。
一方キャラが出揃った2クール目は、純粋に原作で面白い話を選抜して放送してる印象。
24話のメリーさんは元霊能力少女ということで貞子クラスで強かったし法子の東山奈央さんやくじらさんの演技が光った神回。23話は原作終了後最近掲載された回で、ぬ~べ~がなぜ「俺の生徒に手を出すな!」と言ってるのか分かる回、1期EDの謎の少女の正体が分かる回でした。個人的には俺の生徒に手を出すな!は美奈子先生の意思を受け継いだと思ってたので必要な回とは思わないけど少しは新しい要素も入れるのはありだなと。
もし2クールで原作を無理に完結させようとしたらめちゃくちゃになるわけで、こうして傑作選にしたのはほぼベストの選択だったのでは。OPもめちゃくちゃかっこよかった。一瞬出たピンチのゆきめや無限界時空という重要キャラは結局出なかったですが、続編の布石と期待します!
・東島丹三郎は仮面ライダーになりたい 2クール目
個人的満足度 75点 おススメ度 ☆4.5
「仮面ライダーになりたかったから」 40歳になっても本気で「仮面ライダー」になろうとしていた東島丹三郎。だが、その夢を諦めかけた時、世間を騒がす「偽ショッカー」強盗事件に巻き込まれ…。『エアマスター』『ハチワンダイバー』の柴田ヨクサルが魂で描く、「仮面ライダー」を愛しすぎるオトナたちによる“本気の仮面ライダーごっこ”ここに開幕!
奇天烈なキャラ達を1通り描いた1クール目。2クール目はさすがにネタ切れになるかと思いきや、今まで超人ぶりで無双し放題だった東島達が「怪人」という壁にぶつかる展開で新鮮!あとラーメン好きのぽっちゃりアイドルが蜘蛛男と交流する14話は斜め上すぎる超展開で面白かったw
終盤はテンポが悪くなったかも。この作品肉弾戦が多く頭脳戦もないからどうしてもワンパターンになる傾向が。キャラも各自理想のライダー像を既に貫いていてこれ以上成長の余地が少ないなと。とはいえ最終話できっちり締めてくれたから納得はしてるんです。
各話魂感じるくらい力入った回ばかり。当たり回の比率がガチに高い作品でした。
仮面ライダー好きといえば空想科学読本の柳田先生が思い浮かびます。最終話、東島達が仮面ライダーのお面を付けたただのオッサンと評されてましたが十分超人の域でありどれだけライダーに迫れるかぜひ空想科学読本で検証してほしい!たしか仮面ライダーはジャイアント馬場5人分ということで5ジャバという評価でしたが東島達は何ジャバ何だろうか・・?
・29歳独身冒険者の日常
個人的満足度 75点 おススメ度 ☆3.5
幼少期を貧民街で過ごし、生きるため必死に強さを求めてきたシノノメ・ハジメ。 今はコマイ村の村付き冒険者として、悠々自適な日々を送っていた。 ある日のクエストでダンジョンに潜ると、そこには最弱モンスターのスライムに食べられかけている少女が! 少女の名前はリルイ。生きるために一人でダンジョンに踏み入っていた。 親に捨てられ、行くあてがない彼女を放っておけないハジメは、リルイを村に連れ帰って一緒に暮らすことに!?
なろうっぽいですが別冊少年マガジン原作。設定はテンプレのスローライフ冒険者物なんだけどさすがはマガジンというべきかしっかり面白かった。
幼女リルイは可愛いけど萌えに振ったキャラというより嫉妬とかして人間味ある。能力で時折大人になるんですがセクシー描写は少なく当初は設定活かせてないと感じました。しかし何事にも意味はあるはず。おそらく主人公との関係が将来恋愛対象になりうると匂わせるためにあるのでは?匂わせないと主人公とヒロインというより親子の物語になってしまい、1度そうなると恋愛はご法度になってしまいますからね。
主人公ハジメは時折セクハラかましますがこの生々しさは昔ながらのなろう作品に近いものがありどこか懐かしく見てました。性欲ないのも逆に変でありリアリティが生まれるというもの。
魅力的なキャラ達が丁寧に描かれるのは王道だけど鉄板。良作でした!
・姫様“拷問”の時間です 第2期
個人的満足度 75点 おススメ度 ☆4
国王軍と魔王軍が衝突をはじめ、幾年月。 王女にして、国王軍第三騎士団“騎士団長”である姫は、魔王軍によって囚われの身となっていた。 「姫様“拷問”の時間です」 監禁された姫を待ち受けていたのは、身悶えるような“拷問”の数々……。 ほわほわの焼きたてトースト! 湯気がたちのぼる深夜のラーメン! 愛くるしい動物たちと遊ぶ時間! 美味しい食事&楽しい遊びを容赦なく突きつけられた姫は、 “拷問”に打ち勝ち王国の秘密を守り抜くことができるのか!?
OPとEDは今期1かもしれないくらい素晴らしかった。あとは公式ラジオ!
https://www.youtube.com/watch?v=sJOOdfcxNHk&t=1013s
姫様役の白石晴香さんが先輩声優に社長風口調でため口を利くというのがめちゃ面白かった。
本編ですが何か新しいことをやるかと思いきや、マンネリ気味ではあった。ただ今期は難しい作品が多く、本作は癒し枠として輝いていたなと。そして最終話はギャグ的な要素も取り入れ姫様がとんでもないことに(笑)声優陣の怪演もあってめちゃ面白い回でした。
・Fate/strange Fake
個人的満足度 75点(前半80点) おススメ度 ☆4
「聖杯戦争」の舞台として初となるアメリカ合衆国の地で、数多の魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉が入り乱れ、繰り広げる死闘と狂騒の物語。 “偽り”の聖杯戦争、その戦端が黎明を告げる。
人気作Fateシリーズの最新作。私のFate歴としては本編ステイナイトのゲーム、3ルートのアニメ版と、FateZero。グランドオーダーとかは知らないですが、今回久々に見ることにしました。
Fateといえばダークな印象ですが舞台がアメリカということで明るいFateという印象。EDも登場キャラみんな幸せなお祭りになってます。それにしても1クールにしてはキャラ多すぎて驚き。Fateって7つのサーヴァントとマスターで最低14人でますがそれ以外のメインキャラも多い上中盤とある事情でさらに増えるとは!これで低予算作品なら破綻必至ですが、かなり前から発表し丁寧に作られており、作り込みの凄さは今期1かもしれない。なので目まぐるしく動くキャラと陣営に頭混乱しつつもどこか楽しくみることができました。公式の相関図見るとだいぶ分かりやすいです。
キャラとしてはZEROのウェイバーがロードエルメロイ2世として出番多いのが嬉しい。Fateの過去のアサシンはやられ役の非情なおっさんという印象ですが今回真逆。情に厚い女性でクールなの新しいアサシン像でいいなと。主人公のはずのアヤカは魅力がよく分からなかった。声花澤香菜さんですが合ってないというか、もう少し柔らかい声でもいい気がする。Fateの最強格のギルガメッシュも出て、各陣営がどう挑むかという話を予想していましたが全然違いました。
面白いんだけど難しいアニメでもあります。最終的にキャラを掘り下げてくれるのか不安要素はありますが、続編で区切り付くようなら見返したいなと。
・魔都精兵のスレイブ2
個人的満足度 75点 おススメ度 ☆4
最高戦力 全組長、集結。 活躍できる場所を求めていた男子高校生・和倉優希は、魔防隊 七番組組長・羽前京香の能力により“奴隷”としての力を開花させ、京香は故郷の敵である一本角を討ち果たし宿願の復讐を遂げた。 しかしその陰で、魔都では新たな脅威《八雷神》が動き始める。 優希と京香は、全組長が集結する“組長会議”へと向かうことに。
前半の組長会議、中盤の東家当主決定戦、後半の空折戦。どれも見所あって面白かった!
組長会議は個性的な面々が揃い、最後は屈服させられる総組長なんかも見所。
東家は日万凛の掘り下げや、美少女過多の中で不美人キャラが出るのが新鮮。
空折戦は空折がめちゃセクシーな敵な他、2番組組長の美羅が単なるパワータイプでなく乙女な部分と二面性のある魅力を存分に発揮。
キャラがだいぶ増加しましたが無難にバランスよく活躍させるより絞ってメリハリある登場でしっかり掘り下げられていたの良かった。そして本作の特徴の色気シーンですがATX版で見ましてめちゃ作画力入っていた!他媒体だとおそらく見えなくなっているはずで、円盤買う価値もある作品です。
・真夜中ハートチューン
個人的満足度 70点(序盤60点) おススメ度 ☆3
深夜1人ベッドの上―― キミの声だけが救いだった 財閥の御曹司であり、全てにおいて完璧を目指す山吹有栖は、100%完璧になるために必要な『あと1%』を探している。 それは毎晩のように聞いていたラジオ『真夜中ハートチューン』の配信者『アポロ』。 しかし、彼女は中1の終わり、有栖に何も告げずに突然配信をやめてしまった。 そして高校2年生の春。 有栖は策を巡らし、女子高から共学化した楓林高校の生徒になる。 顔も本名も知らないアポロの手がかりはただひとつ――『声』。 ある日、聞き覚えのある声に導かれ、有栖が駆け込んだ先は放送部。 そこには“声に関わる仕事”を夢見る4人の少女がいた。
序盤は欠点多い作品と感じました。主人公山吹は財閥の御曹司で頭も良いらしいですが、全くそんな感じが伝わらず設定だけだなと。例えば株で稼いだという話、実はバイトして稼いだとのこと。それ自体は庶民の生活を勉強するという意味で良いと思いますが、天才なら別に株は株で稼げばいいのでは?新訳巨人の星の花形とかこち亀の中川とかちびまる子の花輪君とか、御曹司ならもっと豪快な人物でいてほしいのは欲張りでしょうか。そもそも御曹司である必要性も感じない。変わったキャラ設定をしたいだけのように見える。
そして声の仕事が題材の作品ですが「推しの子」や原作者が声優の「それが声優」と比べ取材力が薄すぎる。そして「声優ラジオのウラオモテ」のような声の仕事に対する作者のファン目線なオタク的情熱も感じない。いうてラブコメの氾濫で大抵の題材はやり尽くしたので声の仕事なら割と手つかずで声優ファンやVチューバーファンも釣れるだろうという浅ましさが透けて見えるというか。
あとは作画が悪いというか地味な所です。色気も薄いし。
ですがさすがマガジンラブコメ。上記の欠点を挽回してお釣りが出るくらい、話が芯が定まって面白い!以前紫雲寺家のレビューで目標がないラブコメはつまらない的なことを書きましたが、この作品は主人公の配信者アポロ探しと声のプロになる夢に邁進するヒロイン。2重に目標が設定されており邁進する姿は正統派でキャラが生き、応援したくなります。
しのぶの告白代行の話は青春学園物らしかったし、イコのVチューバー人気を増やす話はあまり見たことない話で新鮮だったし寧々の演劇表現の壁にぶつかる姿はリアリティがありました。六花の歌手関係の話はあまり刺さらなかったので今後に期待します。
アポリ探しは材料も多く、推測する楽しみがある。消去法も入れ4人を観察しましたがアポロはこの子じゃないか?という確信が私の中にあります。的中するか2期も追うし原作もいずれ追いたいと思います。最近漫画熱が復活しつつあり完結した甘神さんも読みました。
・メダリスト 第2期
個人的満足度 75点 おススメ度 ☆4.5
それぞれにフィギュアスケートへの強い夢を抱き、 「選手とコーチ」として巡り会った結束いのりと明浦路司。 栄光の“メダリスト”を目指すいのりは 名港杯と西日本小中学生大会で実績を積み、バッジテストを経て、 ついに「天才少女」狼嵜光と同じランクで競い合う資格を手にする。 次の目標は、全日本選手権への出場をかけた中部ブロック大会。 新たなライバルたちの中で、いのりは自らが一番に輝けることを証明する──!
ミラノオリンピックでは日本選手がフィギュアでも大活躍でしたが同時期にこういうアニメが出たのは良かったのでは。スポ根要素ある実技に加えコメディな場面も多く非常にバランスの良い作品だなと。苦労してきた2人が大会で結実していく姿良かったし、後半の2人の新潟への車旅は髪降ろした姿も相まって甘酸っぱいデートにも見える。師弟としても正に青春の1ページ。素晴らしかった。
キャラは現実に即しているのかやたら増え、美少女のバーゲンセールとも言える。映画含めどこまで深掘りできるかは今後の課題かもしれない。そんな中1期であれだけ出てきて2期で影も形もなくなったミミズ。彼らは美少女の出番を増やすための尊い犠牲になったのだ(笑)
それにしても4回転ジャンプが出てくるとは。私にとって4回転は安藤美姫選手の印象ですが彼女最近はアベプラのコメンテーターやってて言うことに芯があって面白い。youtubeで「アベプラ 安藤美姫」と検索するといいです。声優のメンタル不調を取り上げた回は100万再生とバズりましたがその出演でコメンテーターの活躍を知りました。
https://www.youtube.com/watch?v=Gdn2Vajy6-s&t=851s
・勇者刑に処す 懲罰勇者9004隊刑務記録
個人的満足度 75点 おススメ度 ☆4
勇者とは、この世で最悪の刑罰である。 大罪を犯した者が「勇者」となり、魔王と戦う刑罰を科されるのだ。 殺されようとも蘇生され、死ぬことすら許されない。 勇者刑に処された元聖騎士団長のザイロ・フォルバーツは、 性格破綻者たちで構成された懲罰勇者部隊を率い、戦いの最前線を駆け抜けていた。 過酷な状況の中、ザイロは最強の生体兵器の一人、 《剣の女神》テオリッタに出会う。
KADOKAWAやENGIが相当力入れた作品のようで作画も戦闘シーン含めこだわっています。絵の質感は「無職転生」世界の崩壊が迫る絶望感ある設定は「86」「進撃の巨人」という名作に近く、どこまで迫ってくれるか期待しましたが現時点で3作品の天井は遠いなと。
無職転生と比較すると色気がない。86や進撃と比較すると味方多すぎ、強すぎでダークファンタジーを謳うには絶望感が足りない。そもそもぺナルティあるとはいえ勇者が死なないという設定では・・。あとは部隊が全滅しました・都市が落ちましたとか報告はあるのにアニメで描かれずメインキャラばかり描かれるのもどうかと思う。
ヒロインのテオリッタも可愛いけどあざといというか。ただ他の女神も頭を撫でることを求めるように、そのあざとさにも何か意味があるようにも見えます。結局途中までしか描かれず最後大きな絶望が来る所で終わりますが、リゼロ3章でレムに救われる前のスバルというか、現時点は未完成でもこれからもっと面白くなっていく作品なのでは。
男性陣の他勇者は魅力的なキャラ多かった。奇人ながら民を思う陛下や、タツヤやツァーヴは声優つながりでまるでリゼロのペテルギウスやこのすばのスバルが仲間になったようで頼もしかった。勇者が多すぎて掘り下げ少ないのが惜しい。
苦言多くなりましたがそれでも満足度高いのはやはり面白さがあったし先の展開が予想できない楽しさがあったから。こういうシリアスでファンタジーでクオリティも高い作品て昨今少ないので頑張ってほしい。2期に期待します。
・勇者のクズ
個人的満足度 55点 おススメ度 ☆3
「勇者なんて、最低のクズがやる商売だ」 21世紀なかば、東京の裏社会は、エーテル(魔力)強化手術で《魔王》となったマフィアたちに支配されていた。 この魔王たちを倒す賞金稼ぎ──それがすなわち《勇者》である! 勇者は、《E3》(イースリー)という薬剤でエーテル能力を強化して魔王に対抗。 その殺傷行為は合法化され、勇者はまさに”人殺し”の職業となった。 そんな中、フリーランスの勇者《死神》ヤシロのもとに、自称「弟子」が押しかけてくる。 それは、勇者見習いの女子高生・城ヶ峰。 しぶしぶ彼女を受け入れたヤシロは、ロクでもない事件に巻き込まれていく!
勇者刑に処すの作者の以前の作品、しかも2クールということで見てみました。作画は安定だし男性キャラ達もそれぞれ特徴的ですが女性キャラ達の魅力がいまいち伝わらない。6話の前半、生徒の指導とか面白くなる片鱗は感じましたが、後半元の魔王との戦い路線に戻ってしまったので6話で視聴切り。勇者と魔王要素があるのに異世界ファンタジー要素がなく、売るために強引に異世界要素を盛り込んだ感あるのも異世界好きとしては複雑でした。
特に微妙と思ったのがメインヒロインの城ヶ峰。彼女は推しの子のようなミステリアスな瞳ですが声は鬼頭明里さんの分かりやすい地声で鬼頭明里にしか聞こえず全然ミステリアスでない。魔都精兵と被るしね。鬼頭さんてクノンのミリカや最強陰陽師のメイベルみたいな変化を付けたヒロイン声も出せるのになぜあんな地声っぽくしたのだろうか。勇者刑と一緒に楽しむことで面白さ上がると期待し普段見ないジャンルを見ましたが、本作のヒロインが刺さらなかったことで逆に勇者刑のヒロインも粗が見えたというか、相乗効果が逆にマイナスになってしまったなと。
最後に冬アニメの総括について!
今期は個人的には大豊作でも普通でも不作でもなく豊作!
平均値高く面白かった作品多かった上、量産的作品が少なく、野心的な深みのある作品が多かった。大豊作に限りなく近かった。ただしキャラ数多くストーリーもこだわり抜いた難しい作品が多く、完全に理解し楽しむには1回の視聴では足りず複数回の視聴が必要だなと。私的に仕事もプライベートもごたごたしてなかなか複数回の視聴ができなかったのが心残りですが、続編の前とか見返していきたいと思います。そう!今期は続編の決定率が高かった。だから100%の力出してない作品もまだこれからということでしょう。
安定のヘルモード、掛け合いのクノン、最終話の推しの子、キャラ描写のグノーシアなどが私のアニメ熱を引っ張りぬ~べ~と悪魔くんの2大ホラーが活躍。
死亡遊戯や勇者刑やFATEやエリスは難しいが深みがあり、難しい作品の多さで逆にメダリストや姫様拷問や貴族転生など分かりやすい作品も光った。そんなクールでした。なろうの低予算系の新作からモブせかとか面白い作品を探すのが楽しかったのですが最近下火でした。今期はヘルモードとクノンを発見できたのが大収穫で良かったです。
今期はサブスクの視聴数ランキングがどこも似た傾向になってる印象がありました。
新作だと器用貧乏・お気楽領主・貴族転生が強く、ヘルモード・クノン・29歳独身冒険者がそれに続き異世界物でも勇者刑やエリス、転生ドラゴン、おまごとなどがその下という感じ。ラノベ系ですが死亡遊戯はそのよりだいぶ下。
異世界物強いのは今に始まった話ではないですが、その中でもながら視聴に適した作品が上位に来る印象。勇者刑もエリスもおまごとも死亡遊戯も、おそらく転生ドラゴンもシリアスな作品で見る人が減るのでしょう。シリアス物は予算必要だしこうした傾向だと減っていきますし、応援していかねばとも思います。海外で支持されることを期待します。
ゲームはドラクエⅦのリメイクをクリア。難易度は緩かったですが小さなメダルの場所表記など探索が面白くなるようにされており、システム周りも改善され長いストーリーをクリアするのに最適化されてました。
イベントは「とある魔術禁書目録」のフィルムコンサート行ってきました。過去映像が流れて気付いたのですが昔の覇権級アニメってセクシー描写攻めていたなと。今のアニメは海外展開重視だから自主規制に飲まれてる印象(^^;日本向けと分けて描くとコストがかかるし難しい問題です。3月末にはアニメジャパンの配信もたくさん見ましたがNBCユニバーサルの「とある暗部の少女共棲」の声優陣の13年越しで初共演が面白かったり。他にも4月6日くらいまでの配信が多いのでまだまだ見ないと。
2021年冬からアニメレビューをなろうに投稿し始めて5年になります。私自身が読み返しアニメの思い出に浸れるものをという目的もありどうしても独りよがりなエッセイになってますが読んでくださっている方ほんとありがとうございます。今まで感想くださった方、エックス(@kazekakehuuku)で反応くださる方、1度でも目を通して頂いた方皆さんに感謝です。
昔に比べると少しずつ修正は加えてて、今回は参考になったサイト面白かったサイトなど一部リンク加えてみました。そうすれば私自身も見返すこともできますし、今後増やすかもしれません。
春アニメも始まります。ラノベ系続編が非常に強いクールの印象。逆に新作がどこまで迫るかも楽しみです!
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!大変長文になりましたが一部でも読んで頂けたなら大変嬉しいです。
よろしければ、気軽に評価頂けると幸いです。
(ご意見や好きなアニメの話など、よかったら感想欄にどうぞ。アニメの好みはそれぞれ違うので肯定的内容でなくても歓迎です)
異世界アニメ多めで、他クールのアニメ感想も書いています。タイトル上のリンク先「アニメ感想の部屋」からもどうぞ。
2025年秋
https://ncode.syosetu.com/n8143lo/
↓春アニメで気になっている作品
2期のようなダークな要素が再来しそうで楽しみ リゼロ
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前代未聞の5クール決定で漫画を超えない呪縛打破が期待できる 転スラ
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