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思い出のハーレムビート

 BL系の処分作業が進み、また一つこの世への未練が薄くなったが、まだまだこの部屋をどなたかに片付けさせる事になるのは申し訳ない。次は部屋の1面を占める本棚に手を着ける事にした。


 6畳と決して広くは無い我が家のおよそ半分のエリアは生活禁止エリアだ。本棚が倒れた場合の結果が明らかだからだ。

 幸い一度も倒れる事はなかったが基本的にベッドの位置は本棚の反対側にほぼ固定されていた。

 

 最大限に本が多かった時期はロフトベッドを使っていた。本棚と同じ高さで生活していれば大丈夫だろうと。勿論ベッドの下も本棚である。そんな生活は4年ほど続いただろうか。ある日突然終焉を迎えた。ベッドが崩壊したのである、しかも斜めに。あの時は流石に死ねかと思ったのを憶えている。


 さて、BLの何倍かの量の漫画とラノベだが、こちらは手放せないものはどれかでは無く、どれだけなら残せるかで決めた。

BLを収納していた押し入れのスペースをそのまま使って入るだけのシリーズを残そうと考えて、まずは押し入れの中を整理。上の棚はほとんど本しかなかったのでほとんど空だったが、下の段は本の収納用のカラーボックスの奥を物置にしていたのでそちらの整理を先に。

 引っ張り出した段ボールの中の殆どはゲームセンターの景品と一番クジの下位賞だった。ほとんど全部処分する事にした。

 

 押し入れの中を一度空にしてから再度カラーボックスを設置し残したい順に収納していく。

 真っ先に選んだのは西山優里子先生のバスケマンガ、ハーレムビートだ。高校生くらいの時に一番好きで集めた作品だが、この10年くらいは知っている人にあった事がない。近年の作品だとボールルームへようこそ等に近いだろうか。平凡系主人公が夢中になれるものに出会い成長していく物語が大好物である。

 他にも寄生獣、ワンピース、封神演義、ハンターハンターなどジャンプ作品多めでお気に入り作品を残す事にした。


 問題は後に残った大量のカラーボックスである。処分する本を全て紐で縛り終えたその夜、明け方までかけて解体。板の状態にして押し入れの下の段の奥に積み上げた。燃えるゴミに少しずつ出そうと思う。


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