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『Wonderful Mystery Marvel Planet』  作者: アマテン
MMO本格化!惑星ファースト編

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シンタロウとコハル

ゲームアナウンス『』

アイテム名〖〗

スキル名⦅⦆

職業【】


 ゲームからログアウトした翌日、教室に自分の席に着くと早速真二が話しかけてくる。


「険人、おはよう」

「おはよう、真二」

「険人は職業何になった?俺は【魔法剣士】【剣士】【火の魔法使い】【光の魔法使い】でメインは【魔法剣士】だ。あと一つについては考え中」


 詳しく聞くと【魔法剣士】は剣と魔法をよく使ってる人が就ける職業で専用スキル⦅魔法剣⦆を使える。⦅魔法剣⦆は剣に属性(魔法剣士になったとき最大2つまで選択)を付与して攻撃するスキルで、真二の場合火属性、光属性を選択したそうだ。


 【~~の魔法使い】は魔法をよく使うと就ける職業で、よく使う魔法の種類によって【火の魔法使い】【光の魔法使い】のように選別される。専用スキルは⦅~~魔法強化⦆で、対応する魔法の威力の増加、詠唱速度の短縮、クールタイムの短縮だ。


 【剣士】は剣をよく使う人が就ける職業で⦅剣術強化⦆の専用スキルをおぼえる。効果は剣を使った攻撃の威力の増加、スキルのクールタイム短縮だ。似た職業として【槍使い】【拳士】などもある。


「その選び方ってことは将来は勇者になってみたいの?」

「ああ、目指そうと思ってるぜ。険人はどんな感じ?」


 僕が職業について話すと真二はいろいろ質問してきた。真二の質問は朝の時間だけでは足りずに休みになるたびに聞かれた。放課後真二と春香と『WMMP』で会う約束をして家へと帰った。


 午後8時『WMMP』にログインすると


「お兄ちゃん、ちょっと来て!」


 ヒミコ達に小屋の外に連れ出された。そこには


「「メー」」


昨日ゴロガ洞窟にいた白と黒のヒルメーがいた。どうやって『ファースト』の街から来たんだ?と疑問に思ってるとヒミコ達が教えてくれた。僕が眠った数日後いきなりゲートの様なものが現れ飛び出てきたらしい。ヒルメー達は僕に近づき頭をこすりつけてくる。


『ヒルメー達と友好を結んだ』


 ミルキーフライ達と同じアナウンスが出た。ヒルメー達はどうやら普通の野菜も食べるらしく、僕がいない間は最初畑の野菜を食べていたらしいが、ヒミコ達が食べていい野菜を教えるとその野菜を食べてくれた。だいぶ頭がいいみたい。居場所としてはアプリの樹の木陰が気に入ったらしく、いつもそこで寝ているみたい。

 とりあえずヒミコ達に友達に会うことと後から呼び出すことを伝え『センター』に転移する。


 集合場所である噴水に行ってみると青い短髪、腰に長剣、鉄の装備を着た剣士とピンク色の長髪に白いローブを着たプレイヤーがいた。学校で聞いた特徴的にそうだろう。


「お待たせ、シンタロウ、コハル」

「ケンか?他は連れてきていないのか?」

「ああ、ヒミコ達とは後でな」

「こんにちわ、ケン君」

「こんにちわ、コハル。とりあえずフレンド登録しとこうか」

 

僕達はその場でフレンド登録してこれからの事を話す。


「確か今回は土猪を倒すんだっけ?」

「ああ、今日はシンソの森かゴロガ山で肩慣らししたあと、明日挑戦する予定だ」

「わかった。その前に一つ行きたい場所があるんだけど」


 僕はシンタロウ、コハルをつれてマリーさんがいるインフォ・プロダクトに向かった。シンソの森のランダムスキルロールのイベントについて聞くためだ。前回ゴロガ山のランダムスキルロールについて話そうと思ったがマリーさんがいなかったため伝えていなかった。


「ケン君、いらっしゃい。他の二人は初めてね」

「僕のリアルでの友達でシンタロウ、コハルです。この人はマリーさん。『WMMP』での初めてのフレンドで情報とアイテムの売買をしてるんだ」

「よろしくね」


 マリーさんとシンタロウ達のあいさつを終えると早速本題に移る。


「マリーさん、シンソの森の挑戦回数って残ってますか?」

「残念だけどもう残ってないの。あれから他のプレイヤーに頼んで検証して情報を売り始めたんだけどすぐに売れちゃってね。でもいろいろわかったわよ」


 マリーさんはイベントの仕様について話してくれた。どうやら挑戦人数、レギオンの数でボスが強化されて、周りの敵の数も増えたらしい。もし失敗すると1日そのイベントに挑戦できなくなり、一度クリアしたプレイヤーも参加可能だがアイテムはもらえないらしい。


「そんなイベントがあったんだな。話を聞いた感じケンが⦅発見⦆スキルで見つけたんだよな?もうちょっと早かったら俺達も受けれたのに」

「それは大丈夫」

「え?」


 僕は3人に前回見つけたゴロガ洞窟のイベントについて話す。するとマリーさん達も一緒に行きたいと言い出したのでパーティーを組みなおしてレギオンを組み一緒に行くことにした。

 

パーティーはこんな感じ

第1パーティー

・ケン 以上

第2パーティー

・シンタロウ

・コハル

・マリー

・カオリ


 残念ながらガイウスとバイロンは急ぎの仕事があったため今回は諦めた。僕はパーティーを分けるとすぐにヒミコ達を召還する。


「この子たちがケン君の従魔ね。すごくかわいいわね」

「本当に人型なんだな。確かにこのかわいさなら掲示板は荒れるな」


荒れる?何が?疑問に思ってるとシンタロウが呆れたように教えてくれた。


「知らないのか?掲示板ではすごいお祭り状態だぞ。『あの美少女たちは何者?』『プレイヤーではないよな?』『何かのイベントのNPCか?』とかすごい憶測があったんだから。でケンに直撃して情報を聞くかと方向性がまとまった時、マリーさんがヒミコちゃんたちの情報を掲示板に流して落ち着いたんだ」

「へぇ。そうなんですか?マリーさん?」


 マリーさんに尋ねるとにっこりわらうと


「ちょうどケン君が情報を売ってくれて掲示板に流していいと言ってくれたからね。少しだけ掲示板に情報を流したのよ。それでもケン君に直撃しようとする人たちもいたけどきちんとお話し(・・・)したから大丈夫よ」


 どうやら裏でいろいろやってくれたらしい。周囲を見てみるとあからさまに目を逸らす人が結構いる。知らぬ間に他のプレイヤーに見守られ?ていたらしい。


 順調にゴロガ山道を進みゴロガ洞窟の目的の場所まで来た。マリーさんの提案でいくつかパーティーを変えていろいろ検証した結果、ゴロガ洞窟の崩れる壁は⦅採掘⦆などなくても壁の音の違いに気づけば誰でもたどり着けるみたいだ。


 元のパーティーに戻して扉をくぐると以前より一回り大きい岩の塊が中央に鎮座していた。僕はその様子を見るとヒミコ達に指示を出す。


「シンソの森と同じなら攻撃手段に変わりはないはず。ヒビキはマリーさん、コハル、シズクを含む後衛を機構盾でガード、ヒミコは僕と一緒に前回と一緒で前衛、シズクは後衛で魔法を」

「「「はい」」」


ーマリー視点ー


 私は初めてケン君達の戦いを生で見たわ。感想はただすごいの一言よ。


 まずヒミコちゃん。装備の効果もあるかもしれないけどすごく動きが早いわ。マジックストーンが放つ魔法をスピードが落ちないようによけながら刀による強力な一撃を与えていってるの。時折初めて見るスキルを使ってるけどアレが⦅妖刀術⦆と⦅妖術⦆ね。


 次にヒビキちゃん。ヒビキちゃんは⦅機構換装⦆で⦅機械工房⦆から取り出した大きな盾で私達に飛んで来るマジックストーンからの攻撃を弾いてくれているわ。ただ防いでくれるだけじゃなく、マジックストーンの攻撃の手が緩むとすぐに銃に切り替えて攻撃もしているわ。ヒビキちゃんは装備によって役割が変わる変則オールラウンダーなのね。


 次にシズクちゃん。彼女は後衛から水や風などの魔法を、時折誰も知らない氷魔法も使ってるわ。氷魔法は初めて見るけどきれいね。ちなみに氷魔法についてはケン君も覚えているか聞いたけど『スキル習得』には載ってなかったらしいの。おそらくレアスキルなのね。シズクちゃんは魔法ではなく時折歌を歌ってプレイヤーにステータス上昇のバフをかけているの。その姿は衣装も相まってまさにアイドルね。衣装を作ったカオリもニッコリよ。


 最後にケン君。彼は状況判断能力がとても高いわね。ヒミコちゃんとシンタロウ君に隙が出来れば対応し、HPの回復が間に合わなければポーションを投げたり。ケン君の職業についてはいろいろ教えてもらってるから知ってるけど戦闘向けの職業って【異質なテイマー】だけなのよね。それに【テイマー】という職業は従魔によって強さが変わるからそこまで戦闘向けの職業ではないのよ。それでもあれだけ戦えるんだからすごいわね。


「⦅フレイムスラッシュ⦆」


 シンタロウの⦅魔法剣⦆スキルがマジックストーンの水晶部分に突き刺さりマジックストーンは消滅した。


『イベントクリアおめでとうございます。報酬として『ランダムスキルロール』が送られます。このイベントは残り8回まで他のプレイヤーが挑戦できます』


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