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『Wonderful Mystery Marvel Planet』  作者: アマテン
MMO本格化!惑星ファースト編

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シンソの森探索②山火事の消し方


ゲームアナウンス『』

アイテム名〖〗

スキル名⦅⦆

職業【】


 いきなりもらったけど『ランダムスキルロール』って何?詳しく見てみると


----------------------

ランダムスキルロール

ランク?

品質:高級

解説:使用時、何らかのスキルロールに変化する

----------------------

 

 へぇ、このアイテム使うとランダムだけどスキルが手に入るんだ。こんなランダムなアイテムって使わずに置いとく人もいるけど、僕はガンガン使っていくスタイルなんだよな。早速使ってみると『見切りの瞳のスキルロール』に変化した。このスキルってマリーさんが言ってたスキルじゃん。早速使ってみると


『イベント:スキル統合:目の手掛かりを達成しました。⦅遠視⦆⦅暗視⦆⦅見切りの瞳⦆は⦅スキル統合:目⦆に統合されました』


 統合スキルは簡単に説明すると今までなら

・⦅遠視⦆

・⦅暗視⦆

・⦅見切りの瞳⦆

で3つのスキル枠を取っていたがこの⦅スキル統合:目⦆を取ることにより

・⦅スキル統合:目⦆(⦅遠視⦆⦅暗視⦆⦅見切りの瞳⦆)

みたいな感じで1つのスキル枠に収まる。このスキルが有るか無いかでスキル枠に差が出るかも?これはぜひ⦅属性魔法⦆を取るために⦅闇の魔法(初級)⦆覚えたいんだけど、さっきの戦闘でも覚えなかったんだよな。一体どこなんだろう?


 あ、⦅見切りの瞳⦆は動体視力がわずかばかりよくなるらしく、ヒミコの⦅見切り⦆と同じ効果のスキルみたい。


 再びシンソの森を探索していると焦げ臭いにおいが漂ってきた。においが漂ってくる方角を確認してみると少し先の空に灰色の煙が立ち昇るのが見える。


 気になって、急いで煙の元に近づいていくと少しずつ気温が熱くなっていき、目の前が少しずつ赤くなっていく。これって絶対アレでしょと思いながら進むと前方から誰かがやってくる。どうやらプレイヤーのパーティーみたいだ。彼らは僕らに気づいたようだが、そのまま僕らと入れ違いになるように僕らが来た道を戻っていく。その時聞こえたのがこんな会話


「早く逃げるぞ」

「ええ、私たちのせいじゃないわ」

「ゲームなんだもの。すぐ消えるわよ」

「とにかく街に戻るぞ」


 ああ~、大体わかったよ。彼らは火なんかを使って火事を起こして逃げてきたんだ。他のゲームでは自然に火が消えそうだけど『WMMP』では多分消えないぞ。さすがにこのまま放置したらシンソの森にどんな被害(最悪シンソの森全域全て焼け野原になるかも)があるかわからないからどうにかしなくちゃ。

 僕たちが現場につくとそこはすでに木が20本ほど燃えており広範囲に火が広がっていた。


「皆、この火事を止めるよ。ヒミコ、あの火の中を突き抜けて燃えていない逆側の木のところまで行ける?」

「精霊化すれば行ける」

「ヒビキはそこら中の木を切り倒すことができそう?」

「任せて下さい、マスター」

「シズクはあの燃えている木を凍らせることはできる?」

「はい」

「よし、だったら・・・」


 僕は皆に作戦を伝えるとそれぞれが行動に移す。ヒミコ、シズク、ヒビキはそれぞれ⦅開放(精霊力)⦆を、僕はスピード、アタックの強化を行いステータスを上昇させていく。ヒミコは⦅開放(精霊力)⦆によって強化された火耐性で燃える森の中を突き抜けて、一番遠い燃えていない木を切り倒していき火事の拡大を防ぐ。

 ヒビキも『機構剣』を装備して、すごいスピードで木々を切り倒していき、ヒミコと同様に火の拡大を防ぐ。

 僕は『風咆熊のガントレット』を装備して木々を殴り倒していく。そして燃える木を囲むように燃えてない木が倒れ込む。倒れ込んだ木にも火が燃え移っているが、そこへシズクの氷魔法により燃える木ごと凍りつき氷の壁が出来上がる。この氷の壁は火により少しずつ溶けているが火事の広がりを止めている。そして最後に現在燃えている木々に向けてシズクが 


「⦅ツナミシュトローム⦆」


 水の精霊魔法⦅ツナミシュトローム⦆で発生した大量の水の竜巻で完全に火事は鎮火した。


 ふぅ、どうにかそこまで被害が出ずに鎮火できた。まだ火事の範囲も狭くてどうにか僕達で処理できたから早く済んだけど、もし僕たちが気付かずにあのままだったらさらに火は広がってるぞ。

そんなことを考えながら地面に座り込んでいると、突然地面に魔法陣が現れる。この感じはワイズの時と一緒だ。そして僕たちはまたどこか別の場所に転移させられる。


 転移させられた場所は木の壁でかこまれた広場だった。周囲には小人サイズから大人サイズまで様々な大きさの男女がこちらの様子をうかがっている。よく見ると全員背中に羽が生えている。その中で一番品がある女性が話しかけてくる。


「精霊を従えし星渡人よ、ここは精霊・妖精・エルフが住まう世界樹の国ユグドラシエル、私の名は世界樹の精霊王リリアンヌ、この国の代表をしています。あなた達の名を教えてくれませんか?」


 僕達がそれぞれ挨拶をするとリリアンヌさんは話を続ける。


「今回はシンソの森を救っていただきありがとうございます。あのまま放っていたらシンソの森は燃えてなくなっていたでしょう。そうすればあの森にいた同胞も死んでいたでしょう」

 

 話を聞くと大昔、精霊・妖精・エルフは森の中で協力して暮らしていた。しかし彼らが暮らしていた森の素材や彼ら自身をとらえようと様々な種族が彼等を襲い壊滅の危機に瀕した。その時森の守護者であった世界樹の力で別の空間に転移し、そこで新しい国を作り出し、外界からの脅威から身を守った。

 それから彼らは惑星『ファースト』にいくつかのユグドラシエルへの入り口を作りファーストとユグドラシエルを行き来し生活をしている。シンソの森もユグドラシエルへの入り口の一つがありあのまま森が燃えていれば貴重なユグドラシエルへのつながりも無くなっていた。


「今回はそのお礼としてこの国への通行券とこの『世界樹の苗木』を授けたいと思います。どうぞお受け取り下さい」


----------------------

世界樹の国への通行券

ランク?

品質:最高級

解説:世界樹の国が発行した通行券。このアイテムを持っているプレイヤーは世界樹の国ユグドラシエルへ自由に行き来できる。譲渡不可。

----------------------

世界樹の苗木

ランク?

品質:最高級

解説:世界で最も巨大で魔力に満ちた世界樹の苗木。十分な環境を与え育てることで・・・

----------------------

 

どっちもヤバいアイテムだ。普通、世界樹って最終段階で手に入る素材なのにもう手に入れちゃったよ。それに通行券があるってことはユグドラシエルって超珍しい場所だよな。そこら辺を聞いてみると


「この場所は私たちが許可した者しか入ることはできません。その証が通行券なのです。ケンさんの場合は自然とつながりが深い精霊と仲が良く森の火事を見逃さず一生懸命鎮火していただいたのでお渡ししました」


 早速この国を探検しようかと思ったが火事の件やらさっきの冒険者の件やらマリーさんに話しておかなければならないので一度センターに戻ることにした。


もし森の火事が起きて、魔法が使えたらどんな風に消化したかをずっと考えていました

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