↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【1000万PV突破】『Wonderful Mystery Marvel Planet』  作者: アマテン
MMO本格化!惑星ファースト編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

75/876

マジックロール店主と図書館

 VRMMOをプレイしている時常にいくつかの画面が見えているようになっている。『WMMP』では名前、HP、MP、所持金、バフ・デバフの有無、パーティ―メンバーの名前、HP、MP、バフ・デバフの有無が視界の左端に出る。街中を見ると人々の頭上にプレイヤーには黄色(フレンドの場合緑)、NPCには黄色、従魔・一時的なパーティーメンバーなら青と表示される。他のゲームでは頭上に名前が出るが『WMMP』では出てこない。運営の説明ではリアルを追求した結果だそうだ。


 ヒミコ達と街中を歩いているとその画面の僕の名前の横に不思議なアイコンが現れた。そのアイコンは旗が風でなびいているモノで初めて見るアイコン。タップして確認してみると


『発見:何かのフラグが周囲にあります』


 これは〖開拓者〗の⦅発見⦆のスキル効果みたい。このアイコン今後は発見アイコンと呼ぼう。この発見アイコンは少し歩くと消えてしまう。もしかして時間経過で消えるモノなのか?しかし元の位置に戻ってみると再び現れる。どうやら発見アイコンは一定範囲内に僕が近付くと発生するみたい。


 発見アイコン範囲内を探してみるとあるお店の看板に発見アイコンが浮いている。僕がその店に入ってみると中には様々な色、大きさの巻物が置いてあった。店の中心にはカウンターで椅子に座っている黒のローブを頭からかぶったおばあちゃんがいた。


「うん?なんかようかい?ここは魔法を覚えるためのマジックスクロールが売ってるお店だよ・・・・ちょっと待ちな!お前たち、こっちまで来な!」


 おばあちゃんが店の説明をしてくれると突然カウンターに来るように言われた。僕達が近付くとおばあちゃんは全員の瞳をのぞき込んでくる。


 「ふむ、あんたはもうちょっとだね。あと隣にいる嬢ちゃん達は精霊だね。人型の精霊とは珍しい。ふむふむ青い髪の嬢ちゃんはまだいくつかの魔法が習得ができるね。赤い髪の嬢ちゃんは・・妖術の才能があるね、後、今度街の反対側にある爺さんが店主の『スキル屋』に行ってみな。黄色い髪の嬢ちゃんは・・・これは魔法の代わりに別の才能があるね。あんた達名前は?」


 これって何らかのイベントに進んでる?挨拶をすると


「そうかい。あたしの名前はバーラだよ。ちょっと待ってな」


 と言い残すとバーラさんは家の奥に入っていった。そして2つのマジックスクロールを持ってきてテーブルの上に置くとさらにもう一つ追加する。


「これは『妖術:陰』と『歌唱魔法』『風の魔法(初級)』『雷の魔法(初級)』のマジックスクロールだよ。『妖術:陰』はヒミコに、『歌唱魔法』『風の魔法(初級)』『雷の魔法(初級)』はシズクに、あといくつか魔石も扱ってるからヒビキのために買ってあげな。『妖術:陰』と『歌唱魔法』はそれぞれ30,000、『風の魔法(初級)』『雷の魔法(初級)』は5,000、魔石は各属性一つに付き2,000Gだよ」

「高い!」

「何言ってんだい!この2つのマジックスクロールは貴重なんだよ。人型の精霊っていう珍しいもの見せてもらったから売ってあげるんだ、感謝しな。それにこのぐらい女の子に買ってあげなくてどうするんだい!」


 くっ、そう言われれば買わないわけにはいかないじゃないか!だってヒミコ達も期待した目で見てくるんだもの。僕は魔石を合わせて12万の買い物をしてバーラさんの店を後にした。支払いを終えた時、バーラさんがあるアドバイスをしてくれた。


「まいどあり。ケン、あんたはマジックスクロールに頼らずに闇魔法を覚えな。そうすればいいことがあるよ」


『イベント:属性魔法の覚え方が発生しました』


----------------------

属性魔法の覚え方

種類:クエスト

期限:なし

報酬:マジックスクロール『属性魔法』の販売

⦅闇の魔法(初級)⦆をマジックスクロールを使わずに覚え、⦅闇の魔法(中級)⦆まで強化する

----------------------


『イベント:ヒミコの妖術強化が発生しました』


----------------------

ヒミコの妖術強化

種類:ユニーククエスト

期限:なし

報酬:???

⦅妖術:陰⦆を覚え使いこなす

----------------------


『イベント:シズクの魔法強化が発生しました』


----------------------

シズクの魔法強化

種類:ユニーククエスト

期限:なし

報酬:???

⦅歌唱魔法(初級)⦆⦅風の魔法(初級)⦆⦅雷の魔法(初級)⦆を覚え使いこなす

----------------------


 3つもイベント発生したよ。まず『属性魔法の覚え方』。これは新しく属性魔法をおぼえれるようになるのかな?でも属性魔法って火、水とかだよな。すでに覚えてるんだけど。闇魔法の覚え方は誰か闇魔法を使える魔物と戦えば覚えるはず。今のとこ『AI』にはいなかったから『ファースト』で出会えるかな?


 あとの二つはヒミコとシズクの固有イベントだろう。ただ気になるのは従魔もスキルを覚えることができるようだが、イベント限定なのか?こんど試してみようと思うけど、おそらくイベント限定なんだろう。そうじゃないと従魔のスキルまでもプレイヤーの自由になっちゃうから。


 さてこの街の探索には実は3つの目的がある。1つはなにか発見がないかなと店の場所確認、2つ目はここ。今僕の目の前にあるのは大きな図書館。そして発見アイコンもばっちり出てる。いざ、入館!


 中に入ると丸い受付テーブルを中心にたくさんの本が並んでいる。とりあえず勝手に読んでいいのかお金がいるのか確認する為に受付の人に話を聞きに行こう。


「すみません。この施設の使い方を聞きたいのですが?」

「初めての方ですね。このフロアの本は持ち出しは禁止ですが読むだけなら無料です。何か知りたい本があったらお聞きくだされば探させてもらいます」

「じゃあ、みんな自由に本読んでいいよ。すみませんがアイリ・バレンタインの伝記の様なものがあれば見たいのですが?」

「アイリ様の伝記ならあちらに揃えさせていただいています。ただ結構量がありますので何かキーワードがありますか?」

「だったら孤島で土を纏った猪や風を纏った熊が出てくる話はありませんか?」

「でしたらこちらのタイトルですね」

 

 ヒミコ達を自由にした僕は受付の人に教えてもらった場所でそのタイトルの本を探した・・・あった。これだ!そのタイトルは『アイリ・バレンタイン伝記 孤島の3つの怪物』

 読んでみるとアイリのとある島での冒険の話が書かれていた。そこにはグレーターポイズンスパイダー、ガイア・レイア・バロゥフ、ハウル・フォレスト・ベアーの戦いが描かれていた。まあさすがに戦闘については結構カットされていたが。ただそれぞれの軽い特徴、第2形態の説明がなされていた。そして最後の一体イリーガル・アシッド・スライムの居場所も描かれていた。すると突然『アイリの日記』が光りだしインフォメーションが流れる。


『条件を達したことにより、『AI』第一層洞窟のボスエリアが解放されました』


 (゜∀゜)キタコレ!!条件って絶対宝玉の入手、そして図書館でアイリの本を読むことだろ。ただ何第一層って?『AI』ってあの島だけじゃないの?別の島でもあるわけ?でもこの図書館にはこれ以外の孤島に関するアイリの伝記って置いてないしな。わからん


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] >さてこの街の探索には実は3つの目的がある。1つはなにか発見がないかなと店の場所確認、2つ目はここ。今僕の目の前にあるのは大きな図書館。そして発見アイコンもばっちり出てる。いざ、入館!…
[気になる点] スクロール(scroll)はロール(roll)と略すものなのですか?私が知らないだけならすみません。 文脈で判断できますが、カタカナ表記だと同音異義語(role)があるからややこしいで…
[良い点] 特別なストーリー設定 [気になる点] 宇宙レベルのコンテンツ! [一言] 私の小説を見に来てもいいかもしれません
2023/11/24 16:02 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。