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『Wonderful Mystery Marvel Planet』  作者: アマテン
2年生夏休み編と『多次元からの救援』

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夏休みのひと時⑦みんなで沖縄旅行①いざ成田空港へ

翌朝5:00


ブルルル


「うーん」


携帯のアラームで目覚める僕。軽く伸びをしてベッドから出る。凪はまだ寝ている。起こすのは僕が顔洗ってからでいいよね。一階に降りると台所からいい匂いがしてくる。今日は母さんが早めに起きて朝食を作ってくれている。


洗面所で顔を洗っていると


「おはよう、険人」

「おはよう、鳴海。もうちょっと待ってね」


鳴海が洗面所に入ってくる。すぐにタオルで顔を拭いて場所を譲る。そのままに階に上がると


「おはようございます。険人さん」


瑞穂が客室から出てくる。


「おはよう、瑞穂。よく眠れた?」

「はい。ぐっすり眠れました」

「立夏・凪はまだ寝てるの?」

「はい。ぐっすりですね」

「まだ時間あるから寝かしといてあげよっか?今洗面所は鳴海が使ってるよ」

「わかりました」


  自室に戻って青を起こした後リビングでみんなが集まるのを待っていると


ピンポーン


「あ、僕が出るよ」


 玄関を開けると


「おはようございます。険人君」

「いらっしゃい、智秋」


 智秋が来た。今日、智秋の家の車を借りて成田空港まで行くのだが、朝食を一緒に食べる約束をしてたんだ。


「みんな、忘れ物は無いわね?」

「「はい」」

「気を付けて楽しんできなさい。行ってらっしゃい」


時刻6:40

母さんに見送られて車に乗り込む。今からの予定は僕の自宅前で僕達+智秋+美冬が集合→最寄り駅で光+紫苑と合流→成田空港で光喜さん達大学生組と合流という手順。


 光達とも合流しこれから1時間ほどの車移動。社内では


「じゃあ担当者は?」


 4人が手をあげる。


「智秋・光・紫苑・凪だね。じゃあ3分間討論開始」


僕たちが遊んでいるのは『人狼ゲーム!Everyday』。アプリを使って遊ぶ人狼ゲームで

・4人がランダムに選ばれお題が出題

・3分の討論時間を経て、投票する

・答え合わせ


という流れ。


あ、次は僕だ。他のメンバーは瑞穂・青・凪の後輩組。お題は鮭・・・鮭?これは外れなのか?当たりなのか?もう一つのお題はなんだ?


「じゃあ議論スタート」


 まずはこれくらいからだよね。


「お題は食べれるものだよね?僕はそう」

「そうですね。いろんな食べ方があります」

「有名な魚ですよね」

「え?魚なの?」


おっと凪が少し突っ込んだ。それに対して青が否定している。


「青は違うの?」

「僕も魚だよ」

「本当に~?」

「本当だよ」


青の反応どっちだ?少し怪しいぞ青。


「だったら僕も少し突っ込むよ。この魚は赤身だよね?」

「そうね」

「うん」

「あってる、あってる」


 赤味の魚か。となるとまぐろの可能性が高いな。


「お寿司にもいろんなアレンジのネタがありますね」

「確かに。パッと3種類ぐらいは思いつくかも」

「特徴的なネタもあるよね」


 ここまで来ると対抗のお題はマグロだ。問題鮭とまぐろどっちが少数派かってこと。もう時間もないから少し賭けに出るか。


「トロロと合うよね。この魚」

「合いますね」

「丼とかにもあります」

「軍艦巻きにもありますね」


 これは僕が少数派だ。


「はい。終了、投票してね」


 時間いっぱいまぐろの振りでやり過ごす。投票の結果


「怪しいのは青君。青君のお題は・・・・多数派のまぐろです、残念。今回の少数派は険人君です」

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