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『Wonderful Mystery Marvel Planet』  作者: アマテン
AI(アイリ・アイランド)編

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運営小話④水の精霊とボス熊戦

『いや、それだけではないのである。ケンは水の精霊 タイプ:マーメイドのフラグも達成しているのである』


そういえばケンは水の精霊、それもタイプ:マーメイドの出現フラグを達成してるんだった。


『水の精霊 タイプ:マーメイドの条件は

 1.魚を10種類釣る

 2.蒼蛇公・シーサーペントを目撃する

 3.イベント「連続ヒット」を最後まで目撃する

 です』


 アイリが言う通りその3つが達成条件で、そのうち1つ目の魚を10種類釣るだがもちろん釣り竿で釣るという条件もある。それに普通の釣り竿では5種類しか釣れない設定にもした。6種類以上釣るにはもっと沖に出るか、リールを作って沖まで糸が出るようにするしかない。

 だがもし沖に出たら高確率でサメ型の魔物や蒼蛇公・シーサーペントなどに食われる。それにリールだって今の島の設備だけじゃ使えるようなものはできないと思ったがまさか作ってしまうとは。それも


『ケン以外にも自作のリールを作ったり、リールを作らずに手で巻いて釣り上げて10種類以上釣り上げるプレイヤーもいます』


 結構いるんだよな10種類以上釣り上げるプレイヤー。釣り師たちの執念を完全になめてた。

2つ目の条件だがこれは隠し要素として蒼蛇公・シーサーペントに出会ってから一度も死なないで小屋に戻るというのも含まれていた。基本、蒼蛇公・シーサーペントは海中で出会う又はいかだや船などを使い海上で出会うと確実に戦闘になる。唯一の方法がケンが行った海底の洞窟で出会うことだ。しかしこれにも条件が有って、まず洞窟に行くには【水泳】と【潜水】のレベルが3以上で不規則に回遊する蒼蛇公・シーサーペントに会わない、さらに洞窟を出る時に蒼蛇公・シーサーペントに出会わないことだ。

 3つ目の条件はケン達にとっては楽だったな。イベント『連続ヒット』は海で釣りをしている時に低確率で起こり次々と大物に変わっていく。ただ最後まで(蒼蛇公・シーサーペントが現れる)見るには釣り糸のランクが5以上でなければならない。しかしケン達にはミルキーフライ達がいたからな。

 そしてケン達は順調に水の精霊出現イベント『満月の救出』が始まった。一応このイベントも発生条件が合って満月の夜の日にシーサーペントが崩した岩場の近くに行くだ。このイベントは火の精霊の時の様なボスモンスターがいないが結構大変なはずなんだが


「だよな、だって二人いるんだから分業すればいいよな」

「ですね。それも食料も豊富にあるし落石も全て弾いているので・・」


 画面にはケンがシズクと契約している画面が出ていた。


「さて、次は雷の精霊イベント『降り注ぐ雷機精霊』ですけど」

「普通なら達成困難なイベントなんだが」

『今までの事を考えるとクリアされそうである』


 エンジンの言う通りクリアされそうなんだよな~~


 そして『降り注ぐ雷機精霊』の発生です。このイベントは晴れた日に草原系のフィールドにいると発生する。さてケンの手には・・・


「おい、やっぱり何も装備してないじゃん」

『ケン自身もシズクに戦闘を任せていたみたいで忘れていたようですね。しかしこれで入手確定ですね』


 そう、このイベントを達成するにはHPが700以上で、装備を全くつけない状態で空から降ってくる雷の精霊を受け止めて離さないこと。この条件は達成されない自信があったんだが。HPはいいとしてフィールドに装備しないでいくプレイヤーなんているわけないだろ。まさか装備を忘れるなんて想定できないだろ。と俺が驚いているとエンジンはあることを伝えてくる。


『しかしこれで雷と水の精霊を進化させたら、ハウル・フォレスト・ベアー対策は完全なのである』


 そしてハウル・フォレスト・ベアーとケン達の戦いが始まる。ケンはきちんと精霊たちを進化させた後準備も万全だ。そして戦いが始まる。


『特に問題ない戦いですね。ヒミコがアタッカー、ヒビキがタンク、ケンとシズクが後衛で魔法攻撃や補助。このままいけば第一段階は行けるでしょう』


 アイリの言う通りケン達は理想的なパーティー戦でハウル・フォレスト・ベアーを圧倒し第一段階は終了した。しかしこれからがハウル・フォレスト・ベアーの本気だ。ハウル・フォレスト・ベアーはHPが半分に減ると風の鎧をまとい、攻撃に風属性が付与される。風の鎧には実体のない魔法や矢を弾く効果があり、物理攻撃を5回受けると一定時間消える。さすがに序盤で常にこの効果がついていると強すぎるからな。といっても攻撃には吹き飛ばし効果もついているから【強靭】スキルを持っていないとタンクといえど吹き飛ばされて防御はできなくなるから十分強敵なんだが


「ああ~、やっぱり初見ではわからないですよね」


 女性社員の言う通り画面には風の砲弾を受けて吹き飛ぶケンの姿があった。さらにヒミコがハウル・フォレスト・ベアーの攻撃をくらい追撃をくらいそうになった時ヒビキが機構盾を構えスキルを使う。


『これでハウル・フォレスト・ベアーの対策に気づいたようなのである。まだ咆哮攻撃があるが・・・』


 エンジンの言う通りハウル・フォレスト・ベアーは咆哮を行い追撃を繰り出そうとするがシズクの⦅アイススケート⦆で動けなくなった。


『そして開放込みの全勢力投入でクリアですね』


 はあ、やっぱりクリアできたか。ただ最後のイリーガル・アシッド・スライムは今度のアップデートで追加される惑星である書物を見つけないと出現しないから大丈夫だろう。


「しかしこれであの職業は彼に決定だな」

『そうですね。その他にいくつか彼にしか発生していない職業もありますしどうなるか楽しみです』

「おし、みんなアップデートに向けてがんばるぞ」

「「はい」」


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