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『Wonderful Mystery Marvel Planet』  作者: アマテン
七罪武器と根源の悪魔とGWキャンプ

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ジョブクエスト:死闘!WMMP最強格のテイマーとの闘い①シーラの従魔たち

ゲーム内にて一週間後、誰もつれずに冒険者ギルドに向かった。一応ヒミコたちには戦闘があるかもしれないからとは伝えている。冒険者ギルドに着くと


「ケンくん、こっちこっち」

「こんばんは」


シーラさんと従魔のキリンが待ってくれていた。シーラさんたちに連れられ冒険者ギルドの地下に向かう。冒険者ギルドの地下には資料室や誰も入ったことがない謎の部屋もたくさんある。シーラさんが止まったのは謎の部屋の一つ。シーラさんはドアノブに手をかけいくつかの詠唱を終えると


ガチャ


と扉が開く。部屋の中には大きな扉があるだけ。


「ケンくん、その扉を開けてみて」


 扉のドアノブに手を触れると


ガチャ


何の抵抗もなく開く。


「やっぱりそうなのね。ケンくん、中に入りましょう」


 扉の先には白い石の床が敷き詰められており、周りには空が広がっている。これって別の空間につながっている?


「ここはどこですか?」

「ここは一定の実力を持った特殊なテイマーのみ入れる場所『スカイ・ホロウ』。ここなら私の従魔と本気で戦ってほしいの」

「戦うんですか?」

「ええ。そして【異質なテイマー】唯一無二の技を閃いてほしいの。すでにケンくんは十分従魔への愛情・テイマーとしての経験値は積んでいるわ。普通のテイマーならテイマー最強のスキルをひらめくんだけど私達特殊なテイマーはひらめかないの。どうやら私たちの使役する従魔は特殊で、普通の従魔の条件だけだとダメみたい。最後に必要なのはテイマーの力のみの強敵との激戦」

「テイマーの力のみですか?」

「ええ。この空間ではテイマー以外の特殊なスキル(職業限定スキル)は使えないわ。皆のアイテムや装備の確認とか必要でしょ?用意ができたら話しかけて頂戴」


『ジョブクエスト:死闘!WMMP最強格のテイマーとの闘いが発生しました。なおこのクエストは成功するまで挑戦できます。この特殊なフィールド内では一部スキルが使用できず、アイテムの仕様もプレイヤーはできません』


 皆を呼びだして、自身含めいろいろ確認していく。ヒミコ達もも自身の装備以外のアイテムは使えず(ただしレイ・ワイズのマテリアルウェポンを強化する特殊アイテムは使用可能)、回復はシズク・アーシャ・レイ・ラクスだよりになる。僕自身も回避のメインである【開拓者】の⦅危険察知⦆が使えず、メイン火力である【開闢と終焉の錬金術師】の⦅錬金魔法⦆・【皇鎖の死神】関連のスキルも使えない。つまり完全にお荷物状態ってわけ。


 ある程度作戦を伝えてシーラさんに話しかける。


「準備OKみたいね。なあ私の従魔を紹介するわね。人数は6体。まずはキリンよ」


 シーラさんの足元に魔法陣が生まれキリンさんが現れる。


「とうとう戦うんですね?」

「ええ、神獣に戻ってくれる?」

「はい、マスター」


 キリンさんの体が光り輝き、全身が鱗に覆われ頭に一画角と枝分かれした角を持つ全長4mほどの大きな馬が現れた。これがキリンさんの本来の状態:麒麟。シーラはキリンにのりさらに従魔を呼び出す。

 次に現れたのは8つの頭を持つ巨大な龍が出てくる。


「この子は神獣:八岐大蛇のヤゴウよ」

「ほう、龍の姫巫女がいるじゃないか。それに他の者もいい目をしておる。これは久々にいい戦いができそうじゃ」


 次に現れたのは緑色に輝く大きな鳥。


「この子は神獣:ガイアフェニックスのスザク」

「よろしくお願いします」


 次に現れたのは巨大な亀


「この子は神獣:深淵仙亀の乱爺」

「まだ若者ばかりじゃな。胸を貸してやろうかのう」


次に現れたのは巨大なこん棒を持った女性の鬼


「この子は神獣:天鬼の彩富士」

「ふん、一撃で沈まないでよ?」


最後に現れたのは青と赤のオッドアイを持つ猫。


「この子は神獣:賢者猫のココよ」

「よろしくにゃ」

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