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『Wonderful Mystery Marvel Planet』  作者: アマテン
文化祭とアイテムコンテスト

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文化祭3日目:光(アカリ)の文化祭

藤村光アカリ視点~


私が住んでいる地域では現在文化祭シーズンが到来。この時期(11月)になるとこの地区の中学校では木曜日・金曜日が半日授業に変わり(ただし10月は土曜日半日授業が追加される)参加できる。そして今日は土曜日で1日文化祭が楽しめる日だ。私が向かったのは誠明高校。私が所属している植生物部の先輩が進学した先で私の志望校でもある。


 最寄り液から徒歩で誠明高校に向かう。先輩の話だと今の時期の休日の高校への送迎バスは満席に近いため歩いてきた方がいいらしい。


「うわあ、すごい」


 校門には“誠明高校文化祭”と書かれた看板が大きく掲げられいくつか規格の情報が書かれた展示物も設置されている。とりあえず受付に行かないと。


「いらっしゃいませ、誠明高校文化祭へようこそ。招待状と身分証明書はお持ちでしょうか?」


 カバンから先輩にもらった招待状と学生書を渡す。この招待状は誠明高校の学生が招待客の名前を申告することで発行され、受付で身分証明書と共に出すことで構内に入ることができる。招待状・身分証明書・デジタル案内付のリストバンドをもらう。まずはリストバンドの案内に従って園芸部の部室に向かう。


 最初に出迎えてくれるのは屋台ゾーン。屋台では焼きそばやたこ焼き・焼きトウモロコシなどの香ばしい匂いやクレープ・焼き芋などの甘い匂いも漂ってくる。何か買いたいけどまずは園芸部に行かないと。リストバンドの案内に従い屋台ゾーンを抜けて校舎へ入り部室棟に向かう。


さすがここらの地域では最大の敷地を持つ高校。校舎もいくつかあってリストバンドの案内が無いと絶対迷っちゃう。園芸部の部室は校舎A→部室棟を抜けた屋上が一部ガラス張りの建物の中にある。


「いらっしゃいませ。園芸部にようこそ。自由に回覧・体験していってください」


 誠明高校の園芸部は植物を育てるだけでなく、植物を使った技術も学んでいる。今回の文化祭だと植物の回覧はもちろん押し花・ドライフラワー・生け花・布の染色・香水の調合・料理なども紹介・実地している。確か先輩は今日香水の調合のブースにいるっていってたから


「美紀さん、こんにちは」

「光ちゃん、いらっしゃい」


彼女は篠崎美紀さん。私の2つ上の高校2年生でおばあちゃんの友達のお孫さんで小さい頃からの幼馴染でもある。美紀さんが教えているのは匂い袋の作り方。園芸部が事前に用意した乾燥植物から作り出したいくつもの抽出液を、スポイトを用いてお客独自の調合で香水を作り、その香水でにおいを付けた布を小型の巾着に入れて持ち帰ってもらう企画だ。私も美紀さんに教えてもらいながら文化祭の見どころについて教えてもらう。


「漫研にはいくべきね。ファンタジーの職業の服装の似顔絵を描いてくれるわ。あと3-4の演劇は見るべきね」


 今から向かえばちょうど3-4の演劇の次回開演に間に合いそうなので体育館に向かうことにした。どうやらこれから見る撃破評判がいい用で結構人が入っている。途中の自動販売機で買った飲み物を飲みながら演劇が始まるのを待っていると・・・


 学芸会のクオリティじゃなくて、前に学校の行事で見に行った劇みたいな完成度だった。すごく感動しちゃった。劇を見終わった後は隣の体育館に向かう。隣の体育館は身体を動かす企画が揃っており、あまり運動が得意じゃない私だけど現実・WMMP両方で調合などをしているため手先は結構器用。だから型抜きやミニイライラ棒などを楽しんだ。イライラ棒なんて昔のテレビ番組の再放送で見て知ったからミニだとしてもできてうれしい。


軽く?体を動かした後はそろそろ何か食べようかな?時間もちょうどいいし。美紀さんの話では1年のあるクラスの模擬店が美味しいらしく行ってみたんだけどすごい人が並んでいたから別の場所に行くことにした。確かデザートもあるって言っていたから後でこよう。


 模擬店や屋台で昼食を済ませた後似顔絵を描いてもらえる漫研にむかう。30分後書いてもらった似顔絵を見るとどこかの街で品物を売っている私の姿でタイトルは『敏腕商人』だって。


次に行く場所は模型部。似顔絵を描いている間に耳に入ったんだけどWMMPのキャラのジオラマがあるみたい。模型部に入り他の模型を見ながら目的のジオラマにたどり着く。

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