グレータ―ポイズンスパイダーとの激闘 後編
ゲームアナウンス『』
アイテム名〖〗
スキル名⦅⦆
職業【】
グレーターポイズンスパイダーの脚以外の全身の殻にひびが入り砕け散った。殻の下からは白い皮膚が現れるがすぐに紫色に変色していく。殻が残っていた8本の脚も紫の液体があふれ出し覆っていく。そして口元からは紫色の雫が垂れている。その紫色の雫は地面に触れると
ポコポコ
と泡を出しながら地面にたまっていく。
うわあ、第2形態、あれって絶対毒じゃん!やっぱり使うよね、毒。だって名前にポイズンって入ってるのにさっきまで毒攻撃使ってなかったもの。一応毒消しポーションはあるけど、持って来たのは5本それも確定回復じゃなくて、50%の確率で解毒するんだよなあ。足りればいいけど。
グレーターポイズンスパイダーはこちらに向かって駆けだしてくる。しかしそのスピードは先ほどとは比較にならないほど速く、いつの間にかグレーターポイズンスパイダーの攻撃範囲に入り脚の突き技が迫る。躱すことができないと思い、とっさにロックマウスの盾を構え防御する。
ドン
「くっ」
グレーターポイズンスパイダーの突きの余りの威力に後ろに吹き飛ぶ。着地の硬直で動けなくなった僕に向かってグレーターポイズンスパイダーはすでに次の攻撃に移っており、口から巨大な紫の球を僕に向かって吐き出してくる。先ほどと同じようにロックマウスの盾で防御しようとしたが
ベチャ
先ほどの攻撃でほとんどの耐久値を持ってかれたロックマウスの盾では防ぎきれず、紫の球が着弾した瞬間ロックマウスの盾は砕け僕に当たる。100のダメージを受けると共に⦅毒⦆状態に陥り周囲には毒の水たまりができた。鑑定してみると
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毒の水たまり
解説:水たまりにいると地形ダメージを受け、一定以上いると⦅毒⦆になる
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やべぇHPが見る見るうちに削れていく。あとHPは98、96、94。わお、地形ダメージ+⦅毒⦆ダメージで1秒間にHPが2減っていってる。僕は急いで毒の水たまりから出たが、グレーターポイズンスパイダーはすでに近づいて脚を振り下ろそうとしている。
ふっ、お前が近付いているのは気づいているさ。さっきはいきなりスピードが上がって驚いたけど冷静になればよけれるさ。脚の攻撃を躱しグレーターポイズンスパイダーの下に潜り込むと殻が吹き飛んだ紫の胴体に向けてスキルを放つ。
「⦅ダブルスラッシュ⦆」
「キシャ―――」
グレーターポイズンスパイダーは痛みで絶叫を上げ怯む。そのまま胴体の下を駆け抜けグレーターポイズンスパイダーから距離を取り毒消しポーションを飲む。1本目ダメ、2本目⦅毒⦆状態回復。残りHP70。回復ポーションも飲みたいけどさすがにそんな時間はないか。視線を向けるとグレーターポイズンスパイダーはすでに毒の球を吐き出す構えを取っていた。
殻が破れた時思ったけど、さっきの⦅ダブルスラッシュ⦆のダメージエフェクトで確信が持てた。お前のその状態は殻という重みを捨てて攻撃特化になった代わりに防御力を捨てたいわば捨て身の状態。グレーターポイズンスパイダーの毒の球をよけながら最後の回復ポーションを飲んでHPを回復する。防具も盾、回復ポーションもない、だったら攻勢に出るしかない。そして今最後の激突が始まる。
毒攻撃をよけるとそのままグレーターポイズンスパイダーに向かっていく。脚の突き刺しを躱し、時にはお腹の下を、時にはどちらかの脚を迂回してグレーターポイズンスパイダーの生身の部分に切りつけていく。
ある程度ダメージを与えグレーターポイズンスパイダーがフラフラしだしたが
「くっ」
グレーターポイズンスパイダーの脚の攻撃をナイフで防御した時ナイフが折れてしまった。その隙を見逃さずグレーターポイズンスパイダーは毒の球を放って来た。今から避けても毒の球は躱せない。絶体絶命。
・・・・その攻撃を待っていた。お前が毒の球を放つと少し動けないことを。そしていまのHPなら毒の球は1発なら耐えられる。折れたナイフを捨てその毒の球にわざと突っ込んでいく。反撃の準備のために⦅気功術:腕⦆⦅気功術:脚⦆を発動。毒の弾丸を受けHPを削れられ⦅毒⦆状態になったが、毒が滴るグレーターポイズンスパイダーの口に向けて
「⦅強打⦆」
「ギシャ――――」
強力な拳を叩きつける武術スキル⦅強打⦆を叩きこむ。グレーターポイズンスパイダーは口から大量のダメージエフェクトを生じさせながら怯んでいる。しかしまだ倒れない。さらに追い打ちの
「⦅強蹴⦆」
強力な蹴り技を放つ武術スキル⦅強蹴⦆を叩きつける。グレーターポイズンスパイダーは僕の⦅強蹴⦆を受けると一度全身を痙攣させるととうとう倒れ込みポリゴンと化した。




