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『Wonderful Mystery Marvel Planet』  作者: アマテン
公式イベント『ファーストフェスティバル』

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315/730

オリジナルダンジョン公開②挑戦者たちの激闘①

あれからいくつかダンジョンに挑戦し自分たちのオリジナルダンジョンに翔ってくる。


「ただいま」

「皆、おかえりなさい。他のダンジョンはどうだったかしら?」

「私達が行ったのは・・・・・」

「・・・・って感じです。こっちはどうでした?」

「今の所最高到達点は1F:1本道エリアね。3つしかないSランクダンジョンだから掲示板に攻略情報も流れててランダムパネルエリアの罠については半分ぐらい判明されているわね。まあパネルエリアについては運がよければすぐ終わるものね。ただ1本道エリアについてはまだまだね。新しく追加された罠が大活躍ね。早速新しいパーティーが挑戦してるわね」


「ここが3つあるSランクダンジョンの一つ『マルチ・スター』か」

「他のSランクはバリバリの戦闘系ばかりで今の私たちじゃ手が出せないもの」

「でも攻略掲示板の情報ではここはまだ戦闘系ではないみたいだからな」


『マルチ・スターにようこそ。ダンジョンの階層は5層。各層で特殊な条件が変付与されます。1層ではいかなる手段でもHP/MPの回復はできずHPが0になるとこの場所に戻ってきます。各プレイヤーには残機があり初期は10で全て使い切ると観戦ルームに行きすべてのプレイヤーが観戦ルームに行くとゲームオーバーです』


「再確認するけど最初のフロアは50枚のパネルがあって、そのパネルに全員が乗ることで様々なギミックが発動する。その中の一つに次の扉を開くパネルがある」

「ギミックにはダメージを与える・HP/MPを回復の2種類。どちらもガード無視の割合ダメージ・回復なので、どのギミックがどのぐらいのダメージ・回復かを見極めること」


 彼らはまず一つ目のパネルに乗る。するとパネルがバリアで区切られる。これはダメージギミック。彼らの頭上から巨大な岩が落ちてくる。このままだと全員にHP4割ダメージを受ける。だが


「俺に任せとけ」


 パーティーのタンク役である【大盾使い】が全員の前に立ち多い輪を受け止める。彼はダメージを受けたが他のメンバーはノーダメージで乗り切る。うん、ナイス判断。このエリアのギミックには一人または数人だけの犠牲で済むものもある。今回は【大盾持ち】なら一人、近接職なら3人で岩を受け止めると少人数の犠牲で済む。


まあ、そうしようもない場合もあるけど


「「あ!」」


 いくつかパネルを踏んで進んでいったが落とし穴ギミックにはまってしまう。【飛行】持ちの箒を持った魔法職以外は落下してしまう。それから彼らは何度か残機を減らしやっと正解のパネルを発見し次のフロアに向かう。


1本道エリアは次のフロアの仕掛けもあり【飛行】持ちの箒を持った魔法職なら比較的楽に行ける。そのため魔法職のプレイヤーは問題なく中間地点まで行けるが


「ああ」

「また、捕まった」

「落ちる―」


 1本道の罠はバージョンアップしている。そのため続々と彼らは残機を減らし観戦ルームに行く。一応説明しとくとすべての罠にある程度対策があり彼らがきちんと対策できていないだけだからね。


 結局彼らは魔法職以外全員が観戦ルームに行き、魔法職のプレイヤーのみで中ボスに挑みゲームオーバーに



続いて


「あ、『空牙団』ね。これで3回目の挑戦ね」


 メンバーはライア、チヤ、タツヤ、ゴウ、ユウカ、マリアの5人。どうやらすでに2回挑戦しているみたい。このライアさん達だが実はリアルであったことがある。なんと花火大会で会ったかき氷を売っていた大学生の面々がそうだった。ちなみにそれぞれライア(間ケ部光喜)、チヤ(服部千早)、タツヤ(阿部和也)、ゴウ(二宮剛)、ユウカ(工藤優香)、マリア(二宮心)。


「ライアさん達は前はどこまで行ったんですか?」

「1本道エリアの中ボス手前までね。今回はどこまで行けるかしら?」



 ライアさん達はいくつか残機を減らしランダムパネルエリアをクリア。ただこれは運が悪かったかな?開けたパネルは35、落とし穴ギミックは壁に武器を刺して持ち込んだロープで耐えてた。ただ水死トラップはチヤさん以外残機を減らしてみたいだけど。


 さてライアさん達は一本道エリアに侵入したが


「ゴウ!」


 早速ゴウさんが新しく追加した植物のツルトラップに捕まる。このトラップはプレイヤー一人に捕まり少しずつ奈落に引っ張っていく。捕まったプレイヤーは動くことができず周りがどうにかするしかない。


 ライアさんとチヤさんが長剣・ナイフを取り出しツルに攻撃し切断する。これが対処法の一つ。切断系武器で攻撃する。しかしいくつか細かい設定もしてありまず【斧】カテゴリーのアイテムで攻撃すると一撃で切断。他の切断系武器なら合計アタック値が一定を超すと切断できる。ただし決して一人では切断できないアタック値の設定になっている。もう一つは火属性の武器・魔法で攻撃すること。しかしこの方法はツルが燃えることで拘束されているプレイヤーにもダメージが入る(最大HPの1割)。まあ死ぬよりはましだが。


 ライアさん達は前半のトラップは残機を減らすことなくエリアボス:モーセンプウに挑戦する。ちなみにモーセンプウについては何もいじっていない。

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