勉強会兼お泊り会⑨
なんと一日のPVが10000を超えていました。今までなら5000ぐらいだったのに。皆さんありがとうございます
一度ログアウトしてリビングで水を飲んでいると
ガチャ
「ただいま、兄ちゃん」
「「ただいま」」
部活帰りの立夏、買い物から美冬、委員会帰りの智秋が入ってくる。どうやら部活と委員会の終わりが一緒になったみたいだ。
「おかえりなさい。立夏ちゃんはお風呂入ってきなさい。美冬ちゃんと智秋ちゃんは着替えて夕食の準備手伝ってくれない?」
「「「わかった(わかりました)」」」
~WMMP~
寝支度を済ませた僕達は『WMMP』にログインする。現在いる場所はザバン砂漠ピラミッド前。僕達『星巡る銀河』の今日の予定は第3の街『ブルーアクア』に向かうことだ。第2の街『セカンド』から第3の街『ブルーアクア』の道筋はこんな感じ
第2の街『セカンド』
↓
ザバン砂漠←現在ここ
↓
エイル平原
↓
第3の街『ブルーアクア』
まずはザバン砂漠を抜ける。ザバン砂漠にはフィールドボスはいないため耐熱性能のあるマントを装備し進んでいく。ザバン砂漠の注意点は2つ、1つは道中出てくる魔物(ランク2)、2つ目が水分ゲージだ。砂漠では温度が高く乾燥しているため水分ゲージの消費が5倍になる。耐熱装備である程度対策できるがそれでも3倍ほど水分ゲージの消費速度が速い。そのため水の補充は大切だ。
「なにか乗り物欲しいわね」
「砂漠ならラクダとかですかね」
「あとは大きなトカゲとかじゃない」
「ゲームとかならこの暑さを完全に無効化できる飲み物があるよね。アカリとケン兄は作れないの?」
「うーん、私達も考えたんだけど全然作れないんだよ。素材が足りないのかスキルレベルが足りないのかわからないけど。もし作ることができたら溶岩もどうにかできるかもしれないんだけど」
道中の魔物を撃退しながら進んでいき砂漠を抜けると草木が生える平原に着いた。ここがエイル平原、ここにはフィールドボスがいて倒さなければ『ブルーアクア』に入ることはできない。
平原を進んでいると
「クワ―」
上空から大きな鳥の集団が襲いかかってきた。
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ワイルドハゲタカ
ランク2
カテゴリー:【鳥】
解説:中型の鳥。攻撃的な魔物で上空から襲ってくる
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ワイルドハゲタカたちは爪や嘴で攻撃→空に逃げる→爪や嘴で攻撃というヒット&アウェイを繰り返す。ハゲタカたちは飛行スキルが高く単純な魔法や弓などの遠距離攻撃はかわしてしまう。だが
「クワ!!」
「遅い!⦅有明⦆」
「私の方が早いです」
飛行スキル持ちのナツ、ヒビキの前では空中にいても意味が無くすぐに倒される。そして
「ブモ―――――」
僕達の目に巨大な牛が現れる。
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ビッグホーンブル
ランク3(ボス)
カテゴリー:【獣】
解説:巨大な太い角を持つ牛。その性格は獰猛で大量にあるスタミナで目に入る敵をひたすら追いかける
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僕達のギルドの方針でこのエリアのボスの名前と姿だけ聞いて攻略法については聞いていない。これはゲームを楽しむために敢えて聞かなかった。
ビッグホーンブルはこっちに向かってその大きな角を突き出し襲ってくる。僕達はすぐにその場を横っ飛びで躱す。ビッグホーンブルは僕達の間を駆け抜けて走りながら方向転換をしてきて再び襲い掛かってくる。
「嘘!私ですか?」
どうやら標的はヴィオラのようだ。ヴィオラも盾で防ごうとするが盾ごと弾かれて吹きとばされる。さらに執拗にヴィオラを狙うビッグホーンブル。
「メイ、⦅威嚇⦆」
ウィンがメイにヘイトをメイ自身に向ける⦅威嚇⦆を使うがビッグホーンブルのヘイトはヴィオラに向いたままだ。おいおい、まさかのヘイト無視か。とりあえずヴィオラに回復を集中してもらおう。幸いなことにヴィオラは小盾使いなのである程度の防御力はある。へストとアーシャの2人で回復を回せば大丈夫だろう。後はそのうちに総攻撃だ。
ある程度攻撃すると今度はヒビキにヘイトが向く。お、ラッキー。
(ヒビキ、空で待機)
(わかりました、マスター)
ヒビキに念話で指示をだす。するとビッグホーンブルはその場で立ち止まり飛んでるヒビキを見つめている。よし、予想通り。
「全員、遠距離攻撃で一斉攻撃」
何度か一斉攻撃するとビッグホーンブルはその場で倒れる。最後まで空に飛ぶヒビキを見上げたまま。
ケン達は知らないがこのビッグホーンブルは最初ランダムに選んだプレイヤーを執拗に追いかける。更に普通のヘイト管理ではビッグホーンブルのヘイトは移らない。ビッグホーンブルのヘイトを移す方法は一定以上遠距離攻撃を当てるとそのプレイヤーにヘイトが移る。ここで注意が必要なのはダメージではなく当てた回数だ。なので最後まで攻撃回数の多い銃を使っていたヒビキにヘイトが集中していた。




