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『Wonderful Mystery Marvel Planet』  作者: アマテン
初のワールドイベント『戦艦ホエールとの激闘』

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勉強会兼お泊り会②

父さんも帰ってきて夕食が始まる。テーブルの上には煮込みハンバーグ、唐揚げ、ポテトサラダ、千切りキャベツ、野菜のスープが置かれている


「へぇ、今日は豪勢だな。これはみんなで作ってくれたのか?」

「ええ、あなた。私と立夏ちゃん、智秋ちゃん、美冬ちゃんで作ったのよ」

「早速食べようか?いただきます」

「「いただきます」」


 僕は早速煮込みハンバーグを一口食べる。僕の家の煮込みハンバーグはトマトをベースとしたスープでハンバーグを煮ている。口に入れるとハンバーグの肉汁とともにトマトのさっぱりとした味が口いっぱいに広がる。


「この煮込みハンバーグ、おいしいな、険人」

「うん、ご飯がすすむ味だね」

「うふふ、それはよかったわ。今日は手伝ってくれる人がたくさんいたから少し工夫してみたのよ。トマトソースの味付けは私が、ハンバーグは立夏ちゃんたちに頼んだの」

「ねえ、険人、唐揚げも食べてみてよ」


 美冬が小皿に2つの唐揚げを取りこちらに差し出してくる。僕はそのまま唐揚げを食べてみると鶏肉の肉汁と醤油とニンニク、ショウガの風味が口いっぱいに広がる。もう一方も食べてみると肉の触感から胸肉のようだ。最初に食べた方はモモかしわだった。


「おいしい」

「そう、よかった。それは私が作ったのよ」

「このポテトサラダは私が作ったんです。味見してくれませんか?」

「兄ちゃん、この野菜スープは私が作ったの。飲んでみてよ」

「大人気じゃないか、険人」

「あらあら、大変ね。険人ちゃん」


 

 普段よりにぎやかな夕食が終わると


「立夏ちゃん、美冬ちゃん、智秋ちゃん、先にお風呂に入ってきて頂戴。険人ちゃんは3人がお風呂に入ってる間に2階の客間に布団を敷いてきて」

「兄ちゃん、私も智秋姉と美冬姉と寝るから3人分お願い」


2階の客間に3人分の布団を敷くと自分の部屋に戻りラノベを読んで時間をつぶす。この後軽く立夏たちと『WMMP』で遊ぶからだ。え?同世代の女子が自分の家のお風呂に入ってるのにドキドキしないのかって?残念ながらあまりドキドキはしないかな。さすがに智秋も美冬も幼稚園の時からの幼馴染だからよく家に泊まりに来たし。ただ最近はお風呂上りは少しドキッとするかな。なにか女性特有の色っぽさが出てきてるんだよ。でも表情には出さないよ。だってぎくしゃくするのが嫌だもの。


そして40分後


「いいお湯だったわ」

「ええ」

「兄ちゃん、布団ありがと」


 立夏たちはVRセットを持ってきて部屋の中に入ってくる。立夏は水玉のドットがついた白色の、美冬は全体的に蜜柑の柄がちりばめられたオレンジ色の、そして智秋はバラの柄が描かれたうすい黄緑色のパジャマを着ている。


「じゃあログインしようか」


 立夏達三人は僕のベッドに、僕はゆったり座ることができるロッキングチェアに座り『WMMP』にログインする。


「今日はどうするの?」

「商業ギルドに行こうと思ってるんだ。アーシャを仲間にしたから【異質なテイマー】関連のジョブクエストが、オブシディアン・ビーとロイヤル・ピンク・ビーたちと友好関係を築いたから【魔物牧場の主】関連のジョブクエストが進みそうだから」

「じゃあ、商業ギルドに行きましょう」


 僕たちが商業ギルドに入り従魔関連の窓口に向かって歩いていると、商業ギルドにいたプレイヤーの大半の視線が僕達に注がれている。


「まさか生ヒミコたん見れるなんて。今日はいい日になりそう」

「シズクちゃん、今日もきれいね。私も早く人魚を仲間にしたいわね」

「ヒビキちゃんもいる。いつかあの銃で射抜かれたい」


 ヒミコ、シズク、ヒビキは第一回公式イベントの画像から人気が爆発した。もともと珍しい人型の精霊としてある程度有名だったが、ミステリーアイランドタートル戦の戦闘映像からそれぞれにファン(プレイヤー)がついたみたい。ただそのファンも常識的な人たちばかりで僕がログアウトしている間ヒミコたちが街の中で移動しても無理に話しかけずに遠くで見守るように活動しているみたい。でもたまにしつこく言い寄るプレイヤーもいたらしいがどこからか来る他のファンの手によりどこかへ連れていかれるらしい。さらに


「あの娘は一体?」

「あなた知らないの?彼女は樹精霊のアーシャちゃんよ。最近ケンさんが仲間にしたのよ」


アーシャも目立っている。アーシャの情報は『インフォ・プロダクト』に伝えたがどうやらすでにたくさんのプレイヤーが買っているようだ。受付まで進むとシータさんが対応してくれた。


「いらっしゃい。ケン君。今日はどうしたの?ってその子の紹介よね」

「はい。この娘はアーシャ、樹精霊です」

「よろしくね、アーシャちゃん。それでケンの召喚ランクの話なんだけどね」


『ジョブクエスト:異質な召喚師ランク①をクリアしました』


「ケンの【開拓者】【素材収集家】の事も加味して、特別なクエストをいくつかクリアしたら上げることにしたのよ」


『ジョブクエスト:異質な召喚師ランク②が発生しました』

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異質な召喚士ランク②

種類:ジョブクエスト

期限:なし

報酬:???

シータから出された特別なクエストをクリアする

----------------------


シータさんから出されたクエストは


・巨大スイカの納品

・電気トカゲの撃破


どちらも知らない。ゆっくり情報を探そうかな。さらに冒険者カードの召喚師ランクも追加された。現在のランクは3、頑張ってあげていこう。 

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