木材加工
ゲームアナウンス『』
アイテム名〖〗
スキル名⦅⦆
職業【】
次は石のナイフを作ろう。使うのはとがった石と先ほど作ったひも。ただとがった石だけでナイフになるのではないかと思ったので、すこしとがった石を使って木を削ってみると手が痛くなってきてダメージを受けた。どうやらとがった石には素手で使い続けるとダメージが入るみたいだ。どんだけ鋭いんだ、この石は
さすがにこれじゃ使えないよな。ある意味呪いの武器じゃん。少し考えたのち、〈とがった石〉の持っていた部分をひもで2重3重に巻き付けてみる。すると
ポン
---------------------
石のナイフ
ランク1
重さ:100g
耐久度:50
品質:低品質
解説:刃が石でできたナイフ。石より柔らかいものを切ることが出来る。ただしそこまで頑丈ではない
----------------------
『初めて武器を作りました。新しくスキルを一つ獲得できます』
これで石より柔らかい素材なら削ったり切ったり加工することが出来るはずだから、キノコとか果物なら切ることが出来るかも。ただ魚や肉は難しいだろうな。手に入ったら確かめてみよう。それにさっきみたいな戦闘でも武器として使えるはず。
ちなみに道具とは戦闘以外で使えるカテゴリーで、ナイフなら薬草を取ったり加工に使ったり、ハンマーなら鍛冶に使ったりできる。武器は戦闘に使えるカテゴリーで戦闘以外では特別な場所でしか扱うことはできない。
武器には大きく分けて3種類あり、短剣や長剣、杖などの軽武器、大剣や大槌、槍などの重武器、弓や銃などの遠距離武器に分けられる。
次は石のオノに挑戦だ。これが作れれば今まで使ってなかった⦅伐採⦆が効果を発揮する。素材はとがった石、木製のひも、木材。木材はクルの小枝を使おう。本来のオノのイメージは幅広い刃を木材に括り付けた道具で、遠心力を用いて木を伐採する。だが今回の刃の部分になるとがった石は全て槍の先のようにとがっているから、出来上がるイメージは木の棒に石のナイフが横に複数ついたものだ。
僕はとがった石を枝の先端ではさみ、ひもで石と枝を固定した。
ポン
---------------------
石のオノ(突)
ランク1
カテゴリー:道具 武器 斧
重さ:400g
耐久度:20
品質:低品質
解説:刃の部分が石のオノ。木を伐採できるが刃が突型なため、技術時間が必要。また持ち手が枝なため耐久度がこころもとない
----------------------
説明文を見る感じ刃の部分の石と持ち手の部分の枝に問題があるようだが使えないわけではなさそうだ。石については考えがあり、持ち手部分についてはこの斧で大きい木材が手に入れば解決しそうだ。
石のオノ(突)を作り終わった僕は体中の力を抜き脱力する。ふう、普段しない慣れない作業で結構集中した。少し休憩しよう。今の時刻は12時、これなら今日中に石のオノの使い心地が試せそう。休憩が終わったら森の中に入って手ごろな木を探してみよう。
以前、素材探しで森に入った時落ちている大木をマジックバッグに入れようとしたんだけど
『このアイテムは保管できません』
と拒否されたんだよな。しょうがなくその時は諦めたけどこの石のオノ(突)があればどうにかできるはず。
小屋から出て森の中に入ると10分後倒れている大木を見つけた。最初は地面から生えている大木を切ろうと思ったけど、石のオノ(突)の耐久力が心配だったから落ちている大木を探していたんだ。早速脚を踏ん張り石のオノ(突)を叩きつけると木の表面に小さい傷がつく。これなら何回も打ち付けたら切れそう。おそらく以前の大木は大きすぎてアイテム化できなかったはずあとはオノの耐久力が心配。
コンッコンッコンッコンッコンッコンッコンッコンッボキッ
あ、石のオノが折れちゃった。しかしそれと同時に倒れていた大木が木材に変化した。
---------------------
リプルの木材
ランク1
重さ:1kg
耐久度:100
品質:低品質
解説:オノにより切断されたリプルの大木。ここから思い通りに加工することが出来る
----------------------
それらしいアイテムが採れたので一度小屋に戻ろう。小屋に戻った僕は早速机の上でリプルの木材を取り出すと
『加工しますか?(石のナイフ)』
という画面が出た。選択してみると木材のマークとゲージ、武器のマークとゲージが出た。それからいろいろ試してみるとどうやら木材を自分の好きな形に加工できるみたいだ。木材のマークとゲージ、武器のマークとゲージは耐久力を示しており、おそらくこれが0になると武器と木材は消滅するのだろう。
早速たき火には欠かせないアレを作るために木材を縦に切って手ごろな大きさに加工してみる。すると
---------------------
薪
ランク1
重さ:100g
耐久度:80
品質:低品質
解説:燃料用に手ごろな大きさに切った木材。火を燃やすときの燃料にぴったり
----------------------
薪ができた。これがあれば効率的に火が維持できそうだ。次に形をイメージしつつリプルの木材を削っていく。すると
---------------------
木製のボウル
ランク1
重さ:80g
耐久度:80
品質:低品質
解説:木で作られたボウル。底が深く液体などを入れるのにはぴったり
---------------------
木製のトレイ
ランク1
重さ:80g
耐久度:80
品質:低品質
解説:木でできたトレイ。何かを混ぜるにはぴったり
---------------------
加工された木材
ランク1
重さ:500g
耐久度:80
品質:低品質
解説:オノを作るために加工されたリプルの木材
---------------------
ができた。ボウルとトレーは水や食材、素材などを置くために必要。さらに加工された木材、これでオノを作れば以前の問題点を解決できるはず。
とりあえず近くの泉に水を汲みに行こう。