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英雄とスライム  作者: ソマリ
英雄編
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3章 第26話N 真っ赤に燃えているのじゃ

 わっしーの窓にかけたカーテン越しに朝日が昇るのを感じ、一緒に雑魚寝していた女性陣一同を起こして身支度をする。

 昨夜は気がつけばサラとセレスが寝ぼけて義体に抱きつき、リオがスライム体を抱きしめて離さず、完全に身動きができないまま朝を迎えてしまった。


 今日から移住候補地の視察をするつもりだったが、ヒデオ達だけでなくニースまでついて来たいと言い出したので、行き来できるようゲートゴーレムを集落の広場に置きっぱなしで行くことにする。


 わっしー内部はそれなりの広さがあるが十一人ともなると長椅子はぎゅうぎゅうで、微妙に詰めて座ることになった。

 そしてわっしーが飛び立つと空からの景色に興奮し、激しく揺れるニースのふっさふさな尻尾。ヒデオはエリー達三人娘と一緒に、空からの景色を静かに楽しんでいる。チャンス。


「んあっ! ……ふはぁ……」

「ナナ?」


 ニースの尻尾をモフった途端、ヒデオの注意する声が向けられた。反応早すぎやしないか。


「ニース、もう少し静かにせんとバレてしまうじゃろうが」

「だってぇ、ナナ様……」

『ぐわしっ!』


 待てヒデオ、今握ったのは義体の頭ではなく、頭上でくつろいでいたスライム体ではないか。おうふ。


「ヒデオ、今すぐスライムを握るのをやめるのじゃ、わしが悪かったのじゃ、おとなしくしてるのじゃ、正直すまんかったのじゃ、許してほしいのじゃ」


 あわあわしながらスライムを握るヒデオに手を伸ばすが、ヒデオの手には届かない。ホントだな、と念押しするヒデオに開放されたスライムを、もきゅーもきゅーと鳴き声を上げさせながら義体で抱きしめ頬ずりする。


「ちょっとヒデオ、あんまりじゃない?」

「ナナちゃん可哀想かもー?」


 ニヤリ。計画通り。そう思いつつ顔をあげるとサラと目が合ってしまった。


「ナナ、悪い顔してる」

「……もきゅ?」

「もきゅ、じゃねえナナああああ!」


 ちっ、バレるのが早すぎた。等とヒデオとニースで遊んでいると、いつの間にか山脈を超えていた。


 そろそろ真面目にやるかと感覚転移で上空高くから俯瞰したところ、そこは地球で言うアラビア半島ほどの面積で、その大半が森に包まれていた。北は内海、南は大海原で、唯一地続きのティニオン王国とは険しい山脈で隔てられ、これなら国境問題も発生しようがない。


「どうですか、ナナさん?」

「魔素は大陸南西部よりかなり濃いのう、生命力に溢れておるわ。ほぼ森林じゃが南の海沿いに平原と、その先に小島があるようじゃ。立地条件は中々良いのう」

「では残るは、魔物の生息域とその種類ですね」


 アルトの言葉通りなので、わっしーで半島を回りながら魔物を見て回ることにした。流石に相当な広さであるため、手分けして自分はぱんたろーで出ようとする。しかしリオに捕まって後ろから抱きかかえられながら、中級を超えるドラゴンがいた場合の危険性を、アルトにこんこんと諭されて諦めた。ぷらーん。

 それならばと調査前に自分のやりたいことを優先させるべく、半島の南へ向けてわっしーを全速力で飛ばし、日が落ちる前に半島の南端へと到達する。

 普段の倍の速度にアルトが顔を青くし、ヒデオ以外の全員が顔を引き攣らせていた。ヒデオは向こうで飛行機に乗ったことがあるそうで、どうってこと無いそうだ。


 空中から見る一面の海に、全員が窓に張り付いて口を開けて見惚れており、特に西側は沈む太陽の橙色が海を染め、波に揺れてきらきらと光り輝いていた。


 まずは海を見たかったし、見せたかったのだ。


 言葉を失っている一同を尻目に、自分とヒデオは海沿いに周囲を見渡せる高台を見つけ、そこにわっしーを下ろすことにする。ヒデオに外を見ないのか聞くと、これくらいなら向こうの世界で見てるし、どうせなら小さい窓からじゃなくて下でみんなと一緒に見たい、だそうだ。同感であり、少しばかり嬉しさで頬が緩む。



「うわあぁ、綺麗ね……あら? ねえヒデオ、何か不思議な匂いがしない?」

「『潮の香り』って奴だな。海ってのは一面の塩水で、こういう匂いなんだ」

「ふふふ、ヒデオよ。それは向こうでの常識じゃろう。こっちの世界の海は、もしかしたら違った味かもしれんぞ?」


 高台に降り立った十一人は、潮の香りを胸いっぱいに吸い込み、夕日に染まる西の海を見なら、全身で『海』を感じていた。確かめてくる、とリオが高台を駆け下り、アルト・ダグは感極まるかのように立ち尽くし、他の者も眼前に広がる光景に、一様に目を奪われていた。


「姉御ー! しょっぱいよ! 塩水だよ!!」

「リオ! まだ海の生物は未知じゃから入るでないぞ!」

「ははっ、俺の正解だな。それにティニオンでも海塩は流通してるぞ? 少ないけどな」

「ちっ、そうじゃったか。しかしこれなら海の幸も期待できそうじゃの!」


 足首まで海水で濡らしたリオが高台まで駆け上がり、隣に並んで夕日を眺める。スライム体でリオの両足を包み、海水を取って綺麗にしてやる。


「くすぐったいよぅ、姉御……」

「我慢せんか、海水で濡れたままにしておくと金属部品の劣化が早いのじゃ」


 やっと落ち着いた様子のアルトに海水による劣化について聞かれるが、自分もヒデオも錆びるのが早くなるという程度しか知らなかったので笑って誤魔化した。てへ。



 

 海に向けて徐々に沈んでいく太陽と、それに照らされて徐々に赤みを強くしていく輝く海。考えてみれば元の世界でも水平線に沈む太陽など見たこともなかった。というか、見ようと思ったことすら無かった。だが、それでよかったのだと思う。

 今こうしてヒデオや仲間や友人、そしてヒルダとノーラと一緒に初めての景色を見れるのだから。


「綺麗ね~。ナナちゃん、地上に連れてきてくれてありがとう……」


 後ろからセレスに抱きしめられ、耳元で声が聞こえた。セレスの頬には涙が伝っており、金色の瞳は半分以上が水平線へと沈んだ、真っ赤な太陽だけを捉えていた。


 気がつけばダグとアルトも頬を濡らしていたが、見なかったことにする。


 リオはセレスの位置を羨ましそうに見ていたので、手を握ってやると嬉しそうに微笑んだ。夕日を見ろ。




「おっと、もう真っ暗じゃねえか。野営の準備とか全然してねえけどどうするナナ? ここにゲート置いて一度戻るか?」

「そうじゃのう、夜間の調査も必要じゃが焦る必要も無いの。一度ニースの集落に戻るとしようかの」


 周りの者に気付かれないように涙を拭いたダグの提案に乗り、わっしーをしまってさっさと地下室を設置、ゲートゴーレムを置いて明日はここから調査開始とする。


 ニースの集落はまだ日が落ちきっておらず、時差は一時間と少し程度だろうと判断する。昨日の残りのドラゴン肉で夕食を取り、昨日と同じ様に男女分かれて就寝する。リオとセレスがスライム浴をせがむが、断固として断る。昨日の余韻がまだ残っており、自分自身が青スライムの再来になりかねない。


 翌日からの行動に備え、四体の騎乗用大型白狼ゴーレムを作ってアルトら四人に預ける。全てぱんたろーと同等のスペックで、戦闘力はリオとセレスを上回っており二人の護衛も兼ねている。また翌日からは集落のこともあるためニースが外れ、十人での行動となる。ヒデオの目を盗んでモフることができず、ちょっと残念。


 探索は特に手分けすることはなかったが、珍しい魔物を見つけるたびに嬉しそうに白狼に乗ってわっしーから飛び出すリオやダグの姿を、ヒデオ達が羨ましそうに見ていた。

 ヒデオたちにも作ってやろうかと話すが、流石に目立ちすぎるからまずいとオーウェンに止められる。どうやら国内唯一の転移魔術持ちで、しかも集団転移が可能なヒデオを、国のために確保しろという貴族が多いらしい。全てオーウェンの父である国王が止めているが、ここで更に移動手段を入手すると、ヒデオ自身かゴーレムのどちらかを献上させろと騒ぎ出す可能性が高いらしい。貴族面倒くさ。


 欲しくなったら言えと話し、眼下にある珍しい果樹をセレスに取ってきてもらう。流石に空間魔術の扱いに関しては四人の中で最も長けており、樹木丸ごと空間庫に入れられるのはセレスだけである。自分が行けば早いのだが、四人がそれを許してくれない。解せぬ。



 結局食事や休憩でわっしーを着陸させた時以外、わっしーの中でヒデオ達と話をしているだけで探索の日々が過ぎていった。

 その話の中でエリー達から南にあるジース王国で砂糖が作られていること、黒い水が飲まれている事、アトリオン南東のハセルオンという都市で漁業が盛んなことを聞き、今後の行き先候補に加えておく。黒い水といえばコーヒーと思われるが、それも入手したい。なおヒデオはコーヒーに興味無さそうであった。子供舌め。


 それとアトリオンで活動しているというヒデオ達が、旧都市国家群の濃い闇の瘴気について危惧していたので、あとで吸収しに行くことにする。

 ヴァンの残した傷跡はなるべく消しておきたい。


「そう言えばナナ達もアトリオンに拠点作ったって言ってたよな。大通りの商店街には行ったか?」


 ニヤニヤしながら口を開いたヒデオに、軽くイラッとする。しかしエリー達も同じくニヤニヤしていて、一気に力が抜けた。知っていて隠していたな。


「わし、妖精さんになっておったのじゃ」

『ぶはっ!』


 こらえきれずに吹き出したオーウェンを睨みつけ、ティニオンを滅ぼされたくなければ酒を出せと脅し、アトリオンに帰ってから酒を差し出せる約束を取り付ける。そのまま女神教の話題も出るが、もう開き直ったもん近寄らなければいいだけだもん平気だもんふふん、と鼻で笑う。残念そうなヒデオ達だが、宗教と関わる気はない。それを聞いたアルトが何やら思案しているが、少し気味が悪い。



 およそ五日の探索でほぼ全域を回り、残すは半島の東端のみとなったが、おかしなことに気がついた。


「のう、誰ぞドラゴンを見かけたかのう?」


 そう、一度も見かけていないし、生息していた痕跡すら無いのだ。ヒデオ達を襲ったドラゴンはどこから来たのだろう。


「移動した痕跡なら発見していますよ。今向かっている東端部から、まっすぐ西の山脈へ向かっていました」

「なんじゃ、それならそうと早く言わんか。ではここまで確認した魔物の様子はどうじゃった?」

「正直、異界と比較して弱すぎますね。つまり安全です。残すはこの先のドラゴンの生息状況次第でしょう」


 ドラゴンがいるという話を聞いていたが、最初に倒した一組しかいないとなると正直拍子抜けであるが、安全であることに越したことはないと自分を納得させる。そしてもうすぐ半島の東端に差し掛かろうというところで、地面に空いた巨大な穴を発見する。


「ドラゴンたちはあそこから出てきたのかもしれませんね」



 着陸し慎重に周囲の様子を見るが、ドラゴンの気配はなく、近くでは餌になりそうな魔物が普通に闊歩していた。その警戒心の薄さから、餌場ではないことが窺える。


「見つけたかもー? 複数体分のグランド・ドラゴンの足跡と、中級一体の痕跡があるよー。でも草木の具合からドラゴンが穴から出てきたのは何ヶ月も前かな!」

「おお、シンディ助かるのじゃ。ではこの奥はドラゴンの巣かもしれんのじゃな。どれ、感覚転移で見てみるとしようかの」


 目印となる対象も無く見える範囲でもないため、一気に転移させることができず地道に感覚を移動させていく。それでも安全に様子を窺えるのだから、贅沢は言っていられない。

 しかし、その穴は予想を遥かに超えて深く、そして長く、東へと延々と続いていた。全力で走るのと同じくらいの速度で感覚を移動させるが、二時間ほど経ってもドラゴンどころか、最近ドラゴンが通った痕跡すら見つけられない。


「あーきたーのじゃー」

「いっそ埋めちゃえばいいんじゃね?」

「気楽に言うのう、ヒデオ。じゃがこれ以上調べるのも面倒くさいのう」


 結局ずっと隣で魔術や魔道具作りについて話をしていたヒデオの提案に乗り、周辺に見える岩山を使って巨大な岩ゴーレムを何体も作る。それらをズンズンズンズンと軽快な足音を立てて穴へ向けて走らせ、次々に穴へと飛び込ませた。

 中々にシュールなその光景に顔を引き攣らせると、ダグは笑い転げ、他の皆はドン引きしていた。


「……なあナナ、何も人型を取らせなくても良かったんじゃないか?」

「そ、そうじゃの、ならば四足に……」


 ドドドドドと轟音を立てて集団で移動し、次々に穴へと飛び込む四足岩ゴーレム。やはり頬が引き攣るのが自覚できた。これはひどい。


「あ、あんまり変わらんかったのう、何かネズミの集団自殺みたいじゃ……」


 腹を抱えて笑うダグを睨みつけながら、穴が完全に埋まっても岩山が完全に消え去るまで、ひたすらゴーレムを作り続ける。最終的に穴だったところが小高い丘に姿を変え、これでよし、と満足する。


「ほんとうに出鱈目ね、ナナ……あたし達今ナナが作ったサイズ一体作るので精一杯よ……一体どれだけ魔力あるのよ」

「それも私が岩の操作、エリーがゴーレム化の合体魔術。ナナ異常」

「二人共酷いのじゃ。しかし魔力はそうじゃのう、二人ののおよそ十五倍かのう」

「「え?」」


 二人ハモって驚愕の声を出した。流石仲が良い、息ぴったりじゃないかと思っていると、周囲からの視線がこちらに集中していることに気付く。


「ナナって魔力測れるのか!?」

「魔力どころかおおよその戦闘力も計測しておるのじゃ。ふふん」

「それって『私の戦闘力は何十万です』的な……?」

「ヒデオその話題はいけないのじゃ」


 慌ててヒデオを止めた後、それぞれに魔力や戦闘力の数値などを聞かれたので、『紅の探索者』全員が初めて出会った時と比較して魔力は二倍、戦力値は六倍程度まで上昇していること、ヒデオだけ最初から魔力がずば抜けて高いこと、五人全員の戦力値とリオ・セレスの戦力値を足して、ようやく中級ドラゴンと互角の戦力であったことを教える。


「そっか、そうやって戦力の比較ができていたから、俺達にドラゴンを任せてくれたんだな」

「それに大きなダメージを受けておったからのう、良い経験じゃろうて。じゃが特殊能力や戦い方である程度ひっくり返せるからのう、あくまでも戦力値は目安じゃ」


 そして過去に数値上は圧倒的に不利な相手との戦闘で、敵の得意な剣と魔術の間合いではなく、こちらの得意な近接格闘戦に持ち込むことで、逃げられはしたがあと一歩まで追い詰めた経験を話して聞かせる。


「強くなったと言っても、油断しておると足元を救われるのじゃ。慢心するでないぞ?」

「……ああ、肝に銘じるよ」


 自分が戦って逃げられた相手、それが誰なのかヒデオと側近の四人は気付いたようだが、四人は神妙な顔で無言を貫いていた。




「さて、残すは海の調査じゃの。東と南北一地点ずつの調査でいいじゃろ、沿岸全部調べておったらキリがないわ」


 六日目の朝から行われた海洋調査は、水生魔獣に襲われる危険性を考慮し、空間障壁を張ったわっしーごと水中に入り、その背中に海上と繋いだゲートゴーレムを乗せ、門を開きっぱなしにすることで窒息を防ぐ。


 震えるサラの手を握りながら最初に入った東の海の中は、南向きの潮の流れが早めで、透明度はやや低いものの多種多様な魚影が濃く、東からの太陽の光が魚達と水面に反射してキラキラと輝いていた。その幻想的な美しさに、全員がわっしーの窓に張り付いて言葉を失っていた。これには流石にヒデオどころか、自分まで一緒に見惚れてしまった。


「あたし、ナナに付いて来て良かったわ……」


 しばらくしてそう零したエリーの言葉に『紅の探索者』五人だけでなく、側近四人も深く頷いているのを見て、同じ感動を共有できる喜びを噛み締める。

 水を怖がっていたサラですらこの光景に心を奪われた様子で、皆と一緒に窓に張り付いている。

 サラは大量の水に対しトラウマがあるのだが、これで少しでもマシになってくれればいいのだが。

 それにしてもわっしーの姿をワニガメからウミガメに変えていてよかった。気分的な問題だけで何の意味も無いが、雰囲気は大事である。


 しかし海中は美しいものだけではなかった。巨大な海蛇や馬鹿でかいサメのような魔物が多く見られ、都度アルトとセレスが障壁越しに魔術で駆除し、自分はそれをわっしーの障壁内部に転移させて回収するというのを繰り返すはめになった。しかし伊勢海老やロブスターを大きくしたようなエビの類や、ヤシガニのような生き物や巨大なハサミのカニの類を見つけ、多様な海藻類と共に大量に捕獲できたので良しとする。


 転移して潜った北の海は流れが穏やかで、豊富な貝類を回収したのち小ぶりな魚は一度水上に出て、スライム体を投網のように放り投げて捕獲した。


 最後に転移した南の海は西に向かう海流が存在するらしく、小魚の群れや巨大サメ、2メートルを超えるマグロのような巨大魚が見られ、これらも片っ端から捕獲する。この頃には西の空に橙色の太陽が見えていたが、水中から見る夕日は思ったほど綺麗ではなく少しばかり残念だった。


 海洋調査を終えて陸に上がり、夕陽に照らされ真っ赤に燃える空を眺めながら、楽しかった一日が終わることを感じて寂しさに包まれる。


「この地で決まり、じゃのう」


 この後ニースの集落に戻ったら、ヒデオ達とお別れである。楽しい時間があっという間に過ぎる寂しさと、気安い相手との別れを感じ、胸が苦しくなる。しかしそれをぐっと抑え、アルトへと笑顔を向ける。


「問題ないのう?」

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