表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
英雄とスライム  作者: ソマリ
英雄編
64/231

3章 第0話 予告編

 ナナは異界に戻るまでのひと時を、エリーシア、サラ、シンディの三人と親交を深め、有意義に過ごす。



「始末をつけるまでと、大事にしまっておったのじゃ。……どうじゃろう、似合っておるかのう?」


 ヒルダとノーラに贈られたワンピースと紅いリボンをつけ、三人の前でくるっと回ってみせるナナ。


「うん……とっても可愛いわ、ナナ」

「似合ってる」

「世界一かも」


 エリーシア、サラ、シンディの三人はナナを優しく抱きしめ、幸せな時間を過ごすナナ。




「目がいやらしいのじゃ、こんな子供相手に向ける目ではないのじゃこの変態め」

「あ、いや……ごめん、すげえ可愛いって思ったら、つい」


 そんなナナのワンピース姿を見て、赤面するヒデオ。


 そして別れの日が訪れる――


「おぬしがみなのリーダーなのじゃ。もっとしゃきっとせんか、『同士』よ!」

「ああ、そうだな……『同士』だ。次に会うときには、もっと強くなってるからな。それじゃあ『またな』ナナ」

「うむ。期待しておるぞ? ……それじゃあ『またな』ヒデオ」


 ヒデオへの気持ちに気付きつつあったが、それは叶えてはいけないものであった。自分は女が好きなのだと自分に言い聞かせ、友人であるエリー達の幸せを願いつつ、ナナは地上界を後にする。




 ナナは一人の時間を有意義に使い、義体とスライム体を同時に操り遊んでいた。女の体にも慣れねばと、風呂で自分の体を触ろうとするナナに一体何が起こるのか!?


 ダグ・アルト・リオ・セレスに自分がスライムであると明かすと、アルトとダグはがっくりと肩を落とした。果たしてその理由とは?


 迫るリオと、セレスのいやらしく蠢く手。ナナの貞操は守られるのか?




「見つけたのじゃ、この馬鹿猫があああ!」

「ぎにゃああああ!」


 再度訪れた地上界で、ナナはミーシャを見つけて蹴り飛ばす。呆然とする地人族ペトラと、化粧をしていないジルフィード。


「あたしはどうなってもいいにゃ、みんなの命だけは助けて欲しいにゃ……」


 懇願するミーシャだが、仮面をつけたナナは無慈悲な命令を下す。


「アルト、ダグ、リオ、セレス。皆殺しにするのじゃ」






 地に落ちたフォルカヌス神皇国の英雄レーネハイトに迫る、神皇国の新たな英雄――


 戦争に駆りだされたヒデオ達に迫る、プロセニアの英雄――




 どや顔のナナの肩の上で、水色の手乗りスライムがぷるるんと揺れる。


「ここがわしの国、プディング魔王国じゃ!」


 その真新しい都市のあちこちに掲げられた、スライムをモチーフとした国旗が、太陽の光を浴びて揺れていた。






 英雄とスライム第三章 英雄編


 かみんぐすーん、なのじゃ!






「お、おい嬢ちゃん、あの美人も側近の一人なのか?」

「そういえばジルフィールはオーウェンの好みど真ん中じゃのう。いや、紹介するのは構わんのじゃが……」


 オーウェンの視線の先には、ふわっと広がる紫色の長い髪を背中まで垂らした、背が高く肉感的な女性の姿があった――

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ