2章 魔王編 人物紹介・地図
ナナ
ヒルダとノーラが作った身長120センチの少女型ボディを操るスライム。元日本人男性だが自身に男に戻る気が無いことに気付き、心のまま自由に生きることにした。しかしその結果やりすぎとも言える行動や身内に対する過保護が目に付き、周囲の者に窘められることもしばしば。
ヒルダ
ヴァンに殺された、ナナにとっての恩人とも言える存在。
ノーラ
ヒルダとヴァンの娘で、ヴァンに殺された。
キュー
ナナの第二の頭脳。元々はナナ自身の核であったため、旧魔石のキューと名付けられた。
ダグ
身長195センチで赤い髪を鶏冠のように立てた、三十歳前後に見える細マッチョ。拳王都市の王として知られているが実情は名前だけで、都市の維持管理は全てリューンに任せている。側近のバイドと良い勝負をしたリオに戦いを挑もうとする戦闘狂。ナナとの戦いで敗北して以降は魔王となったナナの側近として共に行動する。
アルト
身長180センチで薄紫の髪をおかっぱにした、三十歳前に見える優男。魔導王と呼ばれていたが、実はイライザが実験を握り治める魔導都市の、戦力の象徴として君臨する名前だけの王。平和になれば自分も自由になると考え魔人族統一を掲げてダグと衝突していた。ナナに敗北後ナナを魔王に仕立て上げ、側近として付き従う。
リオ
こげ茶色のワイルドヘアーで身長は155センチ、十五歳くらいの外見の魔人族女性。お節介でナナを助けるがその強さに驚き身体強化術を使い勝負を挑む。ナナの協力で目的を達成し、以後ナナのことを『姉御』と呼んで慕う元気な格闘少女。自称、魔王ナナの第一の側近。
セレス
身長160センチで金色の瞳とゆるいカールがかかった濃い金色の長い髪、たわわに実る胸の二つの膨らみが特徴的な光人族の女性。ナナに集落を救われてからナナの危うさを心配して付いて行くが、実際は少女を愛する性癖に自身が気付いたことも理由である。魔王の側近の一人として付き従う。
リューン
ダグの側近で拳王都市を実質取り仕切っている都市長。ダグに次ぐ実力とダグを遥かに上回る統治力を持つ橙色の髪の男性。ナナが魔王となってからは側近の一人として魔人族統一のために奔走、魔導都市の都市長イライザと仲が良い。
イライザ
魔導王の側近で魔導王都市を治める都市長。アルトを師として慕う薄い青色の髪を持つ秘書風の出来る女。ナナが魔王となってからは側近の一人として、魔王都市のリューンと共に魔人族統一の為に奔走した。
ジュリア
十二~十三歳くらいに見える亜人種アラクネ族の少女で、強いパーマのかかった濃い緑色の髪をもつ。貧相な胸を気にしているが、成長期はこれからであると信じ諦めていない。物作りの才能を見出したアルトによって、ナナの側近に加えられる。二章終了時には十六歳くらいの外見まで成長、胸も膨らみ、セレスのストライクゾーンから外れ安堵している。
ぱんたろー
ぱんたろーにかりんともっちーの魔石を融合して作られた魔石を核に作られた体長3メートルの白虎ゴーレム。フォレストタイガーをベースに魔狼の毛皮と骨を一部流用して再構築された生体部品で組み上げられており、空間魔術により空中に足場を作って空を駆けることができる。
わっしー
体長6メートルのグランドタートルゴーレム。内部に十人ほどが座れる空間を持つ。武装は口から吐き出す空気砲弾のみだが高位の空間魔術がインストールされており、周囲に張る結界はそうやすやすと破られるものではない。また体の下に空間魔術で平らな道を作り、その上を滑るように移動することで高速移動を可能としている。
ビリー
ヒルダが作りかけだった、最後の高性能ゴーレム。側近たちの訓練相手であり、鬼教官たれ、という意味を込めてナナが名付けた。核に8センチ級魔石が使われている。
ぶぞー
ナナが作った高性能ゴーレム。銀猿の骨と筋肉で骨格と筋肉を再構築し、体表はこれまでナナが吸収した魔人族の物を使い、人に見えるようにしてある。無精ひげがトレードマークの浪人風武器戦闘特化型ゴーレム。核に8センチ級魔石が使われている。
とーごー
ナナが作った高性能ゴーレム。ぶぞーと全く同じ作りだが、格闘戦と射撃戦闘特化型でナナが作ったアサルトライフル型魔道具を装備する。太くキリッとした眉毛が特徴のゴーレム。核に8センチ級魔石が使われている。
マリエル
身長175センチで灰色の髪を肩の辺りで切り揃えた、女性型巨乳メイドゴーレム。ヒルダが作りヴァンに奪われた高性能ゴーレムの一体を、ナナが奪還し修理・改造して作った。
ザイゼン
高さ30センチほどの、デフォルメされた三等身銀猿型ゴーレム。白衣を着ており、一見するとぬいぐるみにしか見えない。各種魔術を高ランクで使用できる魔術特化型で、普段はエリーシアの背中にくっついている。
レイアス・クロード
魂が傷つき眠りについている。目覚めるまでおよそ十年かかるとされている。
ヒデオ
レイアスに憑依する形で転生した日本人。心を病みかけていたがナナとの出会いを経て仲間に全てを明かし快方へ向かう。以降は仲間から『ヒデオ』と呼ばれるようになり、対外的には『レイアス・ヒデオ・クロード』という名で活動する。剣と盾を使うオーソドックスな戦闘スタイルだが、膨大な魔力を持つ魔法剣士として名を馳せる。身長は二章終了時で170センチまで伸びている。
エリーシア・ライノ
明るい赤髪をツインテールに縛った、ヒデオの幼馴染。ヒデオに恋心を抱き心の病にも気付いていたが、その心と右手の火傷を治したナナに嫉妬心を抱く。しかしヒデオとの関係も深まったことから感謝の気持ちに変わり和解する。ナナによって改造された、母譲りの槍を愛用する。二章終了時で身長165センチ。
サラ・ロット
黒髪をショートボブにそろえた身長140センチの小柄な少女で、地人族の血が四分の一流れている。『紅の探索者』のメンバーの一人で、ヒデオに恋心を抱く。冷静に物事を見ることができるが、その上で爆弾発言をわざと投下する愉快犯的な一面も持つ。ナナによって改造された、母譲りのメイスを愛用する。
シンディ・クルス
緑色の髪をポニーテールにした、身長170センチの森人族の女性。十六歳のエリーシアと同い年くらいに見えるが、実はエリーシアの十二歳上である。ヒデオに恋心を抱くが、エリーシアとサラに遠慮し身を引こうとした時期もあったが、抜け駆けさえしなければいいと二人に受け入れられる。剣と弓を得意とする。
オーウェン・ティニオン
ティニオン王国第三王子。暗い茶髪を短く揃えた身長190センチの、一見すると熊のような筋肉男。ヒデオと一緒にいるだけで魔力が上がるという報告の真偽を確かめるため、ヒデオ達と行動を共にする。面倒見がよく、ナナと会ってからはその我侭に一番振り回された人物でもある。巨乳好き。
ヴァン
ヒルダとノーラを殺害し地上への転移を果たした後、大量の魔物とアンデットを操り大量虐殺のために世界樹破壊を目論んだ。地上界で魔王と呼ばれていることに気をよくしていたが、世界樹防衛戦終了後ヴァンの名前は偽魔王として広まる。
キンバリー
金髪の剣士で光人族。何者かの命令でヴァンに近付き、機会を見て暗殺するつもりだった。計画の大半を実際はナナに邪魔されていたのだが、全てレイアスのせいと思い込み復讐を考えている。
アンバー
ヴァンがヒルダ殺害時に盗んだ高性能ゴーレム。しかしメンテナンスがされていなかったため、本来の力の半分も出せなかった。
バイド
拳王都市でダグの側近をしていた、暴力的で卑怯なゴリラ顔の男性。リューンを目の上のたんこぶとして排除しようとしていた。以前ダグの名を騙って北方の集落を襲い略奪を繰り返していた際にリオの兄を殺害している。リオを人質にとりナナにリューンを殺させようとするが失敗、リオの手で殺される。
バート
拳王都市のゴロツキを纏めるリーダー、バイドの弟で猿顔。リオを人質に取った主犯。ナナに救助されたリオの手にかかり死亡。
手斧男
拳王都市で最初にナナを騙したバートの手下。最後まで名前すら出してもらえずに死亡。しかも唯一ナナが直接殺したのに吸収されていない、忘れられた存在。
ギネス
光人族集落の長でセレスの祖父。一時期ヴァンと同じ集落で暮らしていた。魔人族との融和を掲げ、光人族の生き残りをまとめ上げ魔王都市へと移住する。
バービー
亜人種アラクネ族の族長。始めは一族を守るため渋々ナナに従い魔王都市近郊へ移住したが、想像を超える平和と一族の繁栄に喜んでいる。また、アラクネ族は特性として糸の扱いに長けており、バービーは特に糸の扱いが上手いと自負していたが、ナナの作った下着等を見て対抗意識を燃やしている。
キーパー
ヒルダ邸を守護するゴーレム達のリーダーで、ヒルダが作った三体の高性能ゴーレムの一体。守護者たれ、という意味を込めてナナが名付けた。
イゼルバード・ティニオン
ティニオン王国国王。先代の王位継承時に殺されかけ、以来卑怯な行為を嫌う真っ直ぐな性格。実は三人の子供の中で、一番自分に性格の似ているオーウェンを気にかけている。
コーバス・ビュルシンク
クーリオン領主。ナナのおかげで息子と第二婦人の遺体及び遺品が手元に戻るが、魔人族への恨みは消えていない。
ガッソー・フォール
クーリオンの光天教神殿司教。信者が少なく暇なためこっそり都市内の散歩に出て、司祭に見つかり叱られる姿がよく目撃されている。
マルク・ライノ
エリーシアの父親。男爵の位を持ち、クーリオンで私塾を経営している。
ファビアン・クロード
レイアスの父でクーリオンの騎士爵。アーティオンを開放したナナを、神の御使いと信じて疑わない。
モーリス・クロード
クロード家長男。ファビアンの跡を継ぐため、現在は準騎士爵として働く。
オラース・クロード
領主付きの事務官として働き、そこで出会ったアレクト子爵家に婿入りした。
カーリー・アレクト
マルクの私塾でヒデオらと同級生だった。姉がオラースと結婚したためレイアスの親族となる。
クイーナ
シンディの所属していたパーティー『森の息吹』のリーダー。槍使いの女性。戦闘専門の冒険者から足を洗い、危険の少ない採集依頼をこなして生計を立てる。
ワイル
パーティー『森の息吹』のメンバー。両手剣使いの男性。
エジー
パーティー『森の息吹』のメンバー。盾片手剣使いの男性。
リットン
パーティー『森の息吹』のメンバー。盾片手斧使いの男性。
トーリ
パーティー『森の息吹』のメンバー。術士の男性。
ホスメン
クーリオン冒険者ギルド長。実はヒデオがクーリオンを出てすぐ罷免されている。
レーネハイト
身長170センチ、金髪碧眼の女戦士。元貴族でクラン『風の乙女』の団長を務める皇国の英雄。魔王討伐の任を受けるが勘違いからナナと敵対し撤退、皇国へ戻るため移動中
ジルフィード
身長180センチ、紫の髪をふんわりロングにした厚化粧のオカマ。『風の乙女』の副団長。転移魔術の使い手だが、ナナの殺気を受け仲間とともに緊急転移した際に魔力を限界以上に使い、魔力枯渇により意識不明となっている。
ペトラ
身長125センチの地人族重装戦士。ナナと出会った時点で二十六歳なのだが、野人族の十二歳くらいの子供と外見が酷似している。
ミーシャ
身長150センチ、クリーム色のくせっ毛が特徴の亜人種で、山猫獣人族。魔王討伐の任務時に斥候として先行し、早とちりからナナに敵対する行動をとって死にかけた。
ワース
『風の乙女』の戦士で槍使いの猿獣人。
ビルギッタ
『風の乙女』の治癒魔術師。
地図
異界
拳王都市→魔王都市へ改名
魔導王都市→魔導都市へ改名
エスタニア
ティニオン王国としては、南東の山脈を越えた先と南西の森林部は未踏地域であり、略式地図すら存在していない。




