表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
英雄とスライム  作者: ソマリ
魔王編
46/231

2章 第20話R 開戦

 レイアスとオーウェンは三月に入ると一週間のうち火風土水の四日を兵士訓練の教導補佐として働いて、残り木金の二日は『紅の探索者』パーティーで狩りに出る生活を続けていた。

 レイアスは未だに一週間は六日だということを間違えがちだが、これまでの曜日に関係の無い冒険者生活と違って規則正しい生活となったため徐々に慣れてきていた。魔術師隊は皆レイアスの魔力に驚き多くの者が尊敬の念を持って接したため、指導は順調に行われた。

 しかし中隊長・小隊長への指導については全くままならず、十四歳の子供に教わることは何もないと言わんばかりに無視する者がほとんどであった。何せ隊長格への指導に付いた教導までもがレイアスを軽く扱うのだ。これにはオーウェンも怒り心頭であったが、レイアスの提案を聞くとにやりと口の端を上げた。



「こんな雑魚が隊長格だと!? てめえら本気でやってんのか? 何のために訓練しているのか理解してんのか? ああ!?」


 訓練場にオーウェンの怒声が響く。


「しかもレイアスが手加減してこれだってのは、気付いてねえ馬鹿はいねえだろうな!?」


 その訓練場には四十人の中隊長と教導が死屍累々の有様で転がっており、残りの小隊長がそれを取り囲むように立ち呆然としていた。レイアスは教導と中隊長全員を挑発して模擬戦の約束を取り付けると、まずは教導をたったの一撃で沈める。続く中隊長格も鎧袖一触で、レイアスは相手が魔術を発動させる直前の隙を突いたり相手の魔術を魔術で撃ち落とすなどの神業とも思える技量を披露したりと、腕に自信のある者たちを圧倒していった。

 実際のところはレイアスの対人戦闘経験はファビアンとの訓練のみで、実戦経験は無い。しかしゴブリンやゴブリンリーダーなどの人型魔物との戦闘が多かったため、本人は気付いていないが既に父ファビアンを超える剣技を身に着けていた。


「てめえらが近いうちに戦う相手は魔物の群れだ。隊長格のてめえらが訓練で手え抜いて部下を何人死なせるつもりだ? てめえだけ死ぬのとはわけが違うんだぞ? それと言っておくがレイアスは剣だけなら俺の方が上だが、魔法を使う剣士としてはこのティニオン王国一の使い手だ。お前達に戦い方を教えようとしてるのはただの子供じゃねえ、この国で一番強い男だって事を理解しろや。多くの魔物と戦い全て打ち破ってきた『紅の探索者』のリーダーが、世界樹を守るお前らを死なせないために戦い方を教えようってんだ、生き延びたければ気合入れろ!!」


 そのオーウェンの言葉で多くの者の目つきが変わり以降の訓練は捗る事になるのだが、レイアスには別の問題も発生することになった。



「ようレイ、今度はアトリオン軍副司令官様がご指名だとよ」

「またかよ……オーウェンが『この国で一番強い』なんて馬鹿なこと言うから……」


 レイアスの元には腕に覚えのある騎士や男爵といった軍属貴族が、挙って模擬戦を申し込みに訪れるようになっていた。


「言っとくけど事実だぜ? 王都アイオンの軍総司令官ですら腕っ節はオレより少し上なだけで、魔術の方はレイの方が確実に上だ。魔術ありの模擬戦となると治療魔術持ちを引っ張り出さなきゃいけねえが、そんな戦闘を見るのも兵士にはいい刺激だろうよ。つーかお前なんだってあんな簡単に魔術避けられるんだよ」

「ああ、それ昔エリーとサラにも言われたな。魔術が発動する直前、手とかぱあっと光るんだよ。それ見て迎撃したり回避したりしてんだけど、エリーもサラもそんなもん見えないって言うんだよな。魔術使う魔物とか聞いたこと無いから宝の持ち腐れだと思ってたけど、役に立つ日が来るとは思わなかったよ。というかそれが無かったら中隊長全員に喧嘩売るなんて提案しないよ」

「なんだそりゃ……聞いたことねえよそんな光とか。王都に戻ったら宮廷魔術師にでも聞いてみるか。それと模擬戦の方頼んだぜ。オレはアトリオンの軍上層部全員と顔つなぎは済んでるが、レイは最初に挨拶した数人しか知らねえだろ、俺たちは軍には編成されねえけど顔見知りになっておいて損はねえ」


 こうしてレイアスは渋々ながらも貴族との模擬戦に全て勝利し、また冒険者『紅の探索者』としても活動を重ね、半年もするとアトリオンでもレイアス一行の名は知られるようになっていた。この頃には魔術師隊だけではなく部隊長たちとも打ち解け、比較的若手の小隊長たちと雑談を交わす程度には親交も深め、順調に日々が過ぎていった。




 小都市国家群は世界樹都市アトリオンの北西部、クーリオンからは北側の山脈を挟んで広がる森林・平野部に点在する、人口二万人前後が暮らす六つの都市が集まった共同体の通称である。一帯は十一月から二月まで深い雪に覆われ移動もままならない土地であり、南には大国ティニオン王国、東には山脈と大河を挟みプロセニア王国が存在し、北には雪原が広がり西には大海原が続く。

 はるか以前同盟を組み豊かな南方へと侵攻しようとした事があるのだが、その際にどの都市が舵取りをするかで揉めて以来、都市間での戦争が続いている。都市間の交流はおろか他国との交流も無く閉鎖的なこともあり、ティニオンは諜報活動がままならず悪戦苦闘していた。


 兵士訓練を行うようになってから半年が過ぎた十月、小都市国家群の北西の都市バイアロンに続き、南西の都市ホルアデ・中央の都市アルプーラ・北東の都市ハーデラグ陥落の報せがアトリオンへともたらされる。これで小都市国家群に残る都市はアトリオンの北にあるテミロイと、小都市国家群中央南部にあるセトンの二つを残すのみとなったのだが、この期に及んでもテミロイとセトンはティニオン王国からの援助を拒み続けていた。魔物の軍勢の正体が千体ほどのアンデットであるという情報はティニオンのみならずテミロイもセトンも掴んでおり、奇襲さえ受けなければ自分達で対処可能と判断した事がその理由である。




「なあオーウェン、小都市国家群って馬鹿しかいないのか? たった千体で済むわけ無いだろ」

「オレも同感だよ。外交官によるとあいつら戦争相手が滅んで自分達の支配領域が増えるって喜んでいるうえ、ティニオンが介入することで国土が削られるかもしれないのが嫌なんだそうだ。魔物の軍勢が千だろうが万だろうがたかがゾンビって甘く見てるような事も言ってたな。魔王恐るるに足らず、だとよ」

「魔王って何? ちょっと怖いかも!?」

「ああ、仰々しい名称だが何か教会がそう呼称し始めたらしくてな、セトンとテミロイのバカ都市長も魔王討伐っつー名声が欲しくて両都市内で広めてるんだとよ。ティニオンとしても特定の呼び名が無かったからな、魔王と呼称する方向で決まりそうだ。アンデットしか操ってねえらしいが、単独でアーティオンを落とした実力は間違いねえ、『王』という呼称が付くのも頷けるぜ」


 その日の訓練を終えたレイアスたちは、今やエリーシアの得意料理の一つとなったハンバーグをつつきながら、オーウェンから状況についての話を聞いていた。


「勇者でも探さなきゃ駄目かな」


 レイアスのつぶやきに、他全員が怪訝な表情で首を傾げる。


「レイ、何だその勇者って?」

「ああ、魔王を倒すのは勇者っていう定番の……ごめん忘れて、何かと勘違いしてたようだ」


 レイアスは慌てて首を振ると、オーウェンに話を続けるよう促す。魔王とか勇者とかこの世界で聞いたことが無い単語で、過去の文献を見ても一度も目にしたことはない。おそらく今回が初めて魔王という単語が使われることになるのだ、日本では通用する話だがこの世界で理解されるわけがない。


「よくわかんねえが、まあいい。それとアンデットしかいねえってのは間違いなく罠だな。現に深く潜った密偵は誰一人戻って来てねえらしい。つってもゾンビの数だけでも馬鹿に出来ねえがな……人口二万の都市が四つ落ちてるんだぞ。周辺の闇の瘴気が濃くなってるっつー情報もある。たった千体のゾンビで済むわけがねえ……下手すりゃ八万のゾンビだぜ。……でもよ、ティニオンもテミロイとセトンを笑えねえ。万が一セトンからゾンビどもが南下すると、王都アイオンまで遮るものがねえ。奴等の狙いが世界樹だとは聞いたが、それが事実かどうかもわからねえ以上首都防衛軍は動かせねえそうだ。他の都市からも応援を集めようとしてるがままならねえんだ」

「確かアトリオン全軍で兵士が一万人だったわよね? テミロイとセトンにはどれくらい戦える人がいるのかしら?」

「どっちも兵の数は二千人足らずだ。……オレとレイアスで半年しごいたから隊長格は少しはマシになったが、兵士の練度は確実に向こうが上だな」

「密偵が戻ってこないってすっごく嫌かも? 間違いなくそれゾンビじゃない何かにやられてるよねー」

「テミロイとセトンにも何人か潜らせ、開戦と同時に情報を持って戻るようにしてあるそうだ。無事に戻ってこられりゃいいんだけどな……」


 しかしオーウェンの願いもむなしく雪深い二月のとある日、テミロイもセトンも既に陥落しているという事実が、別の密偵からもたらされることになった。しかも最悪なことに北のテミロイからアトリオンに向けて、約三千ほどのゾンビが侵攻中であるとの報告も同時にもたらされた。テミロイからアトリオンまではゾンビの足で約十日、アトリオン駐留軍は大慌てで迎撃準備を整え、北に半日程の距離にある森の途切れた平野にて迎え撃つ事とする。

 レイアス一行も冒険者の一員として参加し、ゾンビへとありったけの魔術を降り注がせて焼き払い、叩き潰す。程なくして両軍の最前線が接触すると、拍子抜けするほどあっけなくゾンビの集団を殲滅することに成功するアトリオン防衛軍であった

 あまりにも温すぎる戦闘に逆に危機感を持ったレイアスはオーウェンを通して警戒を強めるように進言するが、その後二度目のゾンビ侵攻も難なく撃退したことでアトリオン駐留軍は浮かれていた。


 そして三度目の侵攻でゾンビに紛れていた何者かの手によって、アトリオン防衛軍前線の何箇所かが崩れ乱戦となる。それはレイアスたち冒険者部隊の正面に布陣した防衛軍も同様で、レイアスは兵士を相手に虐殺を行う一人の剣士の姿を目にした。


「邪魔なんだよ! クソ虫どもがああ!!」


 その剣士は無造作に伸ばした金色の髪を振り乱し、手にした片手剣を一振りするだけで二~三人の兵士の首を切り裂き血の雨を降らせていた。その男は瞬く間に数十人の兵士を葬り、返り血を浴びて赤く染まる顔で周囲を睨みつける。


「ああ? 何だもう来ねえのか? ならこっちから行ってやるよ! 俺様の慈悲に感謝して死ねやあ!!」


 金髪の剣士はそう叫んだかと思うと遠巻きにする兵士達へ一瞬にして距離を詰め、新たな血の雨を降らせ屍を量産していく。レイアスはその時、金髪の剣士に首を刎ねられ宙を舞う一つの頭部に目を奪われる。空中で目が合ったその顔は確かに自分が指導し、多少ではあるが雑談も交わすようになった若手の小隊長の一人だった。


「う、うおおおおおお!! エリー、サラ、援護を!」


 レイアスは恐怖を覆い隠すように叫ぶと死を量産する金髪剣士に向かい猛然と走り寄る。剣士から離れようとする兵士を避けながら走り、勢いをそのままに金髪の剣士へ右手の剣を叩きつける。


「ああ? 何だテメエ、わざわざ殺されに来たってのか?」


 金髪剣士はレイアスの体重の乗った一撃を片手に持つ剣で軽々と受け止め、茶色の瞳で睨みつけるとそのまま力いっぱい押し返す。しかしレイアスはそれに抗う事無く、後方に大きく跳び距離を取る。追撃をしようとする金髪剣士だが、後方に跳ぶレイアスとすれ違うように飛来する五本の火矢と五発の岩球に驚き、足を止めるとその全てを手にした剣で打ち落とす。そこに四本の火矢が目の前に作り出され、身をひねって避けたところに再度レイアスの剣が迫る。


『ギイン!』

「おもしれえじゃねえか、このクソガキがああ!」


 不意を付いたはずの一撃が受け止められ、レイアスの顔に驚きが広がる。金髪剣士はその腹部に前蹴りを食らわすと、辺りを見回し火矢と岩球を放ったと思われる張本人を見つけニヤリと笑う。


「テメエらかあ!」


 金髪剣士の左手から放たれた一筋の光がエリーシアのわき腹を貫通し、エリーシアはわき腹を押さえて倒れこむ。さらに金髪剣士は五発の岩球を作り出し、お返しとばかりにサラへと放つ。慌てて横っ飛びで回避するサラだったが、岩球の一つを足首に受け、そのまま立つ事ができないまま地面へと転がる。


「何してくれてんだコラア!」


 叫びながらオーウェンが突進し、振り下ろした剣を避けた金髪剣士を盾でぶん殴る。


「がはっ……」


 しかしうめき声を上げたのはオーウェンの方であった。金髪剣士は盾で殴られながらも盾による死角から岩球を放ち、オーウェンはその二つを腹部と胸部にめり込ませ片膝を付く。追撃しようとする金髪剣士に、術式を呟きながら低い体勢でレイアスが飛び込み足を狙った一撃放つ。しかしそれは後方に跳んで避けられ、金髪剣士は再度左手に光を集めてレイアスへと放つ。

 レイアスの胸を狙って放たれた光は、発動する予兆を感じたレイアスが回避したことで直撃は避けられたが、左手のバックラーごと左腕を貫いていゆく。レイアスはお構いなしに金髪剣士へ魔術による四本の火矢を放ち同時に右手の剣を突き出すも、金髪剣士はニヤニヤと笑いながらその火矢全てを打払い、レイアスの突きも難なく叩き落とす。そして無防備になったレイアスの喉元目掛けて剣を突き刺そうとするが、そこに真上から四本の火矢が降り注ぎ、金髪剣士はレイアスへの攻撃を中断して右手の剣で打ち払う。さらに四本の火矢が後方から迫る事に気付いた金髪剣士が振り向いたその時、レイアスは火矢の軌道とレイアスの直線状に立つ金髪剣士に向けて、胴体を薙ぎ払う渾身の一撃を打ち込んだ。


「クソがああああっ!!」


 金髪剣士はレイアスの一撃を右手の剣で止めると、後方から迫る二本の火矢を左腕で叩き落とす。しかし一本が金髪剣士の左腕に突き刺さり、もう一本はレイアスの右脇腹を掠め後方へと飛んでいく。かまわずまたもブツブツと小声で術式の詠唱を行うレイアスだが、怒りの形相を見せる金髪剣士のつま先が鳩尾にめり込んだ衝撃で呼吸ができなくなり、術式の詠唱中断を余儀なくされてしまう。

 レイアスはシンディがエリーとサラの治療を終えるまで自分に攻撃を引きつけあわよくば倒そうと思っていたが、目論見は外れ窮地に立つ自分を自覚し、呼吸を整えようと気ばかりが急いていた。


「クソ虫ぃ、自爆覚悟たあいい度胸じゃねえか……なあ!」


 そう言って動きの止まったレイアスに対して剣を振り下ろす金髪剣士だが、その剣をギリギリのところでオーウェンの盾が受け止める。オーウェンは口の端から一筋の血を垂らしながら、歯を食いしばり盾を強く握っていた。


「どいつもこいつも、俺様の邪魔をしやがって……うぜえんだよ!!」


 左手に光を集める金髪剣士。しかしそこに全身鎧を着込んだ一人の戦士が飛び込んで来たため、金髪剣士は光による攻撃対象をオーウェンから乱入者へと変え光を放つ。その全身鎧の戦士は光の魔術を斜めに構えた金属製の盾で受け流すと、金髪剣士に向け横薙ぎに剣を振るった。


「ああ!?」


 金髪剣士は全身鎧の戦士の剣を止めきれず体勢を崩し、そこに全身鎧の戦士が前蹴りを見舞う。金髪剣士は小さく苦痛の声を上げるがすぐさま体勢を立て直し、全身鎧の戦士と二合、三合と剣を切り結ぶ。全身鎧の戦士は徐々に金髪剣士を押し始め、とうとうその胸部に浅くはあったが横一文字の傷を刻みこむ。


「クソが……テメエ、忘れねえぞ畜生。そこのガキィ! テメエもだ!!」


 金髪男はそう言って全身鎧の戦士とレイアスを睨みつけると踵を返し、未だにゾンビの群れと混戦状態にある前線へと飛び込み姿を消す。それと同時にエリーシアとサラの治療を終えたシンディが、意識が朦朧としているレイアスへと駆け寄り、必至で治療魔術を行使する。遅れてエリーシアとサラもレイアスへと駆け寄り、治療の様子を窺っている。


「あんた、助かったぜ……オレはオーウェンだ。名前を聞いてもいいか?」

「私の名はアンバーという。無事で何よりだ」


 全身鎧の戦士は兜の面頬を上げると茶色の瞳と灰色の前髪を一瞬覗かせ、すぐに面頬を下げ無表情な顔を隠す。そしてその男はぶっきらぼうに前線へ行くと言い残し、その場を立ち去った。



 アンバーと名乗った全身鎧の男はゾンビの群れの中へと駆けていくと、あっという間に混戦状態の前線を立て直す。今回の魔物による三度目のアトリオン襲撃は、このアンバーの活躍によって被害は最小限に留められたのである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ