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英雄とスライム  作者: ソマリ
最終章 大戦編
210/231

5章 第21話N+ 精神攻撃を受けたのじゃ

 ヒデオはロックに任せる。

 私がまともに戦えないことがばれていた以上、反論する余地は無い。


 ヒデオに何かあったらと思うと体の震えが止まらないし、そうなったらエリーやサラ、シンディはもちろん、ローラ・ハルト・ティナにも合わせる顔がない。

 しかも私自身が助けに行けないなんて、情けなくて悲しくて悔しくて泣きたくて泣きたくて。


 でも、震えてちゃだめだ。泣いてちゃだめだ。

 少なくとも、今は。

 もしヒデオに万が一があったら、私がどうなろうともヴァンを道連れにしてやる。

 今の私にできる全てをやりきって、ヴァンを殺す。

 残された人たちが幸せを願える世界にしておきたいのもあるけれど、これは単に私の意地だ。


 なぜかへこんだ顔のロックがアネモイと一緒に転移して行ったのを見送り、正面に立つニースに顔を向ける。

 次はこっちの問題だ。


「それでニースよ、話の途中ですまぬのう。何でおぬしが前線に出ようというのじゃ?」

「ただの私怨です!」

「……はい?」

「私怨です!」


 え。あ、うん。

 私怨。私怨ねえ。

 私とヴァンとの戦いも私怨が始まりだから、それ否定できないよなあ。


「いや聞きなおしたわけではないのじゃ、ロックのいたずらみたいな返事はせんでよい。じゃがティニオンとしては、プディングの支援を断っておるわけじゃからのう。じゃが私怨とは、もしやジースの使者の件かのう?」

「はい! 個人的に意趣返しをしたいだけです!」


 ジュリアが虫混じりとか言われて怒ってるんだね。

 そっかぁ……。


「ナナ様、ヒデオさんは絶対に無事ですよ。それにロックさんがアネモイさんと一緒に行ったんですから、逆にヴァンが哀れなくらいです。ナナ様はヒデオさんが戻ったあとのことを考えていればいいと思います」


 惚気に少し凹み気味だったけど……そう、だよね。

 ロックが駄目なら、きっと私でも駄目だ。

 それなら信じて待とう。

 そしてヒデオが戻ったら、ピンチになったり拐われたりするようなお姫様体質について、泣くまで弄り倒して凹ませてやろう。


「そう……じゃな……そうするとしようかのう」


 完全に、心の余裕が無くなってたな。

 この状況で余裕でいられるわけなんて無いけど、冷静にならないと上手く行くものも行かなくなっちゃう。


「じゃが戦争なんじゃぞ? わかっておるのか?」

「お、おい嬢ちゃん、まさか許可する気じゃねえよな? つーかニースって戦えねえよな? 確か戦闘向きの性格じゃないからって、訓練もやめたんだよな?」

「大丈夫ですよ、ナナ様。オーウェンさん。そもそも戦争をしに行くわけじゃありません。ちょっと掃除と仕返しをしてくるだけですから」


 そう言ってニースが金色に近いもふ茶色のもふもふの尻尾をもふっと揺らした。

 ああ、癒される。

 あの金色に光っていく九本の尻尾に埋まったら、嫌なこと忘れられそうだなぁ……って、何このニースの魔力。どんどん増えていくんだけど?


「戦うのは怖いですけど、戦いになりませんから大丈夫です! だからお願いします!」

「もしかしてニース……魔力量を己で調節できるのかのう? 今のニースの魔力は、アルトに並んでおるぞ」

「はい! 尻尾が9本に増えてから、周りの魔素を取り込めるようになりました!」


 くるんと横に半回転してミニスカートの裾から伸びる、完全に金色に変わった九本の尻尾を私に向けるニース。

 ああ。

 うん、綺麗な尻尾だね。

 それとさっきロックが、へこんだ顔して転移していった理由がわかったよ。


 透け透けパンツ穿いてんじゃねええええええ!

 おしりの割れ目丸見えじゃないかもおおおおお!!

 ジュリアか、ジュリアが全部悪いんだな!!

 くそう……暗い気分が少し吹っ飛んだよ、全くもう。

 しかしアネモイといいニースといい、そんなに透け透けおぱんつが好きか。

 ニースは立派な男の娘になっちゃって……はぁ。


「……一つだけ約束して欲しいのじゃ、少しでも危ないと思ったら、すぐに連絡を寄越すのじゃぞ?」

「はい! では早速準備します!!」


 ニースが出した一組のゲートゴーレムの片割れが転移していき、間もなく残った一体が両腕に持った扉を合わせ、ゲートが開いた。


「では行ってきます!」


 ミニスカートの裾をひらひらさせて走るんじゃない、中身が見えちゃうだろ。

 というか……まさかと思うけど、前の方まで透けてないよね……。


「……なあ、嬢ちゃん。……オレ許可出してねえんだが……」

「でかい図体しておるくせに、細かいことを気にしすぎなのじゃ。ほれ、ドラゴンスープでも飲んで今夜はゆっくり寝ると良いのじゃ。北の方はオーウェンの望み通り任せるからのう、ジースの方は任せて今は休むとよい」


 オーウェンに空間庫から出したスープを出して渡しながら、私は感覚だけを遠くへ飛ばす。

 帝国領は、やっぱり無理。

 それどころかセーナンで見たときより、空間魔術の阻害が強くなってる気がする。

 これじゃ私やロックなら転移できるけど、ゲートは間違いなく起動しない。


 次はアトリオン近郊、プロセニア軍の様子を確認だ。

 野営の準備してるみたいで、みんなばたばた走り回ってる。

 ドラゴンゾンビはみんな大人しく休んでるみたいだね。


 で、ジース軍だ。

 感覚を転移させたら、そこはすでに火の海だったよ。






―――――






 僕の大事な人を虫混じりと呼び、ナナ様まで侮辱した男に仕返しをする。

 こんな素敵なことを、ナナ様に迷惑をかける連中へのお仕置きのついでにできるのだから、これは立候補しない手は無い。


 ナナ様からお借りしているゲートゴーレムから出ると、南のほうに野営している集団が見えた。

 戦闘はやっぱり怖いから、空を飛んでいこうっと。


『GYAAAAAA』

『GYSYAAAA』

「な、何だ、どうした!」


 これってティニオン軍の野営地をジース軍が乗っ取ったのかな?

 ティニオンの国旗がそのへんで破かれたり踏まれたり焼かれたりしてるし。

 その野営地の外側には10体のドラゴンゾンビが並んでて、僕に向かって一生懸命ブレスを吐いてる。


『GYSYAAAA』

『GYAAAAAA』

「わ、わかりません! 突然ドラゴンゾンビどもが、空に向かってブレスを!」


 ティニオンの兵士とか、捕虜になってないよね?

 たぶん、大丈夫だよね。


「う、上だ! 女の子が空を飛んでるぞ!!」 

「う、うそだ……ドラゴンゾンビのブレス、全部防いでやがる……」


 これくらいなら僕の空間障壁は揺らぎもしないよ。


「てめぇコラ降りてきやがれ!」


 怖いからいやだよ。

 特にその顔。


 でもそろそろ邪魔だから、ドラゴンは片付けておこうかな?

 尻尾に魔力を集めて、揺らして、練って、高めて、落とす。


 轟! っていう爆音は一瞬。

 ただそれだけで野営地の外は全て火の海。

 もちろんドラゴンゾンビなんて、一瞬で炭の塊だ。


 障壁は張ったから野営地内には被害は出てないけど、熱いんだろうなあ。

 みんな慌てて野営地の真ん中に集まっていったよ。

 それに苦しそうだけど、息ができないんだろうね。

 前にナナ様がキラービーを一網打尽にするために、空間障壁で囲って中で火を焚いたって聞いたことがある。似たような状況だね。


 でも殺す気は無いから、これくらいにしておこうかな。


 障壁解除、狙いは野営地を中心にして燃えている辺り全部。

 尻尾に魔力を集めて、揺らして、練って、高めて、落とす。


 ドシャアッ! っていう水音が響いて、僕が作った極局地豪雨で辺りの火がどんどん消えていく。

 雨の勢いで多くの兵士達がカエルみたいな格好で地面に張り付いてるけど、窒息死するよりマシだよね。


 さあて、一番偉そうな兵士は……あれかな?

 あれだけ怯えてれば、近付いても大丈夫かな。

 ドラゴンの頭くらいの高さまで近付き、一番立派な鎧の男を見下ろす。


「貴方が指揮官ですか?」


 ぽかんとして返事がないので、もう一度。

 尻尾に魔力を集めて、揺らして、練って、少しだけ高めて、落とす。


「や、やめろ!!」


 今のはただ、気温を下げただけだよ。

 僕はナナ様が下さった温度調節機能のついたコートがあるから平気だけど、濡れた体にこの寒さは応えるだろうな。


「貴方が指揮官ですか?」

「そ、そうだ! お、お前はティニオンの英雄か!? 女が三人いるとは聞いていたが、貴様がそうだな!!」

「違いますよ? 僕はプディング魔王国の魔導研究所で所長をやらせてもらっている、ニースと言います」


 高いところからだけど、軽く頭を下げて挨拶はしておきます。

 礼儀を知らない人だからといって、こっちが礼を欠く理由にはならないもんね。


「プディングだと? では貴様、ティニオンと共謀して我らの王を暗殺した、卑怯者の国の者の国の英雄か!!」

「そう聞いているんですか? なんだか哀れな人達ですね。ところでそちらの国からプディングを訪れた、使者の事はご存知ですか?」

「話を聞こうともせず刃を向けられたと聞いているぞ! それと去年の異界融合という事件の際、無断でジース国内に侵入しておきながら、魔物から守ってやったという名目で謝礼を要求したそうだな!! プディングの魔王というのは、よほどの恥知らずらしいな!!」


 ……尻尾に魔力を集めて、揺らして、練って、高めて、高めて、高めて、落とす。

 ズンッ、という空気の歪む音が気持ち悪い。


「ぐ、ぐあああ! な、何だ、体が、重く……ぐううう!」


 飛行魔術の応用で、辺り一帯の重力を数倍にしただけ。

 それだけで全員が倒れ、鎧の重さで土の地面にめり込んでいってる。


「あと一度でもナナ様を侮辱したら全員殺します。用事は済んだので少しだけ懲らしめたら帰るつもりでしたが、ナナ様を侮辱するというのでしたら、話は別です」


 尻尾を揺らして魔素を散らし、重力を解除する。

 顔を上げた指揮官がこっちを睨んでいるけど、事実を突きつけた方が手っ取り早いかな。


「過去にあった事実を記録して映し出す魔道具というものをご存知ですか?」

「ああ、噂には聞いたことが――」

「知っているなら話は早いですね。空を見て下さい」


 尻尾に魔力を集めて、揺らして、練って、空に広げる。

 空間庫から映像再生用魔道具を出して空に向け、魔素のスクリーンにアルトさんが撮っていた映像を投影。


「これを見て、何が正しいのか自分達の頭で考えてください」


 まずは迎賓館でのやり取りからだ。


『私はジース王国の正式な使者だぞ! 私の要求は、ジース国王の要求だ!! なぜ国王直々に全権を委ねられた私が、魔王と謁見できないというのだ!!』

『先触れもなく突然訪れ魔王様に会わせろと言うのは、無礼が過ぎると思いませんか? 礼儀をわきまえない者に、魔王様との謁見を許可するわけにはまいりません』

『できたての国にわざわざ挨拶に来てやったのだぞ、それくらいわきまえんか!!』


 兵士たちが映像を見てぽかんとした顔してる。

 何人か鼻の下を伸ばしたまま僕から目を逸らそうとしない人がいるけど、スカートの中を見ようとしてるのかな?

 ジュリアが僕のために作った下着を見せてあげたいところだけど、今は映像に集中してほしいな。


『そもそも何をしにいらっしゃったのですか? そのような態度を取られる謂れはありませんので即刻お引取り願いたいのですが、一応ご用件をお聞かせ願えますか?』

『先日の異界融合時に、我が国に無断で侵入し暴れた兵士の引き渡しと、我が国から持ち去った魔物の遺体を全て返却せよ! そもそも異界の融合も、貴様らの仕業だろうが! その際に負った我が国の損害について、相当額を請求させてもらうぞ!』

『……異界融合をご存知ということは、ティニオンのイゼルバード陛下から、事情は伝わっているという認識で間違いありませんね? 確かに異界との融合を阻止することができませんでしたが、それを責められる謂れはありません。それにそちらの国では手に負えないであろう魔物だけを狩り、かつ都市や市民に被害が出ないようにしたという事実は、正しく伝わっていないということでしょうか』


 兵士がざわついてるね。

 もう一押しかな?


『あとティニオンに砂糖を輸出しているらしいな? あれは我が国でしか育たない植物から取れるものだ! 即刻輸出を停止し砂糖を全て我が国に返却せよ、この泥棒が!!』

『とんだ言いがかりですね。サトウキビでしたらプディング国内でも自生していますし、プディングではサトウキビ以外を原料とした砂糖の抽出も行われています。国内で栽培と抽出を行ったものですから、返却する理由がありません。お話は以上でしょうか? では即刻お引き取りください』


 今度は場面を変えて、と。

 ナナ様のお屋敷のエントランスだ。


『まさかそこの虫混じりや巻き髪の小娘が魔王だとでも言うつもりか! それとも頭に変なものを乗せた子供が――』

『アルトやめよ!!』


 アルトさんが空間庫から出した杖で、使者の首を跳ねる寸前というところで、下の兵士たちから息を呑む音が聞こえてきた。

 この場面は何度見ても、ジュリアに向けられたであろう言葉にも、ナナ様に向けられた暴言にも、腹が立ってしょうがない。


『わしがプディング魔王国の魔王、ナナじゃ。アルトよ刃を収め、事情を説明するのじゃ』

『はっ!』


 今度はざわざわし始めたけど、そう言えばナナ様のお姿ってヴァルキリーの方ばかり広まってるんだよね。


「翼のある大人のお姿も、こちらの幼いお姿も、同じ魔王ナナ様にあらせられます。見た目だけで判断していると大変なことになると、よくご理解いただけてると思いますけど?」


 尻尾を揺らしながら僕の周りに数十個の火の玉を出してやると、あちこちから小さな悲鳴が聞こえてきた。


『こんな子供が、魔王の正体とはな。プディング魔王国とやらも、たかが知れて――』

『ドゴン!』

『いい加減にしてください。魔王の御前で無礼にも程があります』



 使者一行がアルトさんにやられて伸びたところで、映像を止める。

 兵士の偉い人、顔が真っ青だ。

 寒いからじゃないよね?


「ところであなた達はジースの国王が暗殺されたと言っていましたが、それを広めたのはこの人ではありませんか?」

「……そうだ……」

「ではもう一つ質問です。人型の竜のような姿のゴーレムを見たことはありませんか? あれは数年前に北の小都市国家群を滅ぼし、魔物の軍勢を率いてアトリオンの世界樹へ攻め込み、異界と地上界の融合を目論んだ偽魔王ヴァンです。その際はナナ様が阻止いたしましたが、以来ナナ様を逆恨みしています。去年の異界融合もヴァンが行なったものです」


 兵士の偉い人、うつむいちゃった。

 この様子だとヴァンと会ったんだね。


「僕がここに来たのは、さっきの使者が嫌いだからです。あんなのやヴァンみたいな奴に良いように使われている、ジースの人が嫌いだからです。信じようが信じまいが、お好きになさってください。ですが――」


 僕の周りに出しっぱなしの数十個の火の玉を一つにまとめ、さらに尻尾に魔力を集めて、揺らして、練って、高めて、練って、高める。

 野営地の真上できた火の玉は、翼を畳んだアネモイさんくらいあるかな?

 そのおかげで真昼間みたいに明るくなった。

 火の玉を見て結構多くの兵士達が腰を抜かしちゃったけど、兵士の偉い人は青い顔してるけどじっと僕を見てる。

 彼の目の前に降りて、尻尾に魔力を集めて、揺らして、散らす。

 火の玉が消えて安心したのか、兵士たちから小さなため息がいくつも聞こえてきた。


「ナナ様は無用な殺生を好みませんので、今すぐお引取り下さい。そしてよーく考えて下さい。あなた達自身が、何のため、誰のために戦うのか」

「……くっ……」


 これで良いんだ。

 彼らが国に帰って真実を広めてくれれば、あの使者だってただじゃ済まないよね。

 僕の仕返しは、これで十分。


 そもそもこんなの相手に、プディングの貴重な戦力を割くわけにいかない。

 戦力外の僕が動くことでナナ様の不安が少しでも解消されるなら、怖いのなんかいくらでも我慢するよ。


「それと僕のことを英雄と勘違いなさっているようですが、最初に言ったとおり僕はただの研究所の所長です。更に言うとプディングに英雄はいません。でも僕なんかが足元にも及ばない人達は、たくさんいますよ」


 リオさんやセレスさんはもちろんリューンにもイライザにも、尻尾に魔力を集めている間に近付かれて、一発で負けちゃうと思う。

 ぽかんとした顔の兵士達に、もう一つ教えておこうかな。

 やるべきことは終わったし、このあとはおまけ。


「それと最後に……僕……」


 太腿に触れるミニスカートの裾を掴み、じわり、じわりと持ち上げる。

 全員の視線が、一点に注がれているのがわかる。

 見えるか見えないかのところで止め、誰かのゴクリという息を呑む音が聞こえた瞬間。


 一気に裾を持ち上げる。


「男です」






―――――






「……ジース軍は完全に戦意喪失、全員撤退したのじゃ……」

「そうか……だけど嬢ちゃん、何でそんな浮かねえ顔してんだ?」


 すっかり元気になったオーウェンにも見せてやりたかった。

 そして一晩くらい寝込んでしまえばいいんだ。


「ナナちゃん、感覚転移で一部始終視てたのよね? 何かあったのかしら~?」

「ドラゴンゾンビの撃破以降は、話し合いで解決したのじゃ。一人の死者も出しておらぬ。じゃがニースめ、最後にとてつもない精神攻撃を仕掛けおってのう……わしの不注意で、ほんの少し見てしまっただけじゃ……」


 あとで絶対にジュリアを殴ろう。

 何だよあのパンツ……前の方まで……全面シースルーとか馬鹿じゃないの……。


 私までダメージ受けちゃったじゃないか。

 ニースの元気なニースを見たのはこれで二回目だよ、全くもう……。

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