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架空パンク・リリック  作者: 架空パンク
93/93

都会の雪

百万年前と同じように

この街には今年も雪が降っている


淡く光った小さな白が

ネオンサインに煌めいている


ゆらめく炎と 人のこころ

悲劇を雪は飲み込んで


退屈そうに今日も降る


ひらり ひらり 都会の雪よ

君が桜に見えた夜 君が涙に見えた夜


アスファルトを濡らした雪は

形をなくして空へと還る


寂しく溶けた儚い白は

一人ぼっちの僕のこころ


輝いた若さと 幻の街

雪は一時を飲み込んで


退屈そうに今日も降る


ひらり ひらり 都会の雪よ

君が桜に見えた夜 君が涙に見えた夜


ひらり ひらり 都会の雪よ

”頼むよ いつか どこか 連れていって”



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