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架空パンク・リリック  作者: 架空パンク
91/93

爆撃王

逸る魂に 孤独という名の燃料を積んで

不格好なほど大きな大砲を備え付け


世界を変えようとは思わない

ただ 切り裂きたい 跡も残らないほどに


大嵐の真ん中 雷雨とともに

響く空襲警報 破壊の空 爆撃王


寂しさに死にたくなった夜があった

やってくる明日を恨んだ朝があった


滑走路を飛び立ったのはいつだったか

初めて人を見たそのときだったか


なにが欲しいとも思わない

ただ 退屈だ だから僕は飛ぶ 果てはない


大嵐の真ん中 雷雨とともに

響く空襲警報 破壊の空 爆撃王




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