42/93
ビリー・ザ・キッド
ビリー・ザ・キッドは笑わない
ただ薄い溝を唇に刻み
ニヒルに口笛を吹きながら
一人荒野を歩くのだ
ビリー・ザ・キッドは恐れない
保安官の目の前をただ
口笛吹いて横切った
歩き去った44口径
弾丸は一発っきり
2発目はないぜ一撃で
目的のただ一人
眉間に美しくカザアナを
ビリー・ザ・キッドは惑わない
分かれ道をただ一瞥
口笛吹いて歩きだした
道を外れて茨の荒野を
弾丸は一発っきり
2発目はないぜ一撃で
目的のただ一人
眉間に美しくカザアナを
ビリー・ザ・キッドは笑わない