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架空パンク・リリック  作者: 架空パンク
13/93

ロックンロールが聞こえない

敗北の色 否定の音

寂しい夜は独りきり

外には春の星が降って

僕は部屋で独りぼっち


ごまかしと嘘が過去をつついて

苛立ちと後悔に眠れない

夢も見られない沈黙と闇

こんな夜に取り残されて


ロックンロールが聞こえない


不信の臭い 裏切りの時

切ない朝は独りきり

外には夏の日が待って

僕は部屋で独りぼっち


間違いと誤解が今を壊して

恐怖と不安に歩く力もない

窓も覗けない孤独な憔悴

こんな場所に座り込んで


ロックンロールが聞こえない


君は笑った寂しそうに

その笑顔があんまり綺麗で

僕は悲しくなるんだ


涙も流せない本当の寂しさ


ロックンロールが聞こえない



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