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架空パンク・リリック  作者: 架空パンク
12/93

狼男の詩

暗い夜か 満月か

昼間の国道沿いに夢を見た

暗い夜か 満月か

陸橋の上に月は落ちる


夜を望むのか

夜を望むのか


流れ星、静止する


狼男だ 狼男だ

真ん丸なのは太陽か

昼間にもがいた狼男

夜は遠いか 夢は遠いか


冷たい夜か 街灯か

昼どきの教室に星を見た

冷たい夜か 街灯か

屋上に刺さるのか流れ星


夜を望むのか

夜を望むのか


流れ星、静止する


狼男だ 狼男だ

眩しいそれは太陽か

光に刺された狼男

夜は遠いか 星は遠いか


ケモノに生まれたわけじゃない

夜が欲しい

飢えている


流れ星、静止する


狼男だ 狼男だ

満月は凍って空へ

それでも僕は狼男

夜は遠いか 月は遠いか




架空パンク曰く、最高傑作ぎみ。

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