表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ラブリーファンタジー  作者: 由自不
アナザーライン(仮タイトル)
56/83

10 スペシャルモード訓練①

色付きクエストは無かったので本来ならやるべきタスクは他にもあって生産訓練は今は弟子達の上がった生産効率任せに、1時間もせずに1日のノルマは終わってしまう。


なので1日ガッツリ集中して生産活動をすれば何日かはフリーになるわけだ。実際今までのクエストだってそうやってやってきたのだが、とうとうその時がやってきた。

生産技能の上級の到達いわゆる創造の極め人(ゴットハンド)到達である。まだ上に特級があるが全てを特級まで極めるのはほぼ不可能故にここのラインが極め人と言われるラインで本来ならここから先は独り立ちしてもらう予定だった。

ここから先はそれぞれのレシピを作り出す段階だからだ。レアな素材を求めて世界を渡り歩いたり、師の教えの基本レシピから離れて、工程を変えたり、別のアプローチを加えたりとむしろここからが出発点と言える。

特に神様が仕様をガッツリ変えちまったせいで未知の素材採取候補地(デートスポット)が新たに加えられ続けてるので俺のレシピをそのまま渡してそこで満足しちまったらもったいないからな。


まあその数百倍失敗作を大量に生み出す訳だがな。

失敗作でも人によっては喜ばれるから失敗作も効能によってはレシピに残す。例えば以前うっかり作ってしまった精力剤とか逆にダメージを与えるオゾンポーションとか光と闇の魔剣とかな。。。特に光の魔剣なんか大量に使うと心が浄化され過ぎてアリを殺してしまわないかとたった1歩を歩くだけでびくびくしながら歩くようになってしまう。闇の魔剣なんかは引きこもり量産機だしな。そして同時に使うと反発して今偏ってる方向の先のどん底に落ちるのだ。これもヤバすぎて使えない物の一種だけど元眠りを司る大精霊にして、凶奏の語り手を攻略するのに必須アイテムだと思ってる。あいつは戦闘開始時の幸せを前面にだす演奏が次第に陰り転落して絶望の演奏に変わるごとに現象が襲ってくる。そしてわずか5分の演奏が終わるとデスペナをくらい教会に戻されるのだ。レジェンドボスをたった5分で削りきれる訳がないので不幸に転落する曲を反転させる必要があるのだ。そして逆に不幸から幸福に変わる場合も同じで最後の昇天の部分がくる前に反転させないといけない。その間中の現象が巨大生物の急襲だったりデビル降臨だったり天使の裁きだったり天使とデビルが両方揃うとこっちを無視して戦争始めてその余波だけで大ダメージをくらったりと色々カオスなことになるのだ。


ちなみに天使or悪魔or妖精の羽シリーズの生産以外での入手経路の一つだったりする。

俺以外使い道が分からずにマジックショー(ネタバレ済み)で使われてたりする。まあその場で浮くだけでも映えるからな。弓使いが昔一方的に攻撃するプレイスタイルを確立しかけたが風の影響をもろに受けて使い物にならなかったという逸話がある。そりゃ空中でコマのようにぐるぐる回ってたら狙える気がしないよな。

まあそんなのはしっぽシリーズ使うか技能としての体幹を強化をしっかりすれば風に飛ばされながらでも的に当てるなんて余裕なんだよな(←普通に無理)


まあそんな訳でこれからエンドコンテンツである理不尽な格上モンスターが徘徊する地域でも素材採取遠征ができるようにせっかく解放されたスペシャルモードでの戦闘を教えるのだ。


いきなり強敵は危ないのでそこらへんに生息するウサギさんにお相手してもらう。


まずスペシャルモードに入ると視界がスペシャルモード特殊空間に切り替わる。雑魚なウサギすら潜在的な能力をフルでブーストされた状態になり、ビジュアルが禍々しくなる。

通常モードではウサギはピョンピョン跳ねながら体当たりしてくるが余裕で避けられる。

そしてスペシャルモードでは時間感覚が引き伸ばされ敵の攻撃軌道の未来軌道は色付きで表示される。普通に戦うよりも早く鋭く凶悪な一撃が迫ってくる。次々と描かれる攻撃軌道の数手先にまで瞬時にどう自身の体制を変えて攻撃をさばくのかさばききれない攻撃をいかに避けるのか敢えて完璧に受けないことで吹っ飛ばされて次以降の凶悪な攻撃をかわすという駆け引きがドラマを産む。そうトッププレイヤーがスペシャルモードでの戦闘の駆け引きの配信が多くのプレイヤーを強力に魅せつけるのだ。

ここでの色は彼我との実力差で決まる。そしてジャストタイミングのみ完璧な一撃が入るのだ。引き伸ばされた感覚の中で慣れるまで思うように動かない身体を動かし、理想的な攻撃軌道で敵の攻撃軌道の色が変わるタイミングに合わせてジャストヒットさせるとかなりの格上相手とのバトルにも敵の攻撃そのものを無力化させたり綺麗なカウンターが決められたりするがわずかにでもタイミングずれるとそれ以外での攻撃軌道に合わせた脅威度の攻撃を受けることになる。ましてや攻撃の角度や姿勢が悪ければ普通に押し負ける。レジェンドボスクラスになると軌道のほとんどが即死色でジャストタイミングにビタ合わせできても微小ダメージを与える代わりに重傷を負う。

まあ割りに合わないってのがレジェンドボスそのものなのだから普通なら倒せない。それでも絶対に倒せない設定ではない。ただ俺が常時回復のLポを市場に流さなかっただけで頑張れば1週間ぶっ通しじゃないと倒せないガラムとは違って3日3晩ぶっ通しのLポ込みでぎりぎり倒せるんじゃないかな?というのはガラムの談だ。本当にのんびりライフどこ行った。




それにしても雑魚に選んだウサギ強すぎない?

なんでこいつ分身したり、空気蹴って空中ジャンプによる立体軌道攻撃しかけてんの?ってか良く見たら目も赤く光ってるし


そうこのウサギ攻撃エフェクトがさっきから2つ同時に襲ってくるのだ。しかも片方に与えたダメージはもう片方が無傷なら無傷の方を準拠として1匹に戻るのだ。

軽い練習相手として選んだはずなのに娘達にスパルタ教育するヤバい父親の図だよ。

後に控えてるオークスペシャルモードより強いって怖いわ


作者一言

スペシャルモードの場合マスクデータでのある程度での成長時点のモンスターになります。

つまりこのウサギは没になったテイムシステムでの相棒候補です。美少女キャラや癒しモンスターが成長のマスクデータでは優遇されるゲームあるあるです。

ちなみに一般的なプレイヤー目線でのスペシャルモード配信をもとに解説してるので主人公が同じようにレジェンドボスへの挑戦をすれば即死色は重傷色に変わりますし、もっと早く倒せます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ