表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/11

服選びと選びあいっこ

誤字報告ありがとうございます

どうしても投稿したくなり投稿しました!

土曜日と日曜日も同じ時間に投稿するのでも少しでも気になった!ということがあれば見てやってください

 ショッピングモールに着くとやっぱり周りの人に見られる…まあ日本で白金(プラチナブロンド)色の髪なんて見たら見ちゃうよね。

 私もそんな人が歩いていたらつい見ちゃうしね。気にせずそらとお母さんとのおでかけ楽しまないと!


「お姉ちゃん注目されてるねー」


「うーん、まあ仕方ないんじゃないかな?この髪色だし、それだけじゃなくて瞳の色も片方ずつ違うしね?」


「それもだけどそれだけじゃないとおもうけどなー」


「そうね、るなはすごい美人さんだもんねー?」


「うんうん、お姉ちゃんすっごい美人だもんね!」


「そうかなー?そらも可愛いしお母さんも二人の子持ちと思えないほど美人だしそれのせいじゃないかなー?」


「お姉ちゃんに可愛いってもらえるのはうれしいけど、私より絶対お姉ちゃんだとおもうんだけどなー」


「そうね、あんなにお肌に気をつけたり髪に時間をかける子なんてあんまりいないわよ?」


「そうかな?あれくらい普通だとおもうんだけど…」


「あれは絶対普通じゃないよー、私あんなに時間かけたことないよ?」




 そんな話をしていると近くの高校生と思う人たちの会話が聞こえてきた。


「ねえあの人どっかのモデルさんかな?」


「すっごい美人だったよね!」


「うんうん、あんな人見たことないよ!どうやったらあんなにきれいになるかな?」


「一緒に写真とってもらえたりしないかな?」


「だめだめ!私たちじゃ壁の花にもなれないよ!!」


「「「………たしかに!!!」


 

「ほら、ね?私とお母さんじゃなくてお姉ちゃんなんだよ!」


「でも髪だけだったらお母さんもそらもきれいじゃない!」ちょっと頬を膨らましてすねてしまう。



「え、見た?今の……?」


「………うん。あの美人さであんなちょっと頬膨らますのあり?」


「可愛すぎて自分の女としての自信なくなりそうなんだけど」


「同じく、女に生まれたこと後悔しそう。」


「ある意味同性でよかったよ?」


「なんで?」


「男だったら一瞬で落ちる…」


「「「…たしかに」」」


「あんな子なら同性でもいける」


「「「………(こくり)」」」




「これでわかったかな、お・ね・え・ちゃ・ん?」


「………(ふい)」さすがに恥ずかしいので視線を外す。

「そら、お姉ちゃんが好きだからってからかいすぎちゃだめよ?」


 思わずお母さんが味方してくれたと思って見てしまった。



「自分で自覚してないんだから、(はぁ)」


「それもそうだね」



 なぜかとたんに貶されたような気がする。(ぐぬぬ)


「るな、そんなぐぬぬって顔してもかわいいだけよ?」


「ほんとお姉ちゃんは無自覚だよねー」



 これ以上反論して墓穴(ぼけつ)を掘るとまた何を言われるかわからないのでここは無視しておく。

「それより早く服を見に行かない?」と不自然にならないように話題にする。

「そうね」と言ってお母さんが返事をしたことによってこの話題は終わった。


 ショッピングモールを歩いていつも服を買っている服屋さんについた。

「いらっしゃいませー」と聞こえる中お店の中に入る。


 今年はどんな服が売っているか店内を少し見回ることにしてお母さんたちとは別で行動する。

(それにしてもやっぱりみられるなぁ)と思いながら着てみたい服を選びながら店内を歩いて行く。

 一通り見て歩き終わると「お姉ちゃん!」と言ってそらがこちらに向かってきた。


「どうしたの?」


「お姉ちゃん!着てみたい服選びあいっこしよ」


「んー、変な服選ばないならいいわよ」



「まっかせて、じゃあ選んだらまた呼びに来るね」と言って戻っていった。


 了承したはいいけど大丈夫かな?考えても仕方ないし私もそらの服を選ぼうかな。

 自分の服とそらの服を選んだころにそらとお母さんと合流した。


「お姉ちゃん、選んできてくれた?」


「ええ、選んだわよ。」


「じゃあ私が選んだ服着てみてお姉ちゃん!はい、これ」


「少し待っててね」




「どう?似合うかしら」


「凄いにあってる!!ね、お母さん」


「ええ、凄く似合ってるわ。お人形さんみたいだわ」


「さすがにこんな服着たの初めてよ。それにしてもよくこんな服ここのお店に売っていたわね」


「ここじゃなくて向かいのお店のだよ!これお姉ちゃんに着せたいって見せたら試着室使っていいって許可もらえたの」



 そらが向かいのお店から持ってきたのはゴシックドレスだった。

 お姉ちゃんの髪と瞳に絶対に似合うからという理由らしい。そんなに似合うのだろうか?自分ではわからないが…

 なんだか人の視線が増えたような気がするのは気のせいだろうか?気のせいと思っておこう…

 まあそらがせっかく選んでくれたのだしいいかと納得しておく。


「次は私が選んだ服を着てもらおっかな」


「どんな服選んでくれたの?」


「着てみてからのお楽しみよ。はい、これ、、、とこれとこれとこれ」


「え!?一着じゃないの!?」


「何言っているの?妹に着せてあげたい服が一着な訳ないじゃない、これでも減らした方なんだから」


「えー、じゃあ私も他にも選んでくる!!」


「だめよ、他にも行くところあるんだから。 早く着てみて」


「はーい」


 渋々という感じでそらは試着室に入っていった。

 そのあと私が選んだ服をそらに全部着てもらい、購入しようと思ったらお母さんが乱入してきて、私もそらも着せ替え人形状態にされ数時間たったあとにようやく店を出たのだった。


 その後はご飯を食べたり日常的に必要な物だったり、そらが学校で使うペンや部活動でやっているバスケットボールのシューズを買ったりといろんな場所を回っていた。


「二人は欲しいものは買えたかしら?」


「私は服だけだったし大丈夫だよ」


「私もバッシュと服買えたから大丈夫だよー」


「そう、じゃあ少しの間それぞれ見たい物見に行くことにしましょうか」


「「うん」」


「じゃあ1時間後にあそこのカフェに来てね、お母さんは休憩しておくから」


「はーい」(私も頷いておく)



「お姉ちゃん何見に行くの?」


「本見に行こうかなーって思ってるよ」


「お姉ちゃん本好きだねー。あ、私好きなCDあるか見てくる!」



 と言ってさっさと行ってしまった。

(まだはまってたんだ…)そらは中学生になってからもアイドルにはまっていたりする。

 私も何か好きなこと見つけられたらな…



 そう思いながら本屋さんまで考え込みながら歩いていると泣いている女の子を見つけてしまった。

明日も投稿するので面白いと感じたら見てもらえるとうれしいです

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ