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おでかけ

 次の日から学校に行かなくなり、アルビノという事もあり私はほぼ全くといって言いほど外に出ることはなくなった。


 まあ私の場合は元々家にいることが多かったし、本を読むのが好きだったのでそれほど気にしているわけではなかった。 

 友達が少なく、遊ぶことがあまりなかったというのもあるけど…。

 

 それでもたまにそらがいるときは遊んでくれる。(私の妹は天使かと思ったのは一度や二度ではない!)

 もちろんあの両親の子なのだから妹はかわいい!あげないよ? (ロリコンさん?ロリコンさんは焼却だよ~)


 

「おねえちゃん、どうしたの?」


「んーん、次は何して遊ぼうかなーって」


「それじゃあおねえちゃん、あれみよあれ!!」


「んー?あー、また見たいの?」


「みたい!ね?いいでしょおねえちゃん?」


 と妹に首をかしげて上目遣いで見られたら断れるはずもなく「うん、いいよ」と返事するしかないのである。

 

「じゃあ再生するね?」

「うん!」



 といい再生されるのはアイドルのDVDなのだ。

なんと言っても妹は今ものすごくアイドルにはまっている。

 何がいいのか聞いて見ると「輝いて見える!」と言っていた。ちなみに私にはあまりわからないことであった。


 私は見ても何がいいのかわからなく妹にかまってもらおうとするとお姉ちゃんどいてと言われるのです。(しくしく、お姉ちゃん悲しい)

 まあ最近は妹がDVDを見始めたら私は何もすることがないのでお母さんのお手伝いを積極的にするようにしている。お母さんにばかり苦労かけられないしね!


 最近私は料理にはまっている、特にお菓子づくりにはまっているのだ!(皆の者食べたかろう!!) 

 まあまだあまりきれいに作れないのだが…


「お母さん今日はクッキーたべたい!」


「そうねぇ、じゃあるなちゃんもお手伝いしてくれるかな?」


「うん!お菓子作るのすき!」


「そっかー、じゃあ今日はるなちゃんも焼くところまでがんばってみよっか!」


「ほんと!がんばる!!」



 その日はお菓子づくりに夢中になって夕ご飯が少し遅くなってしまった。 


 それでも帰ってきたお父さんにあげると「娘が初めて作ったお菓子、保存しなければ!」と言って食べてもらえなくなるすんぜんまでいった。 ちゃんとお菓子はお母さんが「娘があなたに作った物なんだからしっかり食べて感想言ってあげなさい」と叱って食べてもらえた。


 そんな日々も過ぎあっという間に5年たち中学3年の夏、私の物語が始まる。


 …中学はどうしたって? そんなの入学式行ってからもう行ってないよ!




 そらが中学生になり初めての夏休み、急に「お姉ちゃん!!」といって私の部屋のドアを勢い付けて開いてきた。


「どうしたの?」


「お姉ちゃん、これからお母さんとショッピングモールに行くんだけど、お姉ちゃんも一緒に行こ!」


「んー、でも外は暑いし…」


「お姉ちゃんも一緒に行くなら車お母さんが出してくれるって!」


「そうなの?」


「うん、お姉ちゃんお肌弱いでしょ? だからお姉ちゃんが外に行くならお母さんも気おつけないといけないからって。お姉ちゃんもこんなに気お付けてるのに何でそんなに心配なのかな?私よりもしっかりしてるのにねー?」


「そっか…」(まだお母さんあのこと気にしてたんだ)


「だからお姉ちゃんも行こー? そろそろ夏の服買わないといけないでしょ?」


「そうね、1年前のだと小さくなってきたしわたしもいこうかな?」


「ほんと!お姉ちゃんと久しぶりのお出かけだー!」


「ふふ、そうね」


「私も新しいバッシュ買わないといけなかったし、お姉ちゃんと久しぶりにお出かけできるし楽しみ!じゃあ準備できたらきてね!」



 といってそらは下に降りていった、多分お母さんに私が行くことを伝えに行ったのだろう。

(それにしてもお母さんやっぱりまだ心配だったんだ…)というのも私が小さい頃のことなのでここでは割愛しておく。

 それに準備しなくちゃ!


 準備を始めるために鏡の前に行く。

 それにしても成長したなー、鏡に映っている自分に目を向ける、腰までまっすぐ伸びた白金色の髪に小さいときよりはっきりした金の目と人を惹きつけるような赤い目。

 そして自分ではもうわからないくなったが整ってるであろう顔立ち。


 うん!今まで肌にも髪にもしっかりお手入れしてるんだから大丈夫!自信を持って私!としっかり準備をしてリビングにいるであろうお母さんとそらのところに行く。



「あ、お姉ちゃんやっときたー」


「ごめんね?少し遅くなちゃった」


「るな体調とか大丈夫?」


「うん、大丈夫だよお母さん」


「そう、それじゃあ行きましょうか」


「「うん」」


 リビングに行きお母さんが車を出してくれるので玄関で待つ。

 お母さんは私がもう14歳になるのに、私が生まれた頃とほとんど変わらずまだまだ若く見える、20代前半って行っても通じそうなくらいには若く見えるのだ。


 妹のそらは運動部に入っているのもあり引き締まった体をしている、肌は白く運動の邪魔になると髪は肩くらいの長さにしている、きれいと言うより可愛い感じで瞳の色は光が当たると茶色く見え、クラスでも人気者なのだ!


「お姉ちゃん何してるのー?お母さん車止めてるから行くよー」

「あ、はーい今行くー」



 ちなみに今日の服装は上は中に白いTシャツを着てその上に光に当たらないよう薄い黄色のカーディガンを羽織り白のミニスカートに黒いタイツ、1年ほど前に見つけた猫の日傘という感じだ。(にゃーん)


 妹のそらはというと上は薄い青色のTシャツを着て下に紺色のキュロットパンツをはいている、ボーイッシュな感じであり可愛さもある服装になっている。


「それじゃあしゅっぱーつ」


とそらが元気に言いショッピングモールに出発したのだった。


思っていたより話が進まずただの日常で終わってしまった…

まあ思っていたより想像できるなーうれしかったのですが…

次は進めるぞー! 


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