転生、そして小学生
初投稿です、自分の妄想を書き出したような物なのでお手柔らかにお願いします。
突然だけど私は転生した。 アルビノ少女として!!しかも瞳の色は神々しくみえるような黄色と人を魅了してしまうようなきれいな赤色をしているようだった。
生まれたばかりの頃はアルビノになり「丈夫に生んであげられなくてごめんね」と、両親にいわれたことをおぼろげに覚えている。
でも私はこの両親の元に生まれたことを恨んだり嫌だと思ったことはなかったし、感謝していた。
だって両親ともになぜかすごい美形だし、凄く愛してもらっているのを感じるからである!(ふふ~ん!!)
「何で胸張ってるのルーナ」といって黒髪がまっすぐできれいに整えられている美人な女の人が抱き上げてきた。
そう、なにを隠そうこの美人な人が私の母なのである。
と、回想をやめて「何でもないよママー」とお母さんの顔を見ながら返事をする。
そんななにげない会話しているとお母さんから「ルナちゃんはお外に出たい?」聞かれた。
「お肌痛くなるから出たくなーい」
「そっかぁ、じゃあお夕飯は何が食べたいかな?」
「んー、チーズケーキ!」
「それじゃあご飯じゃなくなっちゃうからほかにあるかなぁ?」
「えーー、それじゃあ柔らかいお肉がいっぱい入ったびーふしちゅうたべたい!」
「じゃあお母さんはお買い物行かないといけないけど、ルナちゃんはお留守番出来るかな?」
「できるー!」
生まれ変わってからまだ幼いのもあるのもだろうが喋り方がしたったらずになりそれにひかれたのか思考も子供っぽくなったような気がする。
それから3年ほどたち妹も2年ほど前に生まれ、今日は私の生まれ変わってからの初めての小学校の入学式なのである。
ちなみに妹の名は私が月という言葉から取ったものを、逆にし太陽から取ることでそらになった。 性格は私が少し落ちついている感じからすると、そらは元気っ子のような感じになった。
奇しくも二人とも名前に引きずられたような性格になったのである。
小学校に向かっている途中かなりの人に見られている感じがしてあまり落ち着かなかった。 その理由はわかっている、私の容姿だ。
アルビノという明らかに他の子供たちと違う髪色というのはもちろんのこと、お母さんがどこかのモデルかというほど美人な事もあるし、帽子で一応大人からは隠れているが他の子供たちは私と同じくらいの背丈というのもあり瞳の色が見えてしまい、親の人に片方ずつ色が違う事を質問しその影響で周りの人に聞こえさらに注目される。
「ルナちゃん大丈夫?」
「大丈夫だよママ」と少し気圧されているが心配かけないよう笑顔で答える。
学校に着きお母さんは保護者席に行くために別れ、私は講堂に入り席に着く。
他の小学校はどうかはわからないがこの小学校では入学式が終わった後にそれぞれの教室の先生に呼ばれて分かれ、教室に向かうことになっている。
講堂に入り他の入学式に来た子供たちに注目されながら、15分ほど待つと入学式が始まった。
この小学校の校長先生のありがた~い長い話を聞き終わりクラス分けが始まり私は3組だった。
(ちなみに組は5組まである。)
1年3組に入り先生に指定された席にそれぞれ子供たちは座っていく、全員座ったのを確認し。
「はい、これから1年間みんなの担当の先生になります姫野綾香といいます。よろしくね。」と先生が挨拶をそれから生徒たちの自己紹介の順番になった。
それぞれの子供たちが自己紹介で名前と好きなことを言い、ついに私の番が来た。
みんなが注目する中「三月るなです、好きなことは歌うことです。よろしくお願いします。」と挨拶をする。
全員の挨拶が終わり、今日の行事はこれだけなので「「「「さようなら」」」」」と挨拶をし帰ることになった。
家に帰り疲れたこころを癒やすため、そらとお人形で遊ぶ。 ちなみに私は前世から猫が大好きで猫のぬいぐるみをいっぱい持っている。
「るなー、学校は元気にやっていけそうかな?」とお母さんに聞かれた。
「頑張ってお友だち作る!」
「そうだね! お友だちできるといいね」
「うん」とお母さんと話しその日はそらと遊びご飯を食べお風呂に入ると疲れていたのかすぐに眠ってしまった。
はい!!
小学5年生になりました、三月るなです。5年生になるまではどうしたかですか?特に何もなく小学生していましたよ、3年生までは…多分。
それが顕著になったのは4年生になってからですね。そう!少しずつ異性に興味が出てくる時期です。
こう言っては何ですが私は可愛い部類に入ると思うのです、あの両親の元に生まれてきたわけですしね。
で、ですね4年生も半分たった時です。私の使っていた鉛筆がなくなっていたんですよね、まぁそのときは鉛筆だし鉛筆自体はまだあったので気にせず過ごしていたんですが、5年生になってから私物がなくなることが増えたんですよね。
何度か担任の先生にも報告したんですが、どこかに置いているのを忘れているんじゃないかと取り合ってもらえず、なんとか我慢していたのですが私の宝物の一つでお父さんが出張で買ってきてくれた猫のキーホルダーがランドセルにつけているのになくなっていて、その日一日中探しましたが出てきませんでした。
それから家に帰りお母さんとお父さんに学校に行きたくないと話しました。
「どうして学校に行きたくないの?」とお母さんに聞かれ、いままで学校であったこと先生に相談したのに取り合ってもらえなかったことを包み隠さず話しました。
「そんな学校にはいかなくていい!!」とお父さんは言ってくれて、私はこの二人の子供でよかった、私に出来ることならどんな事でもお手伝いしたいなと思い、今までため込んでいたのもあり初めて大泣きしてしまい、泣き疲れて意識が薄れている中、
「この子が学校に行っている間にそんな事があったなんて、、、」
「ああ、この子はしっかりしていると思っていたが、そんなことまでかかえこんでいるとは」
「えぇ、しっかりこの子のこと見ていれば気付く事も出来たかもしれないのにっ!」
「過ぎたことを気にしても遅いんだ、それならこれからるなとそらが元気に育っていけるよう育てていこう」
と言っているのを聞きながら眠ってしまった。