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サーザンエンド辺境伯戦記  作者: 雑草生産者
第一四章 戦争と和平
229/249

二二二

 目下作成中の和平条約にフューラー領における聖界諸侯の地位を保証し、教会領を戦争前の状態に戻される条項が追加されるよう措置せよとのレオポルドの指示にネルゼリンク卿は露骨に渋い表情を浮かべた。

「恐れながら、仰せの要望をフューラー側が受け入れるとは到底思えません」

 卿の進言にレオポルドはその通りだなと思いながら頷く。

 神聖帝国と西方教会が極めて緊密な関係にあることは常識であり、両者は帝国建国より常に協力関係にあって、様々な分野や局面で互いの為に働いてきたのである。

 今回の戦争でも教会は明らかに帝国の側に立っており、戦場に教会の兵力を送り込んでもいるのだ。

 これを今更になって、教会は戦争とは無関係であるからフューラー領内の領土を保全してほしいと言う道理が通じるわけがない。

 その上、カロン人やフューラー人は元より信仰心厚い人々ではなく、今日の教会のありように否定的な者も少なくないのである。神に祈り、弱き子らに仕えるよりも出世や贅沢に走る強欲な聖職者どもが私物化している教会領をそのまま残してやる必要など彼らは微塵も感じないだろうし、そうするつもりもないだろう。

 とはいえ、そこをどうにかしなければ和平は成り立たず、レオポルドの面目は丸つぶれとなるのだ。

「無理は承知の上だ。しかし、教会が同意しなければ和平は成らないことも事実だ」

 レオポルドの言葉にネルゼリンク卿は不承不承といった様子で頷く。

「教会領を丸ごとそのまま残すのは無理にしても、可能な限り残すことができないだろうか。その辺り交渉の余地はまだ残されているのではないか」

「……努力はいたします」

 卿は難しい顔のまま言って退出した。

 私室で一人になったレオポルドは溜息を吐きながら教会から届いた手紙に目を通す。

 差出人の名前は総大司教の書記官長であるアントニウス・ピニエーリ枢機卿で、教会と親しいマドラス公の紹介により手紙を寄せてきたのである。

 手紙の内容は先にアルス枢機卿が求めてきたこととほぼ同じものであったが、それに加え、交渉が成功した暁にレオポルドが得られる報酬についても綴られていた。それはイスカンリア地方南部の町ベルセロの港湾管理権である。

 帝国南部の西岸部のイスカンリア地方は西側に内海を接し、東の内陸側にはプログテン山脈が走る南北に細長い形状の地域で、イスカンリア大司教が統治権を有する教会領である。

 帝国の支配が十分に及んでいない帝国南部においてイスカンリア地方は数少ない帝国化された領域であり、なおかつ東西北を大陸に囲まれた内海の東側の大部分を占めていることもあって、極めて重要な地域と言えよう。

 その重要性はサーザンエンドから見ても明らかであった。

 そもそも、サーザンエンドから帝都に向かう最も早く安全で効率的な道程は、西へ進んでプログテン山脈を越えた先のイスカンリア地方のカルガーノという帝国自由都市へ行き、そこから船に乗って帝国本土の港湾都市アルヴィナに至るというものである。

 古くよりサーザンエンドやムールドの物産などを帝国本土へ輸出する際にはこの行路が利用されており、近年ではレオポルドが設立した南洋諸島との交易を行う南洋貿易会社の商船などもカルガーノを中継地点として利用しており、その重要性は日増しに高くなっていた。

 教会としてもレオポルドがイスカンリアを重要視していることは十分に理解しているのだろう。彼を教会の為に働かせるべく差し出したのがイスカンリアで最も南にある港町ベルセロであった。

 ベルセロは人口一〇〇〇人程度の港町で、カルガーノほど大きなものではないが、整備された港がある。近郊は開けており、資金を投じれば港湾施設や倉庫なども整備できるらしい。

 港湾管理権を有する利点は、まず当然のこととしてカルガーノを利用する際に要していた港湾使用料などが不要となり、いくらでも自らの船舶を停泊させることができることである。近くに造船施設や倉庫などを整備すれば船舶の修繕や物資の補給、商品の在庫管理も可能となるだろう。

 とにかく、レオポルドにとっては利益が大きく、喉から手が出るほど欲しい報酬であり、何としても教会の要望を可能な限り叶え、和平を成立させねばなるまい。

 レオポルドはピニエーリ枢機卿へ、主のご意思に叶うべく努力を尽くします。というような返事を書いて送った。


 数日経っても交渉は進まず、和平交渉はもう何度目かの暗礁に乗り上げていた。

 三国側の実務担当者であるワークノート卿はフューラー領内に大司教領や大修道院長領といった聖界諸侯や大小多くの教会や修道院の領地をそのまま残してやる必要性について全く理解を示さず、その全てを没収すると主張して譲らなかった。

 彼女曰く、三国はこの和平条約により独立するのだから、その国内の領地の仕置について帝国や教会から指図される筋合いはなく、それは内政干渉に他ならないというのである。三国からフェリス・ラクリア両地方への干渉を断固として拒絶した帝国がそれ以上の干渉を行うのは道理に反するというのだ。

 全くその通りなので、ネルゼリンク卿はほとんどまともな反論もできなかったという。

 実務担当者が納得しないとなれば、その上位である全権使節に話を付けるしかない。

 というわけで、レオポルドはいくらか前と同じように三国側全権使節のノダール伯とカンダーベル伯に面会を求め、坂道を下って行った。

「全ての教会や修道院の領地を没収してしまえば、教会や修道院の活動に大きな支障が生じましょう。中には閉鎖せざるを得ない施設も出かねません。そのようなことになればその教会を祈りの場としている住民たちは大いに動揺するでしょう。或いは修道院の施設で生活していた孤児や貧民が都市や農村に放置され、地域の安定性に宜しからぬ影響を及ぼすやもしれません」

 前述したように教会や修道院の役割は幅広く、教会はいくつもの病院や孤児院、救貧院を運営し、公共の福祉に寄与しているのだ。その運営費の大半は教会領からの収益に頼っており、教会領の没収はそれらの福祉施設の運営は覚束なくなるのは明らかというものであろう。

 となれば、これまで教会が養っていた貧民や孤児、病人たちの面倒を誰が見るというのか。君主や諸侯といった領主にそのような意欲があるだろうか。

 社会から見放され、誰からも救われない人々はどうなってしまうのか。仕事を求めて集まった貧民たちで都市の浮浪者は増加し、貧民窟に蔓延る犯罪や疫病は増々悪化の一途を辿るであろう。

 つまり、教会や修道院は公共の福祉の重要な担い手であり、社会の安定性に大きく貢献しているのだ。これに代替するものなくして、拙速に教会領を没収し、多くの貧者を路頭に迷わすことはフューラー全体の利益にならないと言えよう。

 そのように述べたレオポルドに両伯は理解を示すように頷いた。

「仰る通りかと存じます。教会や修道院の果たしている神聖な役割については主の思し召しに叶う極めて重要な働きと心得ております」

「その為には一定の収益を生む教会領が必要不可欠であるということも理解しておる」

 両伯は教会や修道院が果たす役割やその為の教会領についてはレオポルドと同様の認識を持っており、その保全が必要であるという意見でも一致した。

「フューラー全ての教会や修道院を潰すかのような暴挙は我々の本意ではない。そのような真似をしでかせば農民どもが反乱を起こしかねん」

 フューラーは教会の勢力が比較的弱く信仰心の薄い人々が多く住む地域ではあるものの、農村に住む農民たちの多くは教会の教えに忠実な信仰心を強く持っている。

 農村における教会の役割はこれまた大きく、地元の聖職者は人々を導き助ける指導者でもある。人々は困り事や相談事があれば教会に行き、祝い事も不幸な事も全ての儀式は教会で行われ、飢饉や疫病の折には救貧院や病院の役割も果たすのだ。

 彼らから教会を取り上げれば、大きな反発を生むことは予測に難くなく、扇動者でもいようものならば農民反乱にも繋がりかねない。

「もっとも、今日のフューラー大司教領やシルン大修道院領の大半は元々はフューラー公の領地であったから、これをフューラー公に返す必要はあろう。また、教会と修道院の特権についてもこれまで帝国で認められてきた通りとはいくまい。王国の法令に従い、その主権の下にあれねばなるまい」

「その点については私からアルス枢機卿に話しておきましょう」

 レオポルドの返答にカンターベル伯は満足そうに頷く。

「大半の教会や修道院の領地はそのまま返還できるであろう。そのように国王陛下にも連絡しておこう」

 伯の言葉を聞き、レオポルドは思わず安堵の息を吐く。

 まだいくつかの課題はあるにせよ大筋で同意できたように感じられたのである。


 しかし、それから一〇日経っても交渉は全く前進しなかった。

 協議は三国側外交使節団から一方的に一時休止が告げられて中断し、三国側に状況を問い合わせても再開できる状況にないという返答があるばかりであった。

 そこでレオポルドは彼是と手を使って使節団の状況を調べさせることにした。

 外交使節団の宿所に出入りする業者や様々な用事で出入りする従卒や料理人の助手ら下働きの者たちに声をかけ、金品を与えたりして内部の状況を聞き出したところによれば、どうやら全権使節の両伯と交渉実務を担当しているワークノート卿やインフェンミルヒ外務顧問官の間で論争が続いているらしい。

 これまでの交渉過程から鑑みるに、教会領の保全に理解を示す両伯とそれに否定的な実務担当者の間で意見の対立があるのだろう。

 ワークノート卿やインフェンミルヒは両伯に比べれば低い身分の立場であるが、両人はキスレーヌとレイクフューラー辺境伯それぞれの側近であり、その意を受けていることは言うまでもない。両者の間にはいくらかの意見の齟齬が生じているのかもしれない。

 もっとも、帝国が皇帝と諸侯、或いは貴族の派閥間で争いがあるように、カロンやフューラーの内部でも様々な意見や価値観の違いが生じるのは当然のことであろう。

 しかし、その対立によって和平交渉が停滞してしまうことは望ましいことではない。

 レオポルドは再びペンを取り、レイクフューラー辺境伯に手紙を書き送った。内容は教会領を没収することにより地域の福祉が損なわれ、共に信仰心厚い人々の反発が生じることから、全ての教会領を一挙に没収してしまうのは得策ではなく、教会の勢力を削ぐにしても順序というものを考えるべきである。今は和平の成立を最も優先すべきである。というようなことである。

 一〇日後に届いたレイクフューラー辺境伯の返事は、レオポルドの意見にほぼ同意し、教会領のうち一部の復帰は認められるだろうという肯定的なものであった。

 その日のうちに協議は再開され、教会領のうち半分程度が復帰、保全してもよいという三国側の意見が示された。

 これは教会の求めからすればあまりにも少な過ぎた為、帝国側は更に多くの教会領の保全を求め、引き続き協議を続けることとされた。

 数日の話し合いの後、フューラー大司教領とシルン大修道院領の大半がフューラー王国領とされる代わりに、中小規模の教会や修道院の領地はほぼ安堵されることとなった。ただし、これらの諸教会・修道院はフューラー国王の君主権を認めねばならず、古来より認められてきた教会領における免税や警察権の特権などは否定されることを受け入れねばならない。

 とにかく、和平協議は再び動き出し、条文の作成作業も再開された。

 和平交渉が始まってからもう二月が経ち、季節は秋も半ばを越えている。レオポルドは当初抱いていた年内に帰国するという目標をもう諦めていた。


 更に数日が経ち、遂に和平条約全文の草案ができあがった。

 主な内容は以下の通りである。

 皇帝はキスレーヌがカロン・フューラー・アクセンブリナの三国国王であること及びその地位が後継者に継承されることを認める。

 皇帝はフェリス・ラクリア両地方における領主たちの旧来よりの特権と自治を確認し、これを無為に侵すことはないことを改めて誓う。

 皇帝及びキスレーヌは互いの領内において、互いの法及び慣習に従う限りにおいて、互いの臣民の安全を保証し、その行動の自由を認める。

 帝国はフューラー王国の然るべき場所に、フューラー王国は帝都の旧レイクフューラー辺境伯邸宅にそれぞれ大使館を設置し、互いに全権使節及びその随員が駐在する。

 本条約の調印後、三国連合軍は速やかにフェリス・ラクリア両地方及びリンデリウムから撤退する。

 連合軍の撤退後一ヵ月以内に全ての捕虜は速やかに解放される。

 本条約の調印後、一年以内に皇帝はキスレーヌに五〇万レミューの賠償金を支払う。

 キスレーヌはキレニア・グレーズバッハをフューラー公に叙任し、皇帝はこれに異議を唱えない。

 キスレーヌは全ての諸国民の信教の自由を認め、教会及び修道院がその運営、維持に必要な財産を保有することを認め、戦争中に差し押さえられた財産のうち適当な分を返還し、その所有を認める。

 戦争中に行われた諸侯、領主たちのあらゆる行為、言動その他諸々について、永久に忘却、免責、赦免される。

 この草案にレオポルドの他、両国の全権使節らがそれぞれ目を通し、諸々の意見を述べて、これを修正し、更に幾日かして修正案が完成し、両全権使節はそれを本国へと送付した。これに大きな異議がなければ和平条約は調印されるだろう。

 その後、両国の君主や議会が異議なく受け入れれば条約は正式に締結され、効力を持つこととなる。

 そうして、レオポルドの長きに渡る仕事も終わるのだ。

『神の恩寵による諸国民の神聖なる皇帝とカロン、フューラー及びアクセンブリナ国王及びそれぞれの同盟者の間の平和条約の前文』


 最も神聖なる崇高にして全能なる主の名において、関係する或いは必要である全ての各人に知らしめるべし。

 過去長年に渡る不和と民の分断、不運なる巡り合わせにより、最もやんごとなく最も力があり名高くいとも尊き君主にして領主たる神の恩寵による諸国民の神聖なる皇帝に選ばれたる者、正義と信仰の守護者、アーウェンの君主、ノーマ公、エルダー公、リッターライヒ伯、アイニッツ伯ウルスラ及びその同盟者と支持者を一方とし、最もやんごとなく最も力ある君主にして領主たるカロン、フューラー及びアクセンブリナ国王、ローズ公、ランバル公、ネッティンガム伯キスレーヌ及びその同盟者と支持者を他方とする、大陸東部における残酷な戦争の争乱は正教徒の多大なる流血と諸地方の荒廃を齎した。

 主の恵みの御業により、また、大陸東部が混乱のうちにあるこの悲しき時勢において平和と平穏のための助言を供した最も名高く最も優れた領主たるレウォント方伯、エセルガム伯ハインツ・アルフォンス・フライベル及び最も名高く最も優れた領主たるサーザンエンド辺境伯、ムールド伯レオポルド・フェルゲンハイム・クロスらの献身的なる努力によりて、それぞれの臣民のみならず世界の福利及び幸福の為、遂に双方の側において平和の考えを抱くに至った。

 そして、このいとも崇高なる目的の為、双方の側の合意によりラミタにおいて、参集する全権使節の会合を開催することが決意された。

 しかるべく指名され、任命された双方の側の全権使節は、皇帝陛下を代表する者は、主の許しによるナルヴィス司教、主の第一の僕たる総大司教の特別顧問たるヨハン・アルス枢機卿、聖十字騎士団の騎士、神聖なる皇帝陛下の枢密院副議長たる枢密顧問官、宮内官、帝国政府の大臣にして最も名高く最も優れた領主たるオットベルク伯カール・ヨハネス・ゲートマン、聖十字騎士団の騎士、皇帝陛下の侍従次長にして宮内官スヴェン・ローデ子爵、聖十字騎士団の騎士、皇帝陛下の軍隊の中将、皇帝陛下の軍事顧問官にして宮内官フリッツ・ランペ卿、そして、カロン、フューラー及びアクセンブリナの国王を代表する者は、フューラー国王陛下の国務会議の首席国務卿、枢密顧問官、フューラー王国の大臣にして最も名高く最も優れた領主たるノダール伯アルベルト・ゲオルグ・ヒルケンシュタイン、カロン国王陛下の外務卿、枢密顧問官、カロン王国の大臣にして最も名高く最も優れた領主たるカンターベル伯ジョン・ニコラス・フィッツボードである。

 そして、両陛下は前記の全権使節らに両陛下の間の確固として永続的な和平を交渉し、合意し、締結する完全にして広範な権限を与えた。その故に前述の全権使節らは諸々の重要な考慮の後、ラミタにて催された会議において、前述の仲介者の献身的な助力によりて、主の祝福と助力を懇願し、互いにしかるべく全権委任状(その写しは一字一句残さず本条約の末尾に挿入されている)をやりとりした後、かくも健全にして神聖なる目的を妨げていたあらゆる障害を克服し、神がこの偉業を完全にして侵されぬものに保ちたまい、また長く後世まで永続させ賜うよう願い、それぞれの前述した両陛下、諸侯、その臣民の間の平和と友好と神の栄光の為、相互の条件について以下の条項が合意された。

(以下各条項が続く。和平条約の主な内容は以下の通り)

 皇帝はキスレーヌがカロン・フューラー・アクセンブリナの三国国王であること及びその地位が後継者に継承されることを認める。

 皇帝はフェリス・ラクリア両地方における領主たちの旧来よりの特権と自治を確認し、これを無為に侵すことはないことを改めて誓う。

 皇帝及びキスレーヌは互いの領内において、互いの法及び慣習に従う限りにおいて、互いの臣民の安全を保証し、その行動の自由を認める。

 帝国はフューラー王国の然るべき場所に、フューラー王国は帝都の旧レイクフューラー辺境伯邸宅にそれぞれ大使館を設置し、互いに全権使節及びその随員が駐在する。

 本条約の調印後、三国連合軍は速やかにフェリス・ラクリア両地方及びリンデリウムから撤退する。

 連合軍の撤退後一ヵ月以内に全ての捕虜は速やかに解放される。

 本条約の調印後、一年以内に皇帝はキスレーヌに五〇万レミューの賠償金を支払う。

 キスレーヌはキレニア・グレーズバッハをフューラー公に叙任し、皇帝はこれに異議を唱えない。

 キスレーヌは全ての諸国民の信教の自由を認め、教会及び修道院がその運営、維持に必要な財産を保有することを認め、戦争中に差し押さえられた財産のうち適当な分を返還し、その所有を認める。

 戦争中に行われた諸侯、領主たちのあらゆる行為、言動その他諸々について、永久に忘却、免責、赦免される。

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