Day-1 疑わしい朝日
初投稿です。
初めて書いた作品なので、温かく見てもらえると嬉しいです。
これは夢だと思った。
だから、目の前の異常にも違和感を覚えなかった。
——あの朝日を見るまでは。
ある朝の朝日。それはいつも通りでいつも通りではない。やけに重い身体を、ゆっくりと起こす。
まるで、何かに押さえつけられていたみたいに。
そして、重い身体を引きずるように、階段を降りていく。そこにはいつも通りの景色。父が朝ごはんの用意をして、兄と母はまだ寝ている。いつも通り。いつも通りなのにどことなく、いつもと違う。
ふと、外を見る。
スーツを着た男が、道路を歩いていた。
だが、その動きはどこか不自然で、まるで——
ゾンビのようだった。
……働きすぎ、だろうか。
ニュースを見る。そのニュースは衝撃だった。なんと、バイオハザードが起こったと言うのだ。
悪い冗談はやめて欲しい。そう思うのも束の間、窓に大量のゾンビらしきものがひっついていた。
思わず、目を逸らした。
——こんなもの、現実なわけがない。
これは、夢だ。
そうに決まっている。
窓を叩く化け物…すぐに母と兄が降りてきた。
こんな状況、理解しようとしてもできない。幸い、回線と電気は通っていた。ネットはかなりざわついている。
「まじかよ…」
「エイプリールフール2ヶ月2日目か!」
「まじやん…」
画面を見れば現実を叩きつけられる。とりあえず、家にある食料で、空腹を凌ぐ。こんなことがあっていいのだろうか。
ここまで読んでくれてありがとうございます!
次回から本格的に物語が動きます。




