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同じ部屋で夜を過ごす?!(1)

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夕食が終わり、就寝前にセシリアはミサに着替えを手伝って貰い、髪を解いてもらっていたがセシリアはミサに少し怒っていた。


ミサは肩を震わせ笑いを堪えている。


「さっきの…見なかった事にして。」

「さ、さっきのとは…」


笑いながら返すミサ。


「もう!分かってるでしょ!?夕食の時に調子に乗って意地悪したらアーヴィン様が…」


夕食にセシリアがアーヴィンに食べさせた後、「こんなに嬉しい食事はない。もっと近くで食べようかセシリア。」と言って膝の上にセシリアを乗せて食べ始めてしまった。


セシリアは終始赤面しながらご飯を食べさせて貰い「私にもやってくれないか?」と食べさせる羽目になって周りから見たらどうみてもイチャイチャしている時間になった。



その事をまた思い出してクスクスと笑うミサ。


「もう!笑わないでよ本当に恥ずかしかったんだから…!」

「すみません…でも旦那様のあんな姿見られるなんて思いもしなかったですし…火をつけたのは奥様ですから。」

「わ、分かってるわよ…同じ恥ずかしさを味わって貰おうと思っていただけなのに…もっと私が恥ずかしい思いしちゃったじゃない…」


声に出して笑うミサ。


「フフッ…ミサの笑顔が見れたから今日の事はもう良しとするわ。」


セシリアはミサにニコッと微笑むとミサも優しく微笑む。


「さあ、奥様終わりましたので今日は私、ここで失礼致します。」

「ま、待って…本当に私、アーヴィン様のお部屋で寝るの…?」

「ええ。旦那様がそのようの仰っていましたから。」

「えぇ…男性と同じ部屋で同じベッド…?」

「はい、そうです。」

「無理!!」


セシリアはすがるようにミサにウルウルとした眼差しでお願いしてみる。

その姿を見てミサはニコッと笑顔を作った。


「今日から奥様は旦那様と同じ部屋ですので慣れて下さい。ではおやすみなさいませ。」


パタンとドアを閉めて部屋から出ていくミサ。


「ミサの裏切り者〜〜〜!!」


(どどどどうしよう…同じベッドで寝るとか無理…あ!そうよソファで寝ればいいんだわ!)


よし!と気合を入れてセシリアはソファに向かう。


「そうだ!寝心地もいいし毛布も借りよう!」


セシリアは毛布をベットから取り出してソファに寝転び毛布をかけて横になった。


「あ、気持ちいかも…。」


目を瞑りウトウトしていたら目の前が暗くなる。


(ん?何…?)


目を開けてみるとアーヴィンが覗き込んでいた。




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