勝利への入り口
第九章勝利への入り口
■魔王城入口
プレミアディフェンダーは全員ロボット形態にチェンジしている。
ディライガー「次の魔王の名はビガム。強いが恐れるに足らんかもしれん。こちらにはメラードとアソードがいるからな」
ザイル「私は魔王と戦うのは初めてです。ちゃんと戦えるでしょうか?」
メラード「大丈夫よザイル王子。私に乗って皆に回復魔法をかけてあげて」
アソード「おうよ、ザイル王子様。俺が変形した剣があれば魔王などぎっちょんぎっちょんだぜ」
リュード「頼んだよアソード」
アソード「ザコ敵がいるんだったな。まずはそいつらをギタギタにしてやるぜ」
リュード「ああ。行くよ!」
魔王城に突入するリュードたち。
モンスターたちが襲いかかってきた。
「武烈竜閃波!」
アソードの胸から光線が飛び出した。その光がモンスターの大軍を消滅させていく。
アソード「へっ、ざっとこんなもんよ」
リュード「アソード、すごい、すごいよ!」
アソード「剣になったらもっとすごいからな俺は。さあ魔王退治だぜ」
■魔王城玉座
ビガム「貴様ら儂を封印しに来たのか」
ディライガー「ああ。もはや我々に敵はない。観念しろビガム」
ビガム「そう簡単にはやられんぞ」
ディライガー「アソード、剣形態だ!」
アソード「了解!烈火剣!」
アソードがロボ形態から巨大サイズの剣に変形した。
ビガム「そんなもんに儂が……うぎゃゃあ」
剣によって真っ二つになるビガム。
ビガム「まだ、まだ終わらんぞ貴様ら殺してやる!」
アソード「しぶとい奴だな」
ビガム「ほざけこの毒霧を食らえ!」
仲間全員に毒がかかった。酸でボディが溶けていく。
メラード「ザイル王子、今よ。回復魔法を!」
ザイル「ええ、メラード。チユームス!」
プレミアディフェンダー全員の傷が治っていく。
ディライガー「もうこれで終わりだなビガム。リュード封印を!」
リュード「うん。魔王封印!」
ビガム「く、くそぉぉ!」
ビガムが光になって消えた。
アソード「やったな、大勝利だ」
リュード「うん。すごいよアソード!」
ディライガー「もはや我々に敵はないな、後は大魔王を倒さねばな」
■王城・玉座
王様「よくやってくれたディライガーたちよ」
ディライガー「もう後は大魔王を倒すだけですな」
王様「そうじゃ、アソードくん。君の時価が変わったぞ」
アソード「はい?」
王様「プレミアディフェンダーアソード時価五百万プレミアから三億四千万プレミアだそうじゃ」
アソード「へっ、わかる人にはわかるんだな」
王様「さあ今日も宴会じゃ。大魔王滅亡の日は近いからな」
続く