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レビュー執筆日:2020/9/28

●前作『one and zero』の「兄弟」と言える作品。


【収録曲】


1.Singer

2.Voice

3.Lit

4.RDM

5.One

6.Light along

7.Six

8.Sensei

9.Melody Line

10.Neko

11.Time Machine

12.Under The Sun

13.Missing

14.Stardust


 前作から約1年3か月ぶりにリリースされたandropのアルバム。前作は「非常に完成度の高い作品」という印象がありましたが、今作でもそれは健在です。多彩な楽曲が収録されておりながらも、アルバムとしての統一感をしっかりと感じられますし、『Voice』のサビや『Under The Sun』のギターリフ等、所々でキャッチーで分かりやすいフレーズを上手く織り込んでいる点からも、様々なジャンルの楽曲をしっかりと自分達のものにしているように思えます。


 また、これまでの彼らには無かった雰囲気の曲も収録されており、上手く「前作の焼き直し」を回避している印象を受けました。『Lit』はレッド・ツェッペリンの『移民の歌」のようなフレーズで始まったかと思いきや途中でテンポが速くなる点が面白いですし、『Sensei』は打ち込みを取り入れたサウンドに批判めいた歌詞を乗せるという攻撃的なナンバー。『Neko』はタイトル通り「猫」をテーマとした楽しげな楽曲になっています。また、アルバムの締め方に関しても、穏やかな雰囲気で締めた前作とは打って変わって、今作はそこに『Stardust』というダンサブルなナンバーが配置されており、そういう点においても、前作との差別化がなされていると言えるでしょう。


 前作と似たようでありながら、異なる点もしっかりと感じられる、ある意味『one and zero』の「兄弟」と言える本作。前作が気に入った方なら、今作も充分に楽しめるのではないでしょうか。


評価:★★★★★

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