表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

第一話 この小説の大ざっぱな設定を理解するための10の方法

 「え、えーと、どうも三条真奈です。下校中に急に誘拐されてここに連れてこられてしまったので、なにがなんだかよくわからないのですが、定期的にここに来て皆様にこの腐敗した21世紀を生き残るための様々な方法を紹介しなければ私の自宅に設置されているC-4爆弾が爆発するぞと脅されているので、家族のために頑張って紹介していこうと思います。そ、そして皆様に様々な方法を教えるにあたって自称哲学者であり、童貞を守ろうの会西東京支部書記の甲子園のソクラテス先生に来ていただいております。」


「どうも甲子園のソクラテスです。」


「ど、どうもです。」


「私もペットのスターリンの首輪に鈴をつけられてしまい、三条さんと一緒に様々な方法をご紹介しなければ鈴を爆発するぞと脅されているので、家族の為に頑張って紹介していこうと思います。」


「ええ!?、鈴って爆発するんですか!?」


「それでは本日皆様に教えてやろうと思うのは、そこまでしゃべったことのないクラスメイトの女の子に、間違えてラインの電話をしてしまった時の対処法を教えていこうと思いまスリジャヤワルダナプラコッテ。」


「スル―して始めるな!。あとスリジャヤワルダナプラコッテはスリランカという国の首都です!。」


「それでは三条さん、もしクラスの異性に間違えて電話してしまったときにあなたはどうしますか?。」


「えーと、ごめんなさい間違えて電話してしまいましたテヘペロ(>ω・)ってラインで送ります。」


「うわ、くっさ。」


「ええー!?、なんてこと言うんですか失礼ですよ!!。」


「すいません三条さん、あまりにもうららかな思春期の男子の心を弄んで告白させて盛大にふるクソビッチが送るようなラインでしたのでつい・・・。」


「ど、どこがクソビッちが送るようなラインなんですか!?。あと学生時代になにかあったんですか先生?。」


「が、学生時代ですか・・・・・・。そんなこと聞くなーーーー!!。」


「せ、先生落ち着いてください!?。」


「そんなこと菊名―ーー!!。」


「横浜線と東横線が通っており通勤や通学に欠かせないばかりか、バリアフリー化して高齢者や車いすの人にも優しい素晴らしい駅の名前を出してくるな―!!。」


「はぁはぁ・・・。」


「お、落ち着きましたか先生?」


「この世とは儚いものですね・・・。」


「急に悟らないでください!。」


「はっはっは、ちょっとした真理の探究ですよ三条さん。では先ほどの三条さんのラインのどこがクソだったかを解説していこうと思います。」


「お、お願いします。」


「ぶっちゃっけつきあってもない人に顔文字送るのはどうかと思います。」


「なんですかそのものすごい固定観念!?。」


「お黙りなさい三条さん。そういうものなのです。あとひとつ思ったんですが、間違えてクラスメイトに電話してしまうことなんて皆無だと私は思います。」


「ええー!?、根本から否定しないで下さいよー!。」


「では逆に聞きますけど、どんな状況で間違えてクラスメイトに電話してしまうのですか?。」


「問答法を使って私の中の矛盾を探ってくるなー!。」


「質問に答えるのです三条さん。」


「え、えとですね。たとえば携帯を操作してる時にくしゃみしちゃうと、つばに反応して電話がかかってしまうと思います。」


「え、三条さんってくしゃみするのですか?。女子高生はくしゃみをしないものだと聞いておりますが?。」


「昭和のアイドルがトイレに行かないみたいに言うなー!。」


「ちなみに私はばりばりトイレに行きますよ。初めて自慰行為をした場所もトイレでしたし。」


「下ネタは読者が減るからやめてくださいー!。」


「それではそろそろまじめに対処方法を皆様に教えていこうかと思います。」


「ここまで前振りだったんですか!?。」


「間違え電話をかけてしまいましたら素直に謝罪のメールを送りましょう。以上です。」


「さんざんひっぱてきて一行でおわらせるなあ!。」


「はい、それでは最後のコーナーにはいりたいと思います。それでは三条さんお願いします。」


「あ、相変わらずのスル―ですか・・・。それでは、えーと甲子園のソクラテス先生宛てに質問のハガキがきていますので回答おねがいします。」


「はい。」


「最初のお便りはゴルバチョフさんからのお便りで、先生にはスターリンというペットがいますがどういった経緯で名づけられたのですか?、回答次第ではシべりってこれ以上言うのはアウトな気がするので、自重します。」


「ふむふむ、Я хочу ее.次お願いします。」


「ええ!?、今のなんですか!?。」


「いちいち突っかからないでくださいシベリア送りにしますよ。」


「ああ、さっき私が自重した不謹慎な言葉を結局先生が言ってしまった・・・。それでは次のお便りいきます。」


「飽きてしまったのでもう読まなくていいですよ三条さん。それより私ちょっと煙草買ってきますね。」


「ちょっ先生!?。本当に行っちゃった。え、どうしよう。せ、先生が行っちゃってしょうがないので私が最後しめさせていただこうと思います。今回ご紹介した方法はあまり参考にならなかったかもしれませんが、これからも家族の為に頑張って様々な方法を紹介していくのでどうぞよろしくお願いします!。あと甲子園のソクラテス先生が書いている他の作品もよろしくお願いします。あまりおもしろくはないかもしれませんけど・・・。そ、それではまた次回お会いしましょうー!。」


 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ