第五節 期限つきの平和⑤
そろそろ一時間なので一度戻ろうと考えたリョウが城に向かい始めて数分。
壕の周囲まで来たところで偶然にも向こうからギルガメシュとリイナの兄妹がやってきた。
「おーい。ギル、リイナちゃん。奇遇だな」
「あ、リョウさん! お兄様、リョウさんですわ!」
声をかけるなりぶんぶんぶんと腕を振ったリイナが小走りに近づいてきたので、思わず子犬を連想してしまったリョウである。
これが犬なら減速なしに飛びかかられてなめ回されるところだが、さすが貴族のお嬢様は緩やかに立ち止まるとスカートの裾をつまみ上げ深々と頭を下げた。
「こんにちは、リイナちゃん」
「ごきげんよう、リョウさん」
今日のリイナは白を基調に青の刺繍が入ったワンピースを着ており、同じ色のチューリップハットと編み上げブーツを合わせている。
立ち振る舞いが洗練されているせいか、楚々としている中にも貴族としての高貴さを漂わせており、革のミニバッグを含め町歩きのお嬢様としては完璧な出で立ちと言えるだろう。
「可愛らしいワンピースだね。よく似合ってるよ」
「お褒めに与り光栄ですわ」
迎えに来た兄が何も言ってくれなかったせいもあって、本当に気合いを入れてきたリイナはやっと報われた気持ちになった。
これですれ違いで彼に会えないままだったら兄を恨んでいたところである。
「ちょうどよかった。君の部屋に行ったら出かけたというから、入れ違いになるところだった」
「ん、どうした?」
何か用事か、と首を傾げるリョウにギルガメシュは違う違うと手を振った。
彼が苦笑いなのは、先程までかなり不機嫌だった妹がリョウを見つけるなりご機嫌になったのが理由なのだが、自分も原因の一端だったことには気づいていない。
「今日、リイナと会う約束をしていてさ。城に来るにも馬車を仕立てるほどじゃないから迎えに行っていたんだが」
「だってお兄様ったら、あれから一度も家に帰ってこないんですのよ?」
「悪かったよ、本当に仕事が忙しかったんだ。……で、君を驚かしてやろうと黙ってたのが裏目にでて、部屋に行ったらでかけた後だと言われたわけだ。仕方ないので二人で行くかと城を出たところだよ」
出てきたラピスにそう言われた時の、リイナの落ち込みようは凄かった。
このまま出会えなかったら今日は最後までぶすっとしていたに違いない。
「お兄様ったら余計な気を回しすぎなんですわ! びっくりの演出よりも堅実な予定を女性は好みますのよ!」
「だってお前、前はびっくりを演出した方が印象に残るって言っていたじゃないか」
「演出、と言うからには綿密な下調べや事前調整があってのこと。失敗する可能性や、相手の好みとは異なる企ては逆効果ですわ」
あくまで演出なのですわ、と妹が指を立てると縦巻きの髪が得意げに揺れる。
口を尖らせた兄はもう少し反論してやろうと思ったのだが、目の前のリョウがにこにこしながら自分達を見ている事に気がついた。
「どうしたリョウ、ずいぶんと楽しそうだが」
「うん。仲の良い兄妹だなと見てて微笑ましくなった」
「ふ、普通ですわ! 別に私とお兄様はそんなに仲が良い訳じゃありませんの!」
「妹よ、兄は悲しいぞ。登城の前の晩なんかは寂しくて……」
「きゃーっ! きゃーっ!!」
「そんな訳でよかったら一緒に散歩しよう、まだアトゥムに来て日が浅い君を案内することぐらいはできるから」
真っ赤になってぽかぽかと叩いてくる妹に満足した兄は、本題に戻ろうと相変わらず微笑んでいるリョウに言ってみる。
ただ言い方は尋ねているふうであったが、目は妹の機嫌が大変な事になるから断ってくれるなと訴えていた。
「それとも君のことだから、地図を覚えてしまえば十分か?」
「いや、助かるよ。とくにこの後予定もないし、兄妹水入らずの邪魔じゃなければよろしく頼むよ」
「邪魔なんてとんでもないですわ!」
もともとギルガメシュの気分転換がてら、こちらから散歩に誘うつもりだったのある。
渡りに船だと頷いた彼は、フォレスト兄妹に両側を挟まれる形でアトゥムの町を見物して回ることになった。
◇ ◇ ◇
アトゥム大学、神殿、魔法学院に錬金術協会。
その他薬師や薬草師、治療師に鍛冶師、木工師など小規模の技能職集団が共用しているギルド会館といった重要施設の他、詰め所に水門などを見て回った三人は繁華街へとやってきていた。
「僕の気のせいだろうか、なんだか注目されていたような」
「噂の親衛騎士が二人で揃っているからな」
だいぶ歩いたし良い時間になったので、リイナが行ってみたいという喫茶店に向かう最中。
指さされることは数回しかなかったものの、行く先々で視線を浴びていた気がするギルガメシュが言うと、なるべく気配を空気に溶け込ませるようにしていたリョウも仕方ないと肩をすくませた。
「一度、馬車の窓から女の子が乗り出して君の名を叫んだ時は驚いたぞ」
「前に話したろ、あの人がジョースマー子爵令嬢だ」
「入城禁止になるわけだ……」
通りがかった馬車の窓が開いたと思ったら、腰まで乗り出してきた彼女が町で出会うなんて運命ですわと騒ぎ始めたので、さすがの三人も顔を見合わせるなりその場から逃げている。
幸い、ひらひらの服かぽっちゃり気味のお腹が窓に引っかかって難儀していたので追ってくるようなことは無かったのだが。
「屋台のご婦人はあらやだあらまあを繰り返していたしな」
「リイナちゃんの友達っぽい集団も居たなあ」
屋台で飲み物を買えば店主の中年女性が目を丸くしていたし、とある喫茶店のテラスの横を通りがかったらお茶をしていた少女達がリイナを見てざわついた。
中間日なので制服は着ていなかったが、年齢層も同じぐらいだったし付き添いの者も周りにいたので、貴族学級のお嬢様達だったと思われる。
「着きましたわ」
先導のリイナが立ち止まったので二人が見てみると、そこは繁華街の中に広がる異空間だった。
街路に立ち並ぶ店舗の合間にぽっかり隙間が空いていると思ったら、公園ではなく喫茶店の庭である。
植物の多い庭にあるテーブル席の間隔も広く、さりげなく配置された垣根や石像で視線が遮られるおかげで他の客を意識することのない作りになっているようだ。
奧の店舗兼室内席は小規模ながら煉瓦造りで洒落た作りとなっており、二階もテラス席が用意されているらしく、装飾が施された鉄柵の隙間からお茶を楽しむ貴婦人方やお嬢様方の姿が見てとれた。
「なんだか凄いところだな」
「ああ、学級にいたころ女子が噂しているのを聞いた事がある。ここが『憩いの庭』か」
「ええ。まだできて数年ですけれど、ご覧の通り人気店なんですの」
ちなみにこの喫茶店、ハニトゥーラ侯爵夫人の呼び掛けにアトゥム随一と名高い料理店の店主が応じてできた店であり、給仕は全員養成施設の出身、料理人は向こうで長年修行した一流とあって、喫茶店にあるまじき価格にも関わらずものすごい顧客満足度と再訪率をたたき出している。
新しいメニューが登場すればかわら版の片隅に書かれるし、アトゥム内で毎号数百部の売り上げを誇る季刊の女性向け雑誌でもなんどか特集が組まれているそうだ。
「こ、ここに入るのか?」
「そうですわ」
入り口でギルガメシュが竦んでしまったのも無理はない。
目に見える客層は九割以上が女性であり、男性はお嬢様の付き添いや夫婦で来ている中年貴族の旦那様ぐらいしか見あたらないのである。
しかもだ。
自分達に気づいた一部のお嬢様方がお喋りを止めてこちらを凝視しており、不穏な空気を漂わせ始めているではないか。
「リイナちゃんが入りたいなら良いじゃないか。二人ともよく似てるし兄妹と友達だって気づく人もいるだろう」
「それに、お母様からもその辺りはしばらく気にしなくて良いと言われていますし」
「母上が?」
どういう事だと首を傾げるギルガメシュに、お兄様も無関係ではありませんのよとリイナは言った。
「お兄様が親衛騎士になってしまわれたものですから、お兄様も、当然私も結婚相手探しが完全に白紙に戻ってしまったのだそうですの。で、しばらく時間が掛かるはずだから数年は好きにしてなさいと」
「あ~~、そうか」
おそらくはたたき売りの出来損ないから、よりどりみどりな親衛騎士へ転身した影響だろう。
最近までは結婚相手は親が決めて当然だと思っていたし、そのことについてはあまり考えないようにしていたのだが。
シリルと会ってしまったことで少し異を唱えたい気になっていたギルガメシュは、考える時間ができたのは良い事だと思ってしまった。
上が決まらないと下のことも決めづらいに違いない。
リイナももともと結婚願望が強いとは思えなかったので、自分達を兄妹と知らぬ誰が噂を流したり、リョウ相手に噂が出回ったところで別に困らないのだろう。
いや、むしろリョウが出かけていると知ったときの落ち込み様からして、それを狙って今日の予定が組まれたのではなかろうか。
「じゃあ、せっかくだし入ってみよう」
そう言う事ならとギルガメシュも納得して三人が庭を進むと、自分達を見つめながらさわさわと話し合うお嬢様方やご婦人方の姿が確認できた。
(ふふふ。噂を流したければ存分に流すといいですわ)
もちろん両手に花―――と言うよりは両手に剣の方がしっくりくるリイナとて、年頃の男女がこんなところに来る意味は十分に分かっている。
町歩きの最中にも同様の視線は浴びていたし、学級のお友達にも見られたので明日は質問責めになるのは間違いない。
もちろんそれなりの子爵令嬢の一人である自分と違って、相手が選びたい放題の二人に多少の噂が流れたところで影響が無いのも分かっている。
(それでも、私だって噂になってみたいんですの……)
兄がこうなった以上、自分に騎士の血脈保持や子爵継承の重圧が回ってくる可能性は限りなく低い。
だから母も好きにしなさいと言ったのだろうし、それならば自分で相手を見つけたっていいはずだ。
ならば候補になるかも分からないが、ささやかに名乗りをあげるぐらいはいいではないか。
自分には家族ぐるみで付き合いのある親友の妹という、他のお嬢様にはまねの出来ない優位性があるのだから。
建物に近いテラス席に案内された三人のうち、円形のテーブルを挟んだフォレスト兄妹は注文を終えると同時に息を吐いていた。
「僕、少しは注目されることに慣れたと思っていたんだが」
「お兄様とリョウさん、本当に親衛騎士になってしまわれたのですね。ようやく実感がわきましたわ」
見られるのは仕方ないにしても、もう少しさり気なくとかこっそりにして欲しい。
気づいた者達が顔を向けて遠慮なしに観察するものだから、三人に興味がなかった集団まで何事かと視線を向けてきたのである。
気のきくメイドが周囲の空いている奥まった席に案内してくれなかったら、生け垣ごしに聞き耳も立てられていたのではなかろうか。
他人の視線を気にしないリョウは一人平然としているのだが、左右の二人が気分を入れ替えたところでありがとうと言った。
「二人とも今日はありがとう。俺の案内は一段落だけど、この後なにかあるのかな」
「そう言えば、そもそも今日はリイナが城に来たいと手紙をよこしたことから始まったんだった。城は全然見ていないけどいいのか?」
三人で町歩きがしたかっただけではないだろうとギルガメシュが言うと、背筋を正したリイナは当然ですわとうなずき返す。
「ええ。でも、お茶をしながらお話を伺えれば十分ですわ」
「話って?」
「先ほどの話に戻るのですが。私、お母様から数年は好きにしなさいと時間を頂きまして」
「うん」
「貴族学級を出たら、働いてみようかと思いますの」
「……働く? リイナが?」
素っ頓狂な声をだした兄に、変な事を言ったつもりはない妹はもう一度、今度は大きく頷いた。
「ふらふらしているのは性にあいませんし。将来的にお母様のお茶会に加えていただくにも、それなりの経験や実績があった方が良いと思いまして。私独自の人脈も作りたいのですわ」
「なるほど。それで、リイナちゃんは何をするつもりなんだ?」
まさか冒険者とは言い出すまいとリョウが尋ねてみると、親衛騎士となった二人を見回した彼女は、テーブルの下でぎゅっと拳を握りしめると意を決して言った。
「……お城で働いてみたいな、と」
「城で?」
「城の仕事…」
即座に貴族の娘が就けそうな候補を頭の中に羅列したリョウは前提条件を満たしていないものを消去していくが、今のところ残るものはそう多くなかった。
「普通に考えれば文官見習いだと思いますわ。お茶会の伝手を頼ればそのぐらいできるとお母様も言っていましたし」
「うん、良いじゃないか」
文官の要職に就こうと思ったら、大学で専門的に学ぶ必要がある上に席を握っている派閥に取り入る必要があるが、結婚までの一時的な腰掛けなら十分だろうとギルガメシュは頷いた。
「私には無理だ、とは言いませんのね」
「僕でもなんとかなるんだ、リイナなら問題いだろう」
実のところ兄は昨日までの書類仕事でかなり消耗していたのだが、妹の出来の良さを知っていたのでその点は心配をしていない。
逆に同学年でも五本の指に入るリイナに心配されてしまう始末だ。
「そう言えば、お兄様はちゃんとお仕事できてますの?」
「まあ、その。……努力はしている」
胸を張って言えない彼は、各騎士団から上がってくる要望を整理し、必要に応じて改善案を考えるアーレニウスの手伝いをしているのだが、ここのところ残業続きであり夕べも二十時過ぎまで書類と格闘していたりする。
同じ新人であるリョウは会計補佐として桜花を手伝いながら、指名手配、賞金首の管理をフォートから引き継がれている上に、アントンが出る宮廷従事者との定例会に同席し始めていた。
アトゥム内で冒険者向けに出ている依頼を確認しているのは個人的な趣味だそうだが、不足している物資や野盗、怪物の出現状況などがおぼろげながら分かるらしい。
「リョウさんは……と尋ねなくてもきっと大丈夫ですわね」
「先輩方の教え方が上手でね。あとは今までの修行の成果かな」
(君のはそう言う次元じゃない)
内心思ってしまったギルガメシュのみならず、先輩達が驚愕したのが彼の書類を読み込む早さだった。
これも視覚と思考訓練の一環だなんて言いながら、山積みの書類でもあっという間に目を通してしまうのである。
前衛後衛によらず一瞬で多くの情報を把握して状況判断できる事が重要な能力なのは分かるのだが、事務仕事も訓練に結びつけてしまうのは正直真似できそうにない。
仕事を覚えるにしても一度目はやり方や考え方を教わるのだが、きちんとそれを書き留めており、同じ事を二度教わらないように気をつけているようだ。
それも単なる記録にとどまらず次に似たような事例があった時に手続き的知識として役立てているらしく、分からないときもここが分かりません、これはどうすれば良いですかと聞くことがギルガメシュに比べて少なかった。
聞くときもこの件ですがこうすればいいでしょうか、ああすればいいでしょうか、似たような件があったので倣えばよいでしょうかと一応自分の考えを述べるため、尋ねられた桜花達もそれで良いとかこういう前例や文化があるからそれに倣えとか答えやすいとのこと。
事務仕事でも差を見せつけられたギルガメシュが、リョウは自分と違うからと言い訳するのは簡単だったが、なるべく一緒にいて自分を高めると誓った身であるのでどういうふうにしているのかを尋ねてみたところ。
アーレニウスとギルガメシュの両方から仕事の内容ややり方を聞いた彼は、一つ助言をしてくれた。
「俺も親父の受け売りなんだが。原理原則は学ぶ物、判断は経験で行うものなんだそうだ」
「どういう事だ?」
「例えば商人は、物の取引でなるべく安全にできるだけ大金を稼ぐのが原理原則。ただすべてが安全で確実な取引かと言うとそうじゃない。多少の危険を冒してでもより利益を求めるか、安全を取って低い利益で我慢するか。その辺は時勢や状況、実力に応じた経験を繰り返して判断基準を身につけるもの、ということらしい」
「でも例外はあるだろう?」
「例外やら特例やらは上役や責任者に投げろってさ」
「なるほど。騎士団の目的は国王の資産を守ることであり、運営資金は税金でまかなわれる。その目的に反したりそぐわない物はお話にならないし、目的に沿ったとしても費用対効果で判断すればいい。判断基準は過去事例から学ぶ、と言うことか」
「あとは何かの工夫で費用対効果を改善したり、既存のものでも効果が薄い物を見直したりそぎ落としたりとかかな」
各騎士団からの要望に対し、毎回アーレニウスに判断を仰いでいたギルガメシュが、これまでの自分の質問は質問にもなっていない事に気づいたのがそのときの話。
さっそく見習い始めたものの慣れないやり方のため余計な時間が取られているのだが、熱意と真剣さと持ち前の集中力で少しずつ成長している最中だ。
「もちろん騎士にはなれませんし、メイドなども無理ですわ。司祭や魔法使いと言うわけでもないですし、文官ぐらいしかなりようがないと思ったのですが……」
お城に入った二人からしてどうでしょうかと、紅茶のカップをソーサーに戻したリイナの問いに、腕を組んでいたリョウも同意する。
「魔導師と司祭は四位以上の職階が必須だね。治療師や錬金術師のように明確な職階がない技能職も、ちゃんと師匠について学んでいないと駄目だと思う」
「実は少しだけ錬金術師にも興味があったんですの。人々の暮らしをよくする仕事って素敵だなと思いまして」
セッケンによる洗濯、風呂事情の劇的改善に感動を覚えた者は多く、リイナもその一人であった。
ただ一口に錬金術といっても非常に雑多、混沌な世界で、簡単に言うと二つ以上の物質をどうにかして新しいものに作り替える技術なのだそうだ。
有用な技術は他国に売れるほか、人々の暮らしに直結する成果も多い事からここ数百年注目を浴びている部分でもあり、ギュメレリーでも錬金術協会には多くの予算が割り当てられている。
いくつもの流派があり、男性が一生の仕事とするならば今から学び始めても決して遅くはないのだが、女性の結婚までの一時的なものとなると時間が足りないのは明らかだった。
縦巻きの髪をいじるリイナが残念ですわと呟くと、テーブルを乱暴に叩いたギルガメシュが厳しい声でいった。
「錬金術は駄目だぞ」
「お兄様? どうしたんですの突然」
「いいかリイナ。他の何を目指しても僕は応援する。だが錬金術師だけは駄目だ」
「何かあったんですの?」
「あはは。この間、城の研究室でさ―――」
城に入る前は自分と同じくセッケンに驚いていた兄が、錬金術を嫌っていた記憶はない。
今まで見たことがない形相にリイナが驚いていると、おかしそうに笑っているリョウが先日城でなにがあったか話してくれた。
次回 研究室回想から




