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~中学の教室にて~
この章はテストを兼ねたラクガキなので
本編を楽しみたい方は
プロローグ 通学路にて からお読みください。
「なぁ、お前 知ってるか?」
「何をだよ」
「都市伝説」
「で、どんな話なの」
「金色のカミが家に届いたら、
入試なしで名門校に入れるらしいぜ。」
「え、マジで!? どこに入れるん?」
「よく覚えてないけど、30弱の学校があるらしいぜ。」
ふーん。
「あ、そういえば世野とか…
「それ本当かよ!
あの世野だぞ!! ありえねーし」
「いやいや、うちの先輩にも一人h──
「何おもしろい話してるの?」
「なんだお前かァ。
ああ驚いた。
ああ心臓に悪い。」
「何よ!ひとを幽霊みたいに言わないでよ。」
「それより続き続き」
「…あっ、ああ、それでな───