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し合わす  作者: 佐伯
7/14

S&

「学校燃やさない」

その言葉に凄くドキドキしたんだ。


僕は正直、根暗で、自分でいうのもなんだけれど、生きている意味なんてないと思っている。だいたい生きるてなに?勝手だよね。こんな窮屈な世界にどうしょうもない能力で産み落として、頑張れって、

頑張れって……。


誰もが理解しているが、(してるのか?)ゲームみたいに対等な条件でこの世に生まれてはいない。

難易度の選択をする事は出来ない。


だから『頑張れ』ってなに?

努力ってなに?イージーモードの奴らに追いつこうと足掻く事。

……。



「ねえ」

同じクラス、イージーモードの坂井さんが俺の背中を突つく。振り返ると西日が目に入る。目を細めると、坂井さんの顔がようやく見える。

「ねえ、お前さ。生きてて楽しい?」

「……」


「なあ聞いてるだろ」


口の中が干上がる。かっ、と喉が鳴る。


「なあ、私とやりたい?」

「……」

「てめえ無視すんなよ」

平手が頬に当たる。

いたい。


「……やりたい」

僕は、正直に思った。

頬に当たった指にさえ興奮した。

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