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繰り言・戯れ言・独り言

作者: 松浦 慶

もう息が詰まりそうだよ本当に。感情鈍麻・離人感が甚だ。昨日、元同じクラスだった冴えない同級生と過ごした放課後が懐かしかった。何些末なことに対して感傷的になってるんだか馬鹿みたい…。

いつも気にならないことが時々無性に気になって何でもない時も常に恐怖が付きまとう。例えばある時は全然寂しくない。けど今日は苦しい程に寂しい。この差は一体何だろう?


僕の浅はかな考えが災いしてある友人と一線を越えてしまったつい最近。傷着けたかもしれない。そしてまた誰かを傷着けるかもしれない。また誤解するかもしれないし、或いはさせるかもしれない。杞憂に捕らわれて何もできない。

腹を割って話せる相手がいない。不思議。こんな沢山の人間がいるのに気の合う人間なんてほんの一握りどころか皆無じゃないか。だからその不思議は最早切ないね。

冗談との線引きが曖昧な悪口。聞くに耐えない。発狂しそう。自分のことでもないのに仮に何も知らなかったら自分も同調する癖に。でもそれを禁止したら人は笑えなくなるよね?それも全く酷な話だよね?でも時々言ってやりたい。そいつにすらなれない奴が何生意気なことを抜かすか、ってね。


とりとめのない話。吐いたら迷惑。けど吐かないといつかもっと迷惑になるとかいう言い訳。そんな言い分赦して良いわけ?言外に真面目…。笑えない。数人ましてや2、3人で分かち合うには重い。でも演じるのも馬鹿らしいし破綻する。厭だったら正直にそう言って欲しい。じゃないと相手が見えなくなるまで吐き続けるから。僕はそういう自分本位な人間だから。見えない暴力で疎まれてきた怪異だから…。だから?自惚れてんの?そうだよ。自惚れと自己嫌悪って紙一重なんだってやっと分かってくれたね。自分が嫌いって言う奴は本当は過剰なまでの自己愛者って気づいた?何が言いたいかさっぱりだって…。甘えてんだよ。でも甘えたいから甘えますなんて言う人どこにもいないんだよ…。でも甘えに飢えながらそれを主張出来ないやつはいつか破滅するんだよ。そっちの方が寧ろ潔いかな?第一その手綱加減もわからない。いつもどっちかに暴走して終わる。愚かだよね全く。死ねばいいよね。


死にますとも。時期がくれば誰だって嫌でも死ねるよね。それってある意味で希望と呼べない?そうじゃない??ねぇ、聴いてるお隣さん。汝隣人を愛せよ。その台詞陳腐だって?陳腐は翻せば核心を突いたことの発露だってば。自分を愛せないろくでなしが他人を愛せる訳無いってご尤もじゃないですか。では今夜はこんなところでお開きにしましょう。夢で遭ったらどうか僕の首を絞めてください。そうすればもっと素敵な夢が見られますからね…。

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