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能力測定
「ハッハハ~ワラエンナ~学園長」
学園長の言う事には、今回の事件は魔物の能力らしい。
以前、学園長が仕留め損ねた魔物の復讐みたいな物らしい。
能力は洗脳。
「それくらいにしてあげなよ。陽一~」
「ん~。レインがそういうなら・・・」
そうして学園長の机から手を離す。
すると冷や汗を搔いていた学園長が口を開いた。
「で、では能力測定とスキルカードを。」
「スキルカードぉ?」
陽一はこの世界、いや日本の末端の存在であり、中心である。
とりあえず簡単に説明すればまぁ何も知らないということだ。
「知らないのか。まぁいい後で補足説明を入れといてやる」
ちなみに学園長は男だ。
「とりあえず、能力測定だ。そこのスキルカードに手を触れてくれ」
ゆっくりと手を伸ばす。
そこに躊躇は一切ない。
するとカードは光に包まれ、文字と陽一の顔写真が。
「「「これは・・・」」」
「俺ってやっぱり能力失ったんだ」
真神陽一
無能力者
称号 神殺し
「突っ込む所違うでしょ」