詩 潜むカイ?
潜むカイ?
君も隠れるカイ?
誰かの目が気になるのカイ?
さらさらの砂の中
ちょうどいい感じの暗さ
暑すぎもなく 寒すぎもない
ぱぱっと隠れちまおうぜ この砂浜の中に
潜むカイ?
一緒に隠れるカイ
波の音を聞きながら
誰の視線もない場所へ
カイは良いぜ
とっても良いぜ
分厚く 逞しい殻の中
安全地帯で 真っ暗闇だけど
殻の中に こもってしまえば
砂の中に 潜ってしまえば
誰の視線も関係ない
「ストーリー」
人の視線が気になる?
それならカイになっちまわないカイ?
カイはいいぜ。
なにせ、潜むのが日常だからな。