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氷泊戦記

作者:しぇがみん
 ある朝、冴えない少年「堀島朔良(ほりしまさくら)」は早く目を覚ました。
 憂鬱な日々をどうにか脱したい、そう少年は考えつつも、結局体が動くことはなかった。
 今朝は珍しく足取りが軽く、駅の周辺まで足を運んだが……。
 いきなり、雷に打たれたかのような衝撃が走った。

 頭から全身を駆け巡る痛みに悶え、しばらくうずくまっていると、一つの「違和感」に気がついた。

 音が無い。
 喧騒が、足音が、本来あるはずの音が、一つも無い。

 鼓膜が破れた?否、小鳥のさえずり、自らの苦しむ声は嫌と言うほど耳に入ってくる。

 少年は、恐る恐る目を開けた。

 人が、動いていない。

 確かに脱した、憂鬱な日々から。
 だが、変わったのは世界の方だったようだ。


※なろう、カクヨム同時投稿作品です。
激突
2025/05/30 18:00
相棒
2025/06/06 18:00
突然
2025/06/13 18:00
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