第4章-登場人物【挿絵】
・プリンセス・エスメラルダ
24歳。ロンバルディア教国第一王女。孤児院の出身で先代女王の養女となる。
絶世の美貌と稀有の聡明さから、臣民の人気と支持を得る。
先王の急逝後に発生した内乱を鎮圧し、新女王としての地歩を固める。
・サミュエル・ドゥシャン
22歳。盲人で、光の術者。
教国内戦に先立つ暗殺事件において、プリンセスを刺客から守る。
唯一の身寄りである姉を失ってのち、王宮にて保護される。
・エミリア・マルティーニ前近衛兵団長
28歳。プリンセス・エスメラルダが王宮入りした頃からの無二の側近。
プリンセスにとっては自らの半身も同然の股肱の補佐役。
プリンセス・エスメラルダの暗殺未遂に際し、毒矢で左腕を失う。
・アンナ近衛兵団長
近衛兵団の団長。
・ヴァネッサ近衛兵団副団長
24歳。近衛兵団のナンバー2。プリンセス・エスメラルダと同じ孤児院の出身。
プリンセスに絶対の忠誠と信仰心を抱いている。
・アンドレア近衛兵団十人長
アンナの兄。
・ルース近衛兵
15歳。エミリアが左腕を失う重傷を負った際、看病と介助に努めた。
・ドン・ジョヴァンニ
46歳。大陸各国を渡り歩く傭兵団長。ドン・ジョヴァンニは自ら名乗る通り名。
オクシアナ合衆国特殊部隊出身。ゲリラ戦術の名人で漁色家。
ロンバルディア教国の内戦で殊勲の手柄を立てる。
・枢密院議長マルケス侯爵
文官の最高位で事実上の首相。
かつてプリンセス・エスメラルダの政治学の家庭教師を務めた。
・神官長ロマン女史
36歳。控えめだが教養と実務に優れた才媛。
決して笑顔を見せないため、通称「仮面の女」と呼ばれる。
・神殿騎士団長ジョシュア・ランベール将軍
25歳。神殿騎士団警備隊長としてプリンセス・エスメラルダ暗殺事件に対処する。
若いが冷静で武勇に恵まれ、男性として初めて神殿騎士団長に抜擢される。




