第3章-登場人物【挿絵】
・プリンセス・エスメラルダ
24歳。ロンバルディア教国第一王女。
絶世の美貌と稀有の聡明さから、臣民の人気と支持を得る。
自身の暗殺未遂後に発生した内乱を鎮圧し、新女王としての地歩を固める。
・サミュエル・ドゥシャン
22歳。盲人で、ファエンツァ近くの山林に姉のリリアンと暮らす。
・リリアン・ドゥシャン
聾者で、ファエンツァ近くの山林に弟のサミュエルと暮らす。
・エミリア・マルティーニ前近衛兵団長
28歳。プリンセス・エスメラルダが王宮入りした頃からの無二の側近。
プリンセスにとっては自らの半身も同然の股肱の補佐役。
プリンセス・エスメラルダの暗殺未遂に際し、毒矢で左腕を失う。
・アンナ近衛兵団長代理
エミリアの負傷に伴う後任として、近衛兵団長代理となる。
・ヴァネッサ近衛兵団副団長代理
24歳。近衛兵団のナンバー2。プリンセス・エスメラルダと同じ孤児院の出身。
プリンセスに絶対の忠誠と信仰心を抱いている。
・アンドレア近衛兵団十人長
アンナの兄。
・第一師団長ラマルク将軍
ロンバルディア教国軍第一師団長として実戦指揮官の最高位にある老将。
豊富な経験と冷静な判断力を持ち、名将のなかの名将と称される。
・第三師団長デュラン将軍
攻守と智勇のバランスがとれた良将。
大義を信奉し、忠誠心に富む。
・第四師団長ラモン・グティエレス将軍
45歳。新設が決定された第四師団の師団長。
・ドン・ジョヴァンニ
46歳。大陸各国を渡り歩く傭兵団長。ドン・ジョヴァンニは自ら名乗る通り名。
オクシアナ合衆国特殊部隊出身。ゲリラ戦術の名人で漁色家。
ロンバルディア教国の内戦で殊勲の手柄を立てる。
・枢密院議長マルケス侯爵
文官の最高位で事実上の首相。
かつてプリンセス・エスメラルダの政治学の家庭教師を務めた。
・神官長ロマン女史
36歳。控えめだが教養と実務に優れた才媛。
決して笑顔を見せないため、通称「仮面の女」と呼ばれる。
・神殿騎士団長ジョシュア・ランベール将軍
25歳。神殿騎士団警備隊長としてプリンセス・エスメラルダ暗殺事件に対処する。
若いが冷静で武勇に恵まれ、男性として初めて神殿騎士団長に抜擢される。
・コンスタンサ王女
ロンバルディア教国第三王女。
臆病で小心な性格。有力王族として教国東方のアルハンブラ地方を領有する。
ロンバルディア教国の内戦に際し、プリンセス・エスメラルダに庇護を求める。




