第29章-登場人物
・サミュエル・ドゥシャン
25歳。光の力を持つ盲人の術者。
スミンに闇の術を施され、教国のクイーン・エスメラルダ暗殺に利用される。
術者レティによって闇から解放され、ミコトの勧めで力の継承を目指す。
・ミコト
25歳。十常侍ヤノ家の一門で、王国内の政変後はロンバルディア教国へ亡命する。
母が術者の末裔であったが、ミコトは導きを受けられぬままに母を亡くす。
教国のクイーン・エスメラルダにサミュエルを託され、ともに力の継承を目指す。
・アオバ
26歳。ミコトに仕える侍女で、ヒュウガ流忍者の頭領ミナヅキの娘。
ミコトとサミュエルを、故郷であるアマギの里へと導く。
因縁のある父ミナヅキを討ち、里を脱出してミコトらと合流する。
・ミョウコウ
ヒュウガ流忍者で、聴覚を失っている。
頭領ミナヅキの命でミコト一行に従う。
・アリサ
16歳。ミコト一行がポリャールヌイの地で出会ったミハイルの孫娘。
ミハイルの勧めもあり、一行と行動をともにする。
・サギリ
アオバに従う犬。
・クイーン・エスメラルダ
28歳。ロンバルディア教国第66代女王。孤児院の出身で先代女王の養女となる。
絶世の美貌と稀有の聡明さから、臣民の人気と支持を得る。
帝国軍攻略の親征を起こし、ヘルムス政権を打倒、帝国政府を降伏に至らしめる。
・エミリア・マルティーニ宮廷顧問官
32歳。クイーン・エスメラルダが王女として王宮入りした頃からの無二の側近。
クイーンにとっては自らの半身も同然の股肱の補佐役。
クイーン・エスメラルダの危機を幾度も救い、忠義を尽くす。




